(1)
まず得点について考えましょう。
二人の得点の合計を求めます。
カード全体の合計は
(1+7)×7÷2=28
3が残っていますから、28-3=25
これが二人の点数の合計です。
差は15点と与えられていますから、普通の和差算として求められます。
Aさんは大きい方の数字になるので
(25+15)÷2=20
Bさんは小さい方の数字になるので
(25-15)÷2=5
次に持っているカードについて考えます。
二人が持っているカードは次の通りです。
奇数(1、5、7)
偶数(2、4、6)
Bさんが5点で持ち点が少ないですから、Bさんのカードについて考えた方が楽そうですね。
5点になるのは次の2つの場合が考えられます。
〔その1〕5が1枚。
奇数のカードは初めから自分で持っていたことになるので、5の他に2枚の偶数のカードを持っていたことになります。
そうするとAさんも1枚偶数のカードを持っていたことになり、やり取りした後にBさんが5だけを持っているというのはあり得ないと分かります。
〔その2〕1と4が1枚ずつ。
Bさんが1を初めから持っていて、その他に4以外の偶数を2枚持っていたとすると成り立ちます。
即ちBさんの初めに持っていたカードは(1、2、6)
Aさんの初めに持っていたカードは(4、5、7)
やり取りした後は次のようになります。
Aさん(2、5、6、7)
Bさん(1、4)
(2)
【1】はすぐ分かりますね。二人の得点が同じなのですから、その合計は偶数です。
【2】もすぐ分かります。カード全部の合計28も偶数ですから、偶数-偶数=偶数で、残ったカードも偶数です。
次に2人のカードの枚数についてですが、偶数が1枚残っているということは、二人の持っているカードを合わせると偶数2枚、奇数4枚となります。
やり取りした後にこれらを3枚ずつに分けるには、初めからそれぞれが偶数1枚、奇数2枚を持っていたと分かります。
ということで
(ア)1(イ)2(ウ)1(エ)2
となります。
この結果から【3】も偶数と分かります。
(オ)が分かりにくいかもしれません。
AさんBさんとも得点は偶数で、しかも等しいので、2人のそれぞれの得点は2×□と表せます。(□はいくつかは分かりませんが、ある決まった数です。)
すると2人の得点の合計は次のようになります。
2×□+2×□
これをまとめていきましょう。
2×□+2×□=2×(□+□)=2×(2×□)=2×2×□=4×□
つまり(オ)は4です。
次に(カ)について考えます。
カード全部の合計28は4の倍数ですし、2人の得点の合計も4の倍数なので、残った1枚のカードに書かれた数も4の倍数と分かります。
偶数のカードの中で4の倍数は4だけですから、(カ)は4です。
まず得点について考えましょう。
二人の得点の合計を求めます。
カード全体の合計は
(1+7)×7÷2=28
3が残っていますから、28-3=25
これが二人の点数の合計です。
差は15点と与えられていますから、普通の和差算として求められます。
Aさんは大きい方の数字になるので
(25+15)÷2=20
Bさんは小さい方の数字になるので
(25-15)÷2=5
次に持っているカードについて考えます。
二人が持っているカードは次の通りです。
奇数(1、5、7)
偶数(2、4、6)
Bさんが5点で持ち点が少ないですから、Bさんのカードについて考えた方が楽そうですね。
5点になるのは次の2つの場合が考えられます。
〔その1〕5が1枚。
奇数のカードは初めから自分で持っていたことになるので、5の他に2枚の偶数のカードを持っていたことになります。
そうするとAさんも1枚偶数のカードを持っていたことになり、やり取りした後にBさんが5だけを持っているというのはあり得ないと分かります。
〔その2〕1と4が1枚ずつ。
Bさんが1を初めから持っていて、その他に4以外の偶数を2枚持っていたとすると成り立ちます。
即ちBさんの初めに持っていたカードは(1、2、6)
Aさんの初めに持っていたカードは(4、5、7)
やり取りした後は次のようになります。
Aさん(2、5、6、7)
Bさん(1、4)
(2)
【1】はすぐ分かりますね。二人の得点が同じなのですから、その合計は偶数です。
【2】もすぐ分かります。カード全部の合計28も偶数ですから、偶数-偶数=偶数で、残ったカードも偶数です。
次に2人のカードの枚数についてですが、偶数が1枚残っているということは、二人の持っているカードを合わせると偶数2枚、奇数4枚となります。
やり取りした後にこれらを3枚ずつに分けるには、初めからそれぞれが偶数1枚、奇数2枚を持っていたと分かります。
ということで
(ア)1(イ)2(ウ)1(エ)2
となります。
この結果から【3】も偶数と分かります。
(オ)が分かりにくいかもしれません。
AさんBさんとも得点は偶数で、しかも等しいので、2人のそれぞれの得点は2×□と表せます。(□はいくつかは分かりませんが、ある決まった数です。)
すると2人の得点の合計は次のようになります。
2×□+2×□
これをまとめていきましょう。
2×□+2×□=2×(□+□)=2×(2×□)=2×2×□=4×□
つまり(オ)は4です。
次に(カ)について考えます。
カード全部の合計28は4の倍数ですし、2人の得点の合計も4の倍数なので、残った1枚のカードに書かれた数も4の倍数と分かります。
偶数のカードの中で4の倍数は4だけですから、(カ)は4です。