兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会 (辰巳の会)

石川県が犀川(金沢市)上流に計画している、不要・有害な辰巳ダム計画に反対するブログ。

辰巳ブレイク  浅野川洪水特集

2008年09月25日 | 辰巳ブレイク
9月の辰巳ブレイク

◆日時 9月28日(日) 午後3時~5時
◆場所 メロメロポッチ(近江町)

◆主な内容
 ナギの会代表、渡辺 寛氏が話題提供!
浅野川問題の本質について皆さんで考えましょう。
 また、今回は、浅野川被害を受けた方から、お話をしていただく
予定です。

①浅野川洪水被災者のお話。(予定)
②浅野川洪水を振り返る。
 ・なぜ洪水が起きたのか
 ・県の河川整備の不備に関して。
  1)導水路(浅野川放水路)の問題
  2)河床の堆積に関する問題。
  3)水門からの逆流による洪水被害。
  4)堤防決壊前兆現象(パイピング現象)

③辰巳ダムは水害に有効か。
 ・なぜ辰巳ダムは、水害に有効と県は主張しているのか。
 ・犀川の下流の現状
 ・支流の現状

④辰巳ダム裁判に関して
 ・国の答弁書の紹介(8月中旬到着分)
  (次回口頭弁論は10/10(金)11時~ 金沢地裁にて)

⑤ピアノ演奏[16:10以降]
 今回は、加納 麻奈美さんに、ピアノで一曲演奏していただきます。
 加納 麻奈美さんは、あらゆるジャンルを弾きこなす、マルチピアノプレイヤーで、現在は、激団(劇団)トラベルボンバーズに所属し、音楽担当として、10月のメロメロポッチ公演に向けて日夜演奏に励んでいます。
 彼女の演奏によって、癒されると各方面から大絶賛されています。


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淀川流域委員会 (犀川次郎)
2008-09-27 13:31:05
淀川流域委は、
「3ダムは不適切、見直しを」の意見書案
を発表したと報道がありました。9月27日12時49分配信 産経新聞
 国土交通省近畿地方整備局が策定した淀川水系4ダム建設を含む河川整備計画案に異議を唱え、自主審議を続けてきた諮問機関、淀川水系流域委員会は27日、4ダムのうち、計画が具体化している3ダムを「効果が限定的で不適切」とする最終意見書案を発表した。委員会は「ダム建設よりも脆弱(ぜいじゃく)な堤防の強化を優先的に実施すべきだ」と主張。整備局から計画案への意見を求められている大阪、京都、滋賀などに対して「判断の参考にしてほしい」としている。

 意見書案によると、大戸川ダム(滋賀県)、天ケ瀬ダム再開発(京都府)、川上ダム(三重県)は「効果が限定的で緊急性は低い」として「不適切」と指摘した。一方、規模や運用形式の決まっていない丹生ダム(滋賀県)は「必要性や緊急性、環境への影響などの調査検討を行う必要がある」として具体的な計画を早期に示すよう求めた。また、洪水対策についてはダムの代替案として「堤防の強化」を強く主張した。

 犀川でも同じで、効果が限定的で、マイナス効果が大きい辰巳ダム建設よりも、浅野川を含む下流部の流下能力確保の方が効果的な対策なのです。
 ダムは、ダムより上流から洪水が来た場合にだけ効果を発揮できます。しかし、ダムより下流で降った雨に対しては何の効果も発揮できません。
 河川改修は、上流の雨も中、下流の雨にも効果を発揮できるのです。
 今回の浅野川を見て判るように、中、下流の流下能力がなかったことが原因で氾濫したのです。
 即時に辰巳ダム建設を中止し、中下流部の改修をすることが必要です。

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