おやじなミュージックライフ

JAZZ FUSION AOR ギター そして愛猫CIELO&CHIBIとおやじの日々

FERRE兄弟

2006-03-03 | ジプシー・スイング
ジプシー・スイングの特徴として、家系的コミュニティから続々とミュージシャンが輩出され、親から子へ、兄から弟へというふうに音楽が伝承されて行くことが挙げられます。
ジャンゴ・ラインハルトの共演者であったマテオ・フェレを父親に持つフェレ兄弟もその中のひとつです。
兄のバーローは7歳の時にチャーリー・パーカーなどのソロをギターでコピーし、8歳の時には最初のリサイタルを演っていたという天才です。しかも、クラッシック(特にバッハ、マーラー、バルトークに傾倒)やJAZZ(カーラ・ブレイやトリスターノ派に傾倒)を研究したこともあり理論派の側面も持っているようです。
リズム・ギターである弟のエリオは当初、父からギターを習い15歳頃から本格的にJAZZを演奏するようになりました。
彼らの演奏スタイルは、ジャンゴ・スタイルがベースになっていますが、ジャンゴの曲よりも、どちらかといえば、バップ・ナンバーやリー・コーニッツ、ディヴ・ブルーベック等JZZの曲を多く演奏しています。演奏スタイルはジャンゴ系特有の弾きまくりで、緊張感あふれるソロを聴かせてくれます。


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