【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

防波堤という仕事

2008-12-02 05:31:17 | IT土方(「ITセコム」 運用について)
「防波堤になる」っていう仕事、イヤだなあ。。
コールセンターとか、そうだよね。まずフロントで防波堤になってクレームを受ける。

下層労働者だよなあ。。
(経験者は語る)
インフラのエンジニアと、同じぐらい。

コールセンターの仕事の中でもクリエイティブは発揮できるんですよ、実際は。
でも、毎日毎日クレームを受け続けてると、そんな気もなくしてしまう。

とにかく、タイヘンな仕事だとは思う。
バカなクレーマーも多いし。。
(そういえばこんなこと書いてた)

でもさ、世の中の下層労働のほとんどって、バックに控えているエラそうなヒトたちの防波堤となる仕事だよね。
いや、それどころか、世の中の仕事イコール防波堤といってもいいかもしれない。

たとえば農家というのは、日本の食料を守るという「防波堤」であるともいえる。


問題なのは、その仕事に対して「感謝」の仕組みを組み込まれてないことだ。
とかく、そういう防波堤の仕事に対して世の中の感謝の念が薄い。

ありがちなハナシだけど、コールセンターで仕事しているとき、お客さんから感謝の手紙とかメールがきて、それが同報されてくるとすごく嬉しかった。

コールセンターで、「客がつく」というか、以前対応がよかったからといってご指名をいただくのもすごく、嬉しかったなあ。

システムの運用もそうなんだけどさ、何も起こらない状態があたりまえ(0点)と思われているところが大問題なんだよね。何も起こらない状態というのは立派に、及第点なんだよ。