兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会 (辰巳の会)

石川県が犀川(金沢市)上流に計画している、不要・有害な辰巳ダム計画に反対するブログ。

辰巳ダム関連(?)の演劇公演のおしらせ

2009年09月10日 | イベント

 以下のような演劇公演があります。ぜひご観劇を。

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[公演名]
 激団トラベルボンバーズ第七回公演 「宵月(よいづき)」

[日時]
 9月19日(土)  ----  20時 開演
 9月20日(日)  14時  19時 開演
 9月21日(月)  14時  19時 開演
 ※開場はすべて、開演30分前です。

[場所]
 メロメロポッチ(金沢市近江町市場内、市姫神社口)
 TEL : 076-234-5556  mail:morimero@hotmail.com

[あらすじ]
 幕末の加賀藩を舞台とした今回の演劇のあらすじは、
12代藩主前田斉広(なりなが)が、今の兼六園に竹沢屋敷という立派な
隠居所をつくるところからはじまります。
そして息子斉泰(なりやす)に、江戸に元服し13代藩主の命を
徳川幕府に受けに行く際、元筆頭老中の松平定信翁に竹沢屋敷の
庭の命名を請うことを依頼します。
そこで初めて「兼六園」という名前が付きました。

 しかし、元兼六園管理所長の下郷稔さんもおっしゃられるように、
当時の庭は六つの景勝を兼ね備えているとは言えないものでした。
 そして斉泰が将軍の娘、溶姫を娶った後、江戸の加賀屋敷で火災が
発生します。折からの飢饉と竹沢屋敷建設と斉泰の結婚の儀と出費が
かさんだ加賀藩は、竹沢屋敷をばらしてその材料で江戸の加賀屋敷を
再建しようとします。竹沢屋敷をばらした後の庭を兼六園として
復活させようとする斉泰。しかし、六つの景勝を整える工事もなかなか
ままならぬものがあり、当時日本はまさに、江戸時代最も深刻といわれた
天保の飢饉のさなか、外国船の度重なる来航のため、鎖国か開国か、
佐幕か尊王か、揺れに揺れている状況にありました。
 
 尊王攘夷に傾倒する斉泰の息子慶寧(よしやす・14代藩主)。
京都、高司家(天皇家の血筋)より迎えた母と、徳川幕府の将軍の娘を
妻に迎えた斉泰の葛藤。明治維新の際、遅れてきたゾウとまで言われた
加賀藩は本当に遅れてきたゾウだったのか、
それとも・・・果たして加賀藩が本当に残そうとしたものは・・・

[料金]
 一般前売2000円  当日2500円
 学生前売1500円  当日2000円

[前売券取扱]
メロメロポッチ フェアトレードショップ・al(076-246-0617)
今伴(有松・076-242-3210) サイペ(芳斉・076-263-1388)

[後援]
FM石川 MRO テレビ金沢 石川テレビ 北陸朝日放送