「桃の節句」(27-41)
A「お~い いくら桃の節句やけん言うて なして
雛段に 桃太郎ば置いとるとや」
B「それが 去年直す時ぃ 壊してしまいましたけん
代理ぃ(内裏ぃ)立てとります」
「初雛飾り」(27-40)
A「ととさんなもし 花子の初雛飾りば ずうっと鼻の下ば
伸ばして見てござすが 初孫が女の子やったとの
そげん嬉しかとですな」
B「いいやぁ 見てんやい この官女さんたちな、
鄙(雛)ぃな稀な 別嬪さん揃い」
「鶏供養」(27-39)
A「からあげの聖地って呼ばれとる 中津市の大神宮でくさ
専門店の人達の集まって 鶏供養ばしたげなばい」
B「あそこな 『中津からあげ』ば商標登録して 地域おこしぃ
取り組んどるもんなぁ」
A「コロナも揺るんで 消費拡大の期待なあるが 油やらの
材料の高騰で 今まで通りの値段じゃ 難しかげなたい」
B「そらぁ 店ば続けて行くぃな 揚げな(上げな)ならん」