中学入試・算数の小部屋

中学入試に出される算数の問題は、一般の人にとっても、なかなか良くできた脳トレです。

オリジナル問題(公約数を探す)。解説。

2008年03月11日 | 中学受験算数・解き方
1537と1961の最大公約数を求める問題。

この2つの数を割れる数は1961と1537の差の424も割れます。
この事は、線分図を使って考えるとすぐ理解できます。
実際の授業でこの方法で説明してあげたら、これまでの所
どの生徒も納得していました。

424は偶数なのでまず2で割ってみます。
以下、424の素因数分解。
424÷2=212
212÷2=106
106÷2=53
53は素数だから、これで終了。

因みに
1961÷53=37
1537÷53=29

ということで、最大公約数は53です。