
先週末は大忙しだったようです。2月17日(金)はマリンFMに出演。横浜芸妓組合や直近のイベントの紹介などトークしたり、原三溪が作詞した「復興小唄 濱自慢」を歌ったりと、私はガラス越しにスタジオの中の様子を拝見していました。音声は通路にあるスピーカーから流れています。
そして2月18日(土)と19日(日)は、杉田妙法寺で開催された「杉田梅まつり」に出演。舞台は緋毛せんを敷いた本堂の階段です。里神楽加藤社中ともコラボして、たいへん面白い演奏と踊りでした。
本堂前に集まった観衆で超満員
照水梅も半分以上は咲いているみたいです♪
杉田小学校MDS金管バンドの演奏
上から眺めると、やはりすごい観客ですね。
いよいよ横浜芸者の登場です。曲目は「梅は咲いたか」。
♪梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳やなよなよ風しだい
山吹や浮気で 色ばっかりしょんがいな
♪あさりとれたか蛤やまだかいな 鮑くよくよ片想い さざえは悋気で角ばっかりしょんがいな
♪柳橋から小船を急がせ舟はゆらゆら波しだい 舟から上がって土手八丁吉原へご案内
この曲って、美空ひばりも歌っていたんですね。ちょっと聴いてみましょう。 ←クリックしてね。
曲目は忘れた……
獅子舞も登場。楽器には琴も加わっています。
大黒様が登場。右端でお獅子は待機。その後ろには芸者のお姐さんたち。
獅子の口の中から、こんな垂れ幕が出てきました。
七福神が全員集合 芸者衆はキツネのお面をかぶっています。
右端は大黒天、その後ろの怖そうなのが毘沙門天、真ん中で楽器を持っているのが弁財天、釣り竿を持っているのが恵比寿天。
恵比寿天が釣りを始めました。獲物は「第59回いそご文化資源発掘隊」のチラシでした。
1杯300円の樽酒。引換券で当たりが出ると芸者とお座敷遊びができます。あるいは2杯呑んでも同じ。
ゲームの名前は「金毘羅船々」。こんな遊びです。 ←クリックしてね
最後は団扇太鼓。笛の音に合わせて太鼓を叩きながら行進します。
牛頭天王殿へ登っていきます。この日はお祭りということで、扉を開けて中を見せていただくことができました。
妙法寺に隣接する開山堂も開放。中では歴史資料の展示が行われていました。
歌川広重の浮世絵です。妙法寺の後ろにそびえる牛頭山山頂から見た風景だそうです。
花名所東百景。杉田之梅林遠望。
ということで17日から19日まで、いろいろと楽しませていただきました。ありがとうございました。
さて、芸者衆は3月15日(水)14時から杉田劇場で開催される「第59回いそご文化資源発掘隊」にも出演します。第1部は花街研究家・山岸丈二さんによる講座「横浜の遊郭と花柳街――磯子にあった花街と芸者の歴史を追って」です。
第2部では横浜芸者による演奏やお座敷遊びの披露。出演は横浜芸妓組合の皆さんです。
詳しくは磯子区民文化センター杉田劇場のホームページで (^^♪
by うめちゃん
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