12月3日
車の故障で午前中は西条へ!
午後、正月準備にしめ飾り作り。
初詣考の続き
あくまでも一神職としての考えでありますから、と前置きして
「年末に参拝しても問題ない」という神社側の声・・・参拝には問題はないでしょう!ただし、そういう風習を恣意的作ることに問題はないのですか?
何故、正月気分にもならないのに参拝を「促す」のでしょうか?
多くの方が感じると思われる、師走の慌ただしさと、凛とした静謐な空気に替わる元旦の違いを感じる前に参拝を促す本当の理由はなんでしょうか!
太陽の力が一番弱くなる冬至さえ、まだ来ていないのに初詣の前倒しを行うのって、新嘗祭(昔は冬至近辺で行われていた)を迎えずに正月を祝うようなものでしょう!
幸先詣推奨神社では、鏡餅を師走にお供えするのでしょうか?
年末に幸先詣を促すならば、大晦日の大祓も幸先大祓として12月前半にするのでしょうか?
しめ飾りを正月用に飾るのも正月様(歳神様、ご先祖様、田の神様)をお迎えするためのものでありますが、幸先にしめ飾りも飾り早めに正月様をお迎えするのでしょうか?それを誰が決めるというのでしょうか?そんなこと神社側で決められる問題ではないですね。
家内安全祈願、厄除祈願が正月から立春の間に多いのは、やはり昔の風習があるからこそでありますが、幸先よくすすめている神社は、これらの祈願も師走にすすめているのでしょうか?
どうも、一般人の立場で考えますと、「やっぱり歳明けてから・・・」「コロナで日本の風習をここまで壊すのはいささか・・・」と二の足を踏むのではないでしょうか?
結局、何故、12月参拝を促す必要があるのか、神社関係者以外はわからないのではないでしょうか?そう、「神社の何らかの事情」があるからではないでしょうか?
初詣とは新年になって初めて神社やお寺に参拝することなんですから、旧正月(来年は2月12日)が過ぎて参拝しても、その人によっては、いい意味で初詣となるにもかかわらず。(幸先という言い方からすると後は不幸ってことに・・・そんなこと神社側で言い切れるはずがない、言葉遊びで人を惑わせているのではないかとも思ってしまいます)
伝統を守るのならば、令和3年は家で正月様とゆっくりお過ごしくださいということが伝統を守る神社の立場ではないかと思うのです。
最近の夏詣といい、どうも恣意的な風習が作られていく今日この頃!
「神職は、使命遂行に当って、神典及び伝統的な信仰に則り、いやしくも恣意独斷を以てしてはならない。」(神社本庁憲章)
いい意味で、コロナウイルスは人の心を表にださせる術をもっているのかもしれません!
他の神職等から圧力がかかったときは、今日の記述は削除せざるをえないかもしれません!小心者ですから、あしからず!それも御神意かもしれませんし(笑)
そのときは、誰から圧力がかかっただけは掲載したいなあ・・・と思っています。
お知らせ
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祭典・行事予定
※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。
12月31日 午前10時 歳末祭並びに大晦日の大祓
1月 1日 午前 8時 歳旦祭
1月 3日 元始祭
1月 7日 昭和天皇祭遙拝
1月15日 古神札焼納祭
(※大晦日、正月3が日のご朱印は受け付けていません)
岡田宮司さんの「初詣考」にある
「旧正月迄にしては?」の案で一安心。
三が日は家族とのんびり過ごし
心が落ち着いてから参拝に行きたいと思います。
ありがとうございます😊
宮司さん、ルポさん、ありがとうございます。
どうぞ、新年を迎えて良い日と自分が思われる日に御参拝ください。思ったときが良い日です。
正月三が日にこだわる事無く、神様にお礼を申し上げに参拝することを目的に密に配慮しながら詣出るべきだと思います。