おやじなミュージックライフ

JAZZ FUSION AOR ギター そして愛猫CIELO&CHIBIとおやじの日々

デューク・ジョーダンの枯葉

2006-12-21 | JAZZ&ECM
枯葉のピアノトリオ演奏の第3弾は、あたしの超お気に入りのDUKE JORDANのVerです。
このPlays Standardsは1983年に、彼の第2の故郷であるコンペンハーゲンで録音されました。73年に発表されたFlight to DENMARKの続編的な触れ込みで某レコード店の企画で作られましたが、内容は73年とは全く違うもので、哀愁よりインタープレイが多く、なんか、プレイヤーとしてDUKEの最盛期のような演奏です。ノリノリで軽快に弾きまくる音に、当時、60歳を過ぎた老いは全く感じられません。サイドメンも当時20代ながら素晴らしいサポート&ソロを披露し、このアルバムを大いに盛り上げています。
バラードやメジャー系のミディアム・テンポにおけるピアノの音が、また、渋いTONEで、彼の暖かい人柄がにじみ出てくるようなほっとした気持ちにさせます。こんな音で弾くピアニストは彼とフジコさんぐらいかなん?!(笑)
殺伐とした日本の師走は、DUKEのピアノでも聴いて、芋焼酎お湯割りでも飲めば、憂世も忘れることでしょう。


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