2024年(令和6年)9月 SEPTEMBER 平成36年・昭和99年
長月(ながつき)夜長月(よながづき)
心 ひろければ 体 ゆたかなり
9月の挿絵 東海道五十三次之内 {20鞠子(まりこ) 名物茶屋】(めいぶつちゃや)}
思いで{孫二人(5歳・2歳)我が家の庭で2008年(平成20年)7月}
立体書画{三河湾、佐久島ウォーク(カルチャークラブ)}
9月の催事
1日(日)防災の日・関東大震災記念日
9日(月)救急の日
16日(月)敬老の日
19日(木)彼岸の入り
20日(金)動物愛護週間
22日(日)秋分の日・彼岸お中日
23日(月)振替休日
24日(火)結核予防週間
25日(水)彼岸明け
ふるさとの名所
重要文化財大鐘屋の庭園内の酔芙蓉が見頃を迎えています。酔芙蓉の花は朝の開花時は白く、昼から夕方にかけ次第にピンクから赤へと変わるので、時間により異なる庭園の眺めが楽しめます。単衣、八重の酔芙蓉や赤いアメリカン芙蓉、ムクゲなどもご覧いただけます。(静岡県民手帳より)
{大鐘屋の酔芙蓉(静岡県牧之原市)}
{5月17日に遠鉄バンビツァー「春のご褒美ミステリー」で行って来ました。その時の写真です}
農事歴
農=水田の病虫駆除とヒエ抜き。大根、カブ、胡瓜、ゴボウ玉葱の播種。果樹収穫。
趣=台風に備えて支柱立て、枝の刈り取りをする。丈の低い庭木は、土寄世して根を固める。
花=鶏頭、ベコニヤ、りんどう。
釣=石鯛、イシモチ、小アジ、ハタ、カマス、ハゼ、鮎、ヤマメ。
8月を振り返る
8月 1日(日)岡さとみ(おかさとみ)本名渡辺美恵子4月24日、心疾患のため米カリフォルニア州の自宅で死去、88歳、兵庫県出身。55年に東映に入り映画デビューした。時代劇を中心に片岡千恵蔵・中村錦之助さんらスターの相手役を務めた。
{丘さとみさん}
8月 1日(日)ヒット曲「逢いたくて逢いたくて」などで知られた歌手の園まり(その・まり=本名園部毬子・そのべまりこ)さんが7月26日午前5時43分、急性心不全のため東京都の病院で死去した。80歳。横浜市出身。1962年にデビュー中尾ミエさん、伊藤ゆかりさんと「三人娘」としてテレビに出演し人気を博した。
{園まりさん}
8月 2日(月)パリ五輪第6日、体操男子個人総合で初出場の岡慎之介(20歳)が金メダルを獲得し、団体総合との2冠に輝いた。個人総合は2012年、16年大会の内村航平、21年の橋本大輝(22)に続いて日本勢が4連覇。橋本は6位だった。
{個人総合で金メダルを獲得し笑顔の丘慎之介さん}
8月 5日(月)フェッシング男子フルーレ団体で松山恭助(27)飯村一輝(20)敷根崇裕(26)永野雄大(25)の日本は決勝でイタリアを破り、初制覇。同エペ個人の加納虹輝(26)に続いて今大会2個目の「金」でフェッシング日本勢は計5個のメダルと躍進した。
{フェッシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得した(左から永野・敷根・松山・飯村選手}
8月 6日(火)パリ五輪、第11日目体操男子種目別決勝の鉄棒で岡慎之介(20歳)が優勝し個人総合、団体総合との3冠を達成した。団体総合と個人総合を合わせた1大会3冠は1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来52年ぶり。今大会の日本勢の金メダルは10個となった。岡はこの日、種目別平行棒で「銅」を取っており、メダルを4個獲得した。
{男子種目別決勝で演技する岡慎之介}
8月 7日(水)パリ五輪第12日目、レスリングの男子グレコローマンスタイル60㎏級で前回2位の文田健一郎が優勝しグレコの日本勢で40年ぶりの金メダルに輝いた。
{グレコローマン60㎏級で金メダルを獲得し日の丸を掲げる}
8月 7日(水)パリ五輪第13日、男子グレコローマンスタイル77㎏級決勝で日下尚がジャドラエフ(カザフスタン)を5-2で下し金メダルを獲得した。フリースタイルを含めて日本勢最重量での優勝。グレコで日本勢の1大会二つの金メダルは1964年の東京五輪以来60年ぶり。
{金メダルを獲得し雄たけびを上げる日下尚}
8月 8日(木)午後4時43分ごろ、宮崎県南部で震度6弱を観測するマグニチュード7.1の地震があった。震源地は日向灘で、南海トラフ巨大地震の想定震源域の範囲内に位置していたことなどから、気象庁は午後5時に「調査中」とする南海トラフ地震臨時情報を出した。
{地震で倒壊した鹿児島県大崎町の家屋}
8月 9日(金)パリ五輪第14日レスリング女子53㎏級決勝で藤波朱理がジェペスグスマン(エクアドル)にテクニカルスペリオティー(TS)勝し、金メダルを獲得した。連勝を137に伸ばした。今大会の日本女子で初の優勝。同級の日本勢の制覇は2021年東京五輪の志土地真優(旧姓向田)から2大会連続。
{女子53㎏級決勝、エクアドル選手を破って金メダルを獲得した藤波}
