NPO法人 ネットワーク『地球村』は、「環境調和社会」、
「永続可能な社会」の実現を目指し、地域、全国、そして
世界レベルで、地球の環境と平和に取り組んでいる市民団体。
そのサイトの中に少し考えさせられる文章がある。
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家で牛乳を飲むとき、古い方、新しい方、どっちから飲みますか?
もちろん古い方ですよね。
どうして?
それは・・・古い方が腐ったら、もったいないからですね。
それはほんとに当たり前のことですね。
では、牛乳を買うときは、古い方、新しい方、どっちを買いますか。
もちろん新しい方から?
どうして?
・・・・
実は、このように賞味期限切れなどで、棄てられ、燃やされている
食糧は日本で毎日約3,000万人分!
これだけの食糧が食べられることもなく、無駄になっているのです。
この量はなんと世界一で、大量消費国アメリカよりも多いのです。
日本は、食糧の70%以上を輸入に頼っていながら、1年間で
1家庭あたり10万円以上の無駄をしていることになります。
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自分自身を振り返ってみると、食品でもなんでも購入する場合は
店頭に並んでいるものの中から、やっぱり新しいものを無意識に
選んでいる。
それは少しでも新鮮な物を食べたいということもあるが、
家に持ち帰ってから、出来るだけ長持ちしてほしいという
気持ちが働くから。
痛んで捨てるのがもったいないと思うからでもあるが、それが
逆に賞味期限切れなどで廃棄するのを助長しているという矛盾。
先日も余剰な牛乳の大量廃棄、合計一万トン以上が廃棄処分される
というニュースがあったが、飢餓で苦しんでいる人も世界にはたくさん
いるというに、とても残念な話。
せめてどこかに無償提供したり、チーズやバターにするなりして
有効利用できないものだろうか。
・・・なかなか無駄は無くならない。
近い将来、人口爆発で食料危機が来るという話もあるが、その時になって
困ることのないようにしてほしいもの。
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