西村計雄

2005-03-11 | ART
1909(明治42)年小澤村(現・共和町小沢)に生まれる。

幼少のころより画家を志し、1934年東京美術学校
(現・東京芸術大学)に入学、藤島武二に師事。
1943年、文展(現・日展)特選。戦後早稲田中学校と
高等学校の教師を勤め、1951年、42歳で単身渡仏する。

パリに住んで40余年、芸術家のひしめくフランスで
認められた数少ない日本人。
妻子を日本に残し単身渡仏、貧しさとフランスの画家達
の力の大きさに打ちのめされながら、創作を続け、
ついにピカソの画商カンワイラーに認められ、1971年、
渡仏後20年目にしてフランス政府より「芸術文化勲章」
を受け、73年には「ベルギー国際展グランプリ」
75年には「パリ.クリティック賞」78年「ユーマン、
プログレ勲章」と、やつぎばやに各賞を受けた。
2000年12月4日、東京にて逝去。91歳。




以前、パブロ・ピカソの青の時代のエッチングのコレクションを観に
岩内町にある荒井記念館へ行った。

ここは岩内湾を見下ろす岩内スキー場の下にある
ビューポイントに建ち、散歩もできる庭園がある。
観光コースにもなっているようで、なかなか
風光明媚なところ。

そこで、たまたま西村計雄の作品も同時に展示していて
すっかりファンになってしまった。
とにかく今まで出会った事のないとてもスピード感
を感じる絵で、正直ピカソのエッチングよりインパクト
があった。

また、この荒井記念館からそんなに離れていない、彼の出身地
である共和町には西村計雄記念美術館がある。    
田園風景を見渡す美しい丘陵地だ。
収蔵作品は約150点。

http://www.tokeidai.co.jp/musee/
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2 コメント

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素晴らしい☆ (SHIMO)
2005-03-12 08:15:33
画家の人 尊敬しちゃいます。あたし 絵を描くの下手なんです;

芸術センスが 人並み以下以下・・・どん底っです☆笑

美術館も行った事ないしな~。私と違って 姉はセンスあるんですよ。絵や字に関しては。

だから 今度そこに 一緒に行きたいな~。



一生絵のために 生き続けた人。カッコイイ♪







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アーティスト (shibatex)
2005-03-12 10:02:11
絵や音楽で生きている人はうらやましい。

至難の技だよね。



やっぱり、人並み外れた情熱と才能が必要。

でも、特別うまくなくてもいいんだよ。

いい味を出せれば。それが一番難しいんだけどね。

なんにしても死ぬまで自分と闘っている人はカッコいい。



そういう生活が理想だったけど結局、

お小遣い程度しか稼げませんでした。残念。



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