8月11日(日)パリ五輪第15日、女子ブレイキンで湯浅亜美が決勝でバネビッチ(リトアニア)に3-0で勝って金メダルを獲得した。1次リーグC組を1位で通過し、準々決勝はフランス選手、準決勝、はオランダ選手に勝った。
{女子決勝、技を繰り出す湯浅亜美。金メダル}
8月11日(日)レスリング、男子フリースタイル57㎏級決勝で2016年リオネジャネイロ五輪銀メダルの樋口邌がリー(米国)を4-2で下し金メダルに輝いた。日本勢の男子フリー最軽量級の制覇は1988年ソウル五輪48㎏級の小林至以来36年ぶり。
{男子フリー57㎏級決勝で米国選手を破り金メダル}
8月11日(日)レスリング女子57㎏級桜井つぐみは決勝で昨年世界選手権で退けたニキタとの再戦で。しぶとい組手さばきで腕を取り攻めを封じる。小刻みに加点し6-0で快勝した。
{女子57㎏級決勝、攻める桜井愛実選手}
8月12日(月) パリ五輪、第16日、陸上女子やり投げ決勝で北口榛花が65m80で優勝しマラソン以外では日本女子初となる陸上の金メダルを獲得した。過去に最終投で何度も逆転劇を演じてきたが、この日の北口は違った、第1投目に65m80を投げ1っ投目の自身最高記録を出して決めた。
{1投目に65m80をマークし金メダルを獲得}{金メダルを手にかざし喜ぶ北口榛花選手}
8月12日(月)レスリング女子62㎏級で昨年の世界選手権2位の元木咲良が前回3位のコリアデンコ(ウクライナ)にテクニカルスペリオティー勝ちし金メダルに輝いた。同級の日本勢の優勝は21年東京五輪の恒村香子(旧姓川合)から2大会連続。
{女子62㎏級決勝、ウクライナ選手(左)を攻める元木咲良}
レスリングで女子が採用された2004年アテネ五輪から20年。76㎏級で22歳の鏡優翔が歴史を刻んだ。日本女子初の最重量級制覇。「メダルの色は何でもいいとは思っていない」。必ず金メダルを持ち帰る」と言う思いを成就させた。世界をリードする女子も最重量級は苦戦し、浜口京子がアテネから2大会連続の「銅」を獲得した後は表彰台に届かなかった。
{女子76㎏準決勝でコロンビア選手を破り喜ぶ鏡選手}
男子フリースタイル65㎏級決勝で清岡がアムーザドハリリ(イラン)に10-3で快勝し、金メダルを獲得した。日本男子の「金」4っは1968年メキシコ大会以来56年ぶり。同級は東京五輪の乙黒拓斗から2大会続けて日本勢が制した。
{男子フリー65㎏級金メダルを獲得し喜ぶ清岡幸太郎選手}
8月13日(火)第13回夏季オリンピック・パリ大会は11日夜(日本時間12日未明)にパリ郊外サンドニのフランス競技場で閉会式が行われ、17日間の祭典が幕を下ろした。新型コロナ過で原則無観客立った3年前の東京大会と対照的に、会場は連日盛況。五輪本来の祝祭感が戻り、日本選手団は海外開催の五輪で最多の金メダル20個、米国・中国に続き第3位の金を獲得する活躍を見せた。銀12個・銅13個を合わせた45個。
{閉会式で入場する卓球の平野美宇(手前左)、早田ひな(同右)ら日本の選手たち}
8月24日(土)全国高校野球選手権大会最終日は23日、甲子園球場で決勝が行われ、京都国際高校が関東第一高校(東京都)に延長十回タイムブレークの末、2-1で勝ち、春夏通じて初の甲子園大会優勝を果たした。京都勢としては、1956年の平安(現龍谷大平安)以来68年ぶりの夏制覇。
{関東第一を破って初優勝を果たし喜ぶ京都国際ナイン}
8月25日(日)米大リーグは23日、各地で行われドジャースの大谷はロスアンジェルスでのレイズ戦に「一番・指名打者」で出場し、3対3の九回に40号満塁本塁打を放った。日米通じて初のサヨナラ本塁打、4回に二盗を決めて今季40盗塁とし、メジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁」を達成した。出場126試合目。チーム129試合目で、ともに過去最速での達成となった。
{ドジャースの大谷翔平は23日、ロスアンジェルスのレイズ戦で「40本塁打、40盗塁を達成した}
8月28日(水)第17回夏季パラリンピック・パリ大会が開幕した。分け隔ての無い「共生社会」の実現や多様性の尊重を理念に掲げる障害者スポーツ最大の祭典。日本時間29日未明の開会式はフランス革命の舞台となった市中心部のコンコルド広場で行われた。史上最多の167ヶ国・地域と難民選手団が参加し4400選手がエントリー。9月8日まで22競技549種目で競う。
{開会式で旗手の石山大輝(左端)と西田杏を先頭に行進する日本選手団}
台風10号は29日、九州に上陸しゆっくりと東北島に進み9月1日から2日頃に静岡県に接近する見通し。接近に伴い雨量は今後さらに増える見込みで線状降水帯が発生する恐れがある。県西部の一部で降り始めからの雨量が400ミリを超え、土砂災害の危険性が高まっている。
{冠水した道路を進もうとする車}
8月はパリ五輪大会が開催され日本勢の大活躍で明るいニュースが多く楽しい月となった。