おやじなミュージックライフ

JAZZ FUSION AOR ギター そして愛猫CIELO&CHIBIとおやじの日々

エバーハルト・ウェーバーのカラーズ・オブ・クレイ

2006-02-07 | JAZZ&ECM
朝、起きてカーテンをあけると窓の外が真っ白でした。こんな、白い日は「THE COLOURS OF CHLOЁ」を聴けば、風景もいろんな色に見えるかも

ドイツ人ベーシストEBERHARD WEBERの処女作で、1974年ECMレーベルよりリリースされました。この作品は、JAZZというよりは現代音楽的なアプローチで、全編に流れるシンセサイザー&ドラムを基本とした中に、彼のBASSが自由に動き回るというコンセプトのようです。だだ、SOLOのとり方が、単に弾きまくるのではなく、言葉では表現しづらいのですが、まるで、画用紙に、色を塗り込んで行くような、そんな雰囲気がします。そして出来上がった作品がヨーロッパの風景画というように。
また、音の間のとり方が独特で、近年物のアコースティックな癒し系サウンドとは全く異質な音楽です。

現代音楽といえば、不協和音があって非常に解りにくく(気持ち良くないサウンド)敬遠されがちなイメージですが、このアルバムは、比較的解り易いフレーズが全編に渡り流れていて、軽快なリズムに載った、彼の素晴らしいBASSSOLOもあり、あくまでも現代音楽ではなくJAZZがベースになったECMサウンドになっております。
音楽の絵画系レーベルECMの名盤です。


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