
久しぶりに都区内のブラブラ歩きです。
土曜日ですので、築地場外市場を見学です。日比谷線の築地駅を出ると、すぐに築地本願寺があります。
このお寺は珍しくインド寺院を思わせる意匠の寺院です。
お彼岸ということもあり、中ではお彼岸の大法要を行っていました。
さすがに大きな寺院ですので、お坊さんも沢山読経をしていました。
また、この寺院は仏教寺院としては大変珍しくパイプオルガンが設置されており、コンサートも開かれているとのことでした。
仏教施設とパイプオルガンとのミスマッチ的な組み合わせですが、インド仏教であればシルクロードを経てやってきているので、西洋文化との融合もまた然りかと思いました。
さて、本願寺を出て、晴海通りを過ぎると、築地場外市場に到着です。
本マグロの初競りで有名な「すしざんまい」の看板も大きく設置されており、市場内には本店をはじめ、多くの店が出店されています。
ちなみに本店は朝早くから既に行列ができていました。
市場に入ると、すでに立ち食い寿司屋など行列ができており、大変な賑わいです。
路地をまがったところでは、マグロの解体・販売も行っており、中国からの団体客がマグロの前でポーズをとって写真を撮ったりしていました。あまりふざけて職人に刺されなければ良いのですが・・・
結構良いマグロですが、やはりお値段も相当で、とても手が出ませんでした・・・
築地東通りまで進んでいくと、何やら良い匂いが・・・
私の好物の西京焼きの実演販売でした。珍味・西京漬の「つきぢ味幸堂」さんです。
銀だらの西京漬は最高ですね、思わず西京漬買ってしまいました。(ただし切り落としですけどね・・・)切り落としでも十分おいしいです。
そのまま築地東通りを下っていくと、色々なものを売っております。殻つきのアーモンドや殻付カキの焼いたものなど等々です。
築地東通りを抜けて、大通りを右折したところで、また魅力的なお店発見です。スパイス&ハーブの「服部商店」です。
雑貨屋に埋もれてスパイス類を袋売りしていました。思わずタイムとフェンネルの2種を各200円で購入です。スーパーの1/3以下の価格です。
いたる所で、海産物の焼き物を販売しています。
殻付カキと焼きタラバです。ノロが怖いので、今回はパスしましたが、手前の冷えたビールとセットで飲みたかったです・・・
さらに進むと、卵焼き「山長」の前で行列発見。悲しい性で、並んでしまいました。
串にささった卵焼きが100円小腹がすいたお腹にはちょうど良いおつまみです。
焼き手のお兄さんが3個の卵焼き機で器用に焼いています。
見ていておいしそうです。
それで、やっと変えたのが、これです。甘いバージョンと甘くないバージョンがあり、私は甘くないバージョンの上におろしをかけてもらいました。出来立てのアッツアツですが、ペロッといけてしまいました。
ちょっとピンぼけ気味で申し訳ありません。
いろいろ串物などをつまみながら、市場内を見て歩きましたが、食事するには混んでいますし、代金もちょっとお高いです。地元の伊東で1,000円程度の海鮮丼が2,000円以上ですからちょっと我慢です。築島でもんじゃでも食べようかということで、晴海通りを月島方向に歩いて行きましたところ・・・
ちょっとした路地の奥に寿司屋さん発見・・・
「つきじ寿司」さんです。ランチの握り1,100円と場外では考えられないお値段です。
土日祭日はちらしはやってないみたいですが、握りで勝負です。中に入りますとカウンターのみの昔ながらの寿司屋って感じです。
さっそくランチの握りを注文です。
まずは、握りが登場です。
生ものの握り7貫登場です。どれもおいしいです。この後、玉と巻物が出てきますが、巻物も海苔がパリパリで、とてもおいしゅうございました・・・
あなごの白焼きもメニューに貼ってあったので夜にもぜひとも来てみたいところです。
さて、再度晴海通りに戻り月島方面に歩いて行くと、こち亀で有名な勝鬨橋があります。勝鬨橋は過去船が通る際に橋が上がる「跳開橋」です。今はもう開くことはないのですが、こち亀で両さんが無理やり開けた話がありましたので、印象深い橋です。
橋のたもとには「かちどき 橋の資料館」があり、中には橋を上げる直流の発電機とモーターが展示されていました。
中で資料ビデオを見ましたが、昭和初期にこのような橋を設計し、施工できたなんて、素晴らしい技術力だと思います。最近の日本の技術は一流から転落しかけていますが、再度技術力を磨かねばと思いました。
なお、橋脚の中の見学ツアーが毎週木曜日に行われているそうなので、東京にいる間に一度会社をさぼって見に行きたいものです。
開脚部分は現在は接合されていますが、また開けることはないのでしょうか・・・少し残念です。
さて、勝鬨橋を渡って、築島第二小の交差点を左に曲がり、少し歩くと月島のもんじゃストリートです。
通りの両脇にはもんじゃ屋がいたる所に・・・値段を見ると1,000円以上。びっくりです。
いつものように鼻を聞かせて、一本細い路地を入っていくと更にもんじゃ焼き屋が・・・
有名な店なんでしょうか・・・行列ができています。
月島も細い路地があり、地元の漁村と同じように隣の家の声が聞こえるような雰囲気ですが、再開発の波が押し寄せているみたいです。
きっと地権者たちも土地を売って、高層マンションの住人になるんでしょうが、味気のない生活になるようで、ちょっと考え込んでしまいます。
まあ、人それぞれでしょうが・・・やはり田舎者には都会は合わないのかもしれません。
既に再開発された高層マンションの1階にももんじゃ屋さんが入っていました。月島からもんじゃが消えることはなさそうです。
約12,000歩程の散歩でした。この後有楽町線で、有楽町に出て相田みつを美術館に寄って帰路につきました。
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