【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

ターミナル駅の朝。

2013-12-04 19:09:58 | 違和感アンテナ

駅から人が、どっとあふれ出してきて、彼らサラリーマンはそれぞれの職場に向かう。

そんな中、オレはその流れとは真逆に、そのターミナル駅に向かう。
流れと逆行しているオレに対し、サラリーマンたちはチラチラと視線を向ける。「こいつ、何なんだ?」といわんばかりに。

オレはその、若干否定的な視線を向けられるたびに優越感に浸ることができる。
なぜならば、これが「勝ち組」の一形態だと信じているから。

「人の流れ」というのは多数派である。それに対して、このターミナル駅でのオレはマイノリティである。それでいいのだ。オレはこの人生を「選択」してるわけだから。
多数派の中で、自分の人生を意識的に「選択」してるヤツは驚くほど少ない。


☆ここに出てくる「オレ」は必ずしてもオレってわけじゃなくてね。あくまでこのフィクションの主人公ね。