
2月24日に開催した座談会「旧杉田劇場の思ひ出」。このときの様子がJ:COMテレビのニュースで放映されました。

現在の磯子区民文化センター杉田劇場の壁にかけてある「旧杉田劇場」の写真。
これは昭和21年の正月にオープンしました。

旧劇場はここに建っていました。JRの高架下にあたります。

座談会には60人の観客が集まりました。参加希望者が殺到し、定員に達したためお断りせざるを得なかった方々もいらっしゃいました。

司会は磯子区民文化センター杉田劇場の中村館長。

この日は、旧杉田劇場を使って学芸会をやった経験のある水野さんと田中さん、そして美空ひばりと一緒に遊んでいた関フミ子さんの3人が昔の思い出を語ってくれました。

昭和27年の浜中学校学芸会で「勧進帳」に出演した水野さん。

同じ学芸会で「安寿と厨子王」に出演した元鮮魚店「魚七」の鈴木さんが、劇を終えたあとの集合写真を持ってきてくれました。

旧杉田劇場では市川門三郎や市川雀之助といった一座がたびたび公演していました。そして、この日は、なんと! その市川雀之助のお孫さんが新潟から駆けつけてくれました。

旧杉田劇場では劇団「葡萄座」がたびたび公演を行っていました。第2回の「浮標」(1946年11月)から第16回の「彦市ばなし」(1956年4月)まで、毎回3日連続での舞台でした。
ちなみに、それから半世紀後の2005年に第143回公演、2006年に第144回公演、2007年に第146回公演も行っています。

休憩時間中には、参加者が壁に貼られた当時の広告や、葡萄座のポスターに見入っていました。
このあとは参加者から懐かし思い出話などをお聞きしました。
詳しくは杉田劇場ホームページの特設コーナーで。
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