兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会 (辰巳の会)

石川県が犀川(金沢市)上流に計画している、不要・有害な辰巳ダム計画に反対するブログ。

草島進一・山形県議が辰巳ダムを視察

2011年08月12日 | その他、関連情報
8月8日(月)、9日(火)の2日間、山形県議の草島進一さんが、辰巳ダムの視察に来られました。

山形県の最上小国川に、辰巳ダム同様の「穴あきダム」が計画されていて、穴あきダムの問題点などについて調査したいとのことでの来県でした。

街なかで食事をとったのち、情報交換。
そのあと、犀川大橋基準点、犀川大橋の少し下流の可動堰、鴛原超大規模地すべり地、熊走大橋などを案内しました。

夜は、草島さんをかこんでプチ懇親会。
辰巳ダム、最上小国川ダムはじめ全国の川とダムに関して情報交換、意見交換しました。

草島さんは、3月11日の震災発生の翌日には、被災地に炊き出しのボランティアに急行。
非常にリアルな体験談をうかがうことができました。

草島さんは、阪神淡路大震災の直後に現地で立ち上げられた「神戸元気村」にボランティアとして参加。「人生観が変わる体験」をされました。
その後、地元・鶴岡市で、安くておいしい地下水から、高くてまずい月山ダムの水に水道水を切り替えようという計画に反対して、市議選に立候補。初挑戦でトップ当選を果たされました。

その後、10年ほど市議をつとめられた後、期するところあって、周囲の反対を押し切って市長選に出馬するも落選。
山形名産だだ茶豆の収穫のアルバイトなどを経て、今春の県議選で初当選されました。

「おいしい水」へのこだわりがつよく、辰巳ダム視察のあと、アポなしで末浄水場に突撃視察。
緩式濾過の浄水場にいたく感動されていました。

草島さんのように、柔軟な思考で行動力のある議員さんが、石川県でも増えてほしいと、切に願います。


(H)