タル・ファーローの高速ギター

ここんとこ、寒さが厳しい日が続き体の動きも今一です。水も冷たいので夏場より手を洗うのが辛い感じがします。案外、ノロ・ウィルスの感染もこんなささいな事が原因かもしれませんね。
JAZZ　GUITARと言えば、真っ先にTAL　FARLOWと言いたくなるぐらい彼のプレイは素晴らしいですが、そんな彼のプレイに初めて出会ったのが、このRED　NORVOとの共演です。兄貴が欧州旅行した時に購入したSAVOYの仏盤で、聴いた瞬間から彼のドライブ感溢れる高速ピッキングとメロディックなリック、バッキングのコード展開の斬新さにやられてしまいました。TALといえば、湯水の如く溢れ出るソロ・プレイがイメージにありますが、このTRIOのリーダーはRED　NORVOということもあり、彼のバッキングに回った時のプレイが良く解る作品です。彼のコード・ワークも凄く格好良いですが、なんせ56年も前の録音なので、ＣＤなのにレコードの様な音質です（笑）もっともレコードでさんざん聴いた音源なので、あたしには違和感はありませんし、内容も素晴らしいです。