おやじなミュージックライフ

JAZZ FUSION AOR ギター そして愛猫CIELO&CHIBIとおやじの日々

ヘヴィ・ウェザーな人生

2006-02-09 | クロスオーヴァー&フュージョン
天才ジャコ・パストリアスがウェザーリポートに参加した第2作目で、彼がNO.1ベーシストの位置づけを確保したアルバムです。
また、ウェザーリポートで最も売れたアルバムです。
はっきり言って、これは、ジャコパスのリーダーアルバムと言ってもよいでしょう。当時の彼のベースは、本当に最高でした。
また、彼は、ウェザーリポートに参加する前はパット・メセニー、そして脱退後はビレリ・ラグレーンというように、素晴らしいギター奏者ともセッションしていました。(パット・メセニーの曲にも「ジャコ」ってありますね。)

しかし、彼の心の闇は、すさんだ晩年&死をもたらしてしまいました。

ジャコパスが亡くなる前の年のスイングジャーナルに、上半身裸でホームレスのような格好をしていた彼の写真が掲載され、涙したことがあります。晩年の彼は、商売道具のBASSも持っておらず、昔の音楽仲間に金をせびりまくって生活をしていたとか・・・・故に、出入り禁止になったライヴハウスもあるとか・・・・かつての音楽仲間である、ピーター・アースキンスとかが彼の飲酒癖をやめさせようと説得したけどダメで、結局、クラブの用心棒に殴られ亡くなってしまいました。(涙)
近代BASSの神様に合掌



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4 コメント

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天才は短命 (ふう)
2006-02-09 21:04:10
JACOは「天才べーシスト」の代名詞ともいえるべーシストですよね。

私もこの「ヘビーウェザー」は何度も聞きました。



いろんなべーシストがジャコに追いつこうと必死になって練習するそうです。



かのマーカスミラーは2年間、ジャコの1stソロアルバムをターンテーブルから下ろさなかったそうです。

彼もジャコに追いつこうと必死になって研究したそうですが途中で止めたとか。それがいかに無駄なことであるかが判ったそうです。



ジミヘンもそうですが、天才って短命なんですよね。
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皆、JACOが基本 (やま)
2006-02-09 21:35:41
>ふうさん

あのマーカスでさえも2年間も聴き続けていたとは驚きです。

超絶技巧FUSIONとか呼ばれているグループとかのBASSって上手いんですが、聴いても、な~んだって感じなんですよね。そう、結局はJACOが基本(パクリというとまずいので)のスタイルなので。

ジョニ・ミッチェルのLIVEDVDを良く観るんですが、もの凄く緊張感&遊び心のあるプレイで興奮します。あぁ、こりゃ、早死にするのも無理ないなというほどの凄さです。

でも、残念ですけど天才は早く死んじゃいますね。
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初投稿っやんね (ヒグシン)
2006-02-10 10:55:16
初カキコです。いつもご教授ありがとうございます!

おっと今回はJACOですか!!

私もBASS(ロック系ブリブリ)やってました。

JAZZにはうといのですが、高校時代に知ったあのルックスと、どちらかいうとロック的な生き様(死に様か)に興味を持ったものです。ロック畑の人間にも影響与えたという希有な存在でもあるのではないでしょうか。

かくいう私もプレイというより、東海のジャズベ買ってピックガード全部とっぱらって、わざとキズつけたりして......(恥)

でもこのあたりから私も3本指弾きうまくなったちゃんねー!!



残念ながらまだブログやってませんが、またカキコするけんねです。





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どうも! (やま)
2006-02-10 11:41:28
>ヒグシンさん

おおっと、懐かしい九州の香りがしますねん。(笑)

そうですね。最初は、ベースのプレイ・スタイルより、ベースギターのルックスにむしょうに魅かれるんですよね。そして実際にプレイを聴いたら、こりゃすごか~ってなるんですよねん。



あはは、tokaiをモディファイっすか!その気持ち、よ~く解りますよん。あたしは、学生時代、グレコJBのフレット&ピックガードをはずしてましたのでねん。(笑)
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