
おいしい天丼が食べたいということで、日本堤にある「土手の伊勢屋」さんに行ってきました。
三ノ輪より、明治通りー日本堤通りを約15分ほど歩き到着です。ちょうど12時前ですが、既に多くのお客さんが並んで待っていました。先頭から約12~3人街ということで、4~50分待ちを覚悟しましたが、待っている間にもメニューのオーダーなどもあり、少しは早いのかなと思いましたが、やっぱり40分強の待ち時間となりました。
途中から椅子に座れたので、あまりきつくはなかったのですが、5月後半の気候ということで、だいぶ日焼けをしてしまいました。次回は帽子が必需品です。
待っている間に建物のチェックです。この伊勢屋さんと隣の桜肉を供している「中江」さんは明治創業で、当時の建物をそのまま保存、使用しているそうで、国の有形文化財だそうです。伊勢屋、中江ともに大正12年の関東大震災で焼失し、中江は大正13年に伊勢屋は昭和2年に再建したそうです。
伊勢屋の造りもこっており、ガラスにはイセエビの透かしも入っています。
さて、やっと中に入れました。中の調度品もさすがに粋です。
昔住んでた家もそうでしたが、障子には桟がきっており、夏になると障子を外して、風が通るようになっているんですよね~。昔の木造住宅は日本の四季を考えてうまく造ってあります。
まずはビールです。火照った顔に最高です。天丼は油があるので、口直しの香の物も最初に出てきました。
さてメニューですが、既に注文してありますが、江戸前ですので、やはり穴子は外せないということで、天丼のㇿを張り込みました。
汁ものは別料金ということで、みそ汁を追加注文です。
ビールを飲んでいてもなかなか出てこないので、3杯目からはちびちびモードに・・・
やっと登場です。
手前から獅子唐、イカのかき揚げ、海老天、大穴子と続きます。揚げたてでサクサクのほろほろです。イカは甘くてプリプリです。思ったより油っぽくなく、タレも程よい甘さです。
何も言わずに黙々と食べ続けます。海老も身が厚くプリプリで、穴子も身が厚くホクホクです。なかなかこの穴子はお目にかかれないです。
あっという間に完食で、次は夕方天ぷらで一杯飲みに来たいと思いました。
どうも御馳走様でした。
なお、揚げているお兄さんも暑くて大変そうでした。
隣の中江さんとの並んだ写真も一緒に載せておきます。
そもそも、この土手は昔の吉原の境界であったとこで、山谷堀の土手だったんですね~。その後の浅草までの散策で、「見返りの柳」などの史跡を見て、再度歴史を見直してしまいました。次回は是非その部分も踏まえて再訪しようと思います。
40分間も並ぶなんて、なかなか食道楽な方なんですね。
私もおいしいものには目がありませんが、お金が無いので天丼で2000円は出せません。
残念です。(~_~;)
隣のさくら肉(馬肉)を食べ、お酒飲むことが・・・
夜な夜な大門方面に、七五三に寄って帰るのが
コースです。
久しぶりの伊勢屋さんを拝見できありがとうございます
40分間も並ぶなんて、なかなか食道楽な方なんですね。