/////On tHe MoVieW/////

越えられなければ、くぐればいいのさ

恋に落ちて三日目

2006年10月16日 | ETC
新京極通を歩いていると、女性に声をかけられた。
「ギャラリーに絵を見に来ませんか?」

クリスチャンラッセンとか、天野喜孝とか、ミュシャとか
よくやってるあそこだ。

めっちゃくちゃ暇だったので行ってみた。
絵には特に興味はない。
電子レンジでパウンドケーキを焼くことと
MDコンポを分解してまた組み立て直すことに夢中だ。(あほだ)

勧められるまま店内の絵を一通り眺める。。。
店内は明るすぎて、少し居心地が悪い。


「気に入った絵はありましたか?」


うーむ、、、べっつにぃ・・・。
無いけど・・・。


強いて言えば、これかなぁ・・・と一枚の絵を指差す。


そこから、怒濤の接客トークが始まった。
最初は、30万くらいだったその絵の値段は、
4時間後、4万円にまで下がっていた。
くっそう、このオネーサン、シャツのボタン開き過ぎ!
谷間見え過ぎ!


なに?
なんなの?


値段の下がり方と4時間という時間と
オネーサンのムチムチ具合が尋常ではない。

怖い!


あのれ!
これが、デート商法というものか!


そうさ、さっさと断れば良かったんだ。


別に買える訳じゃないし、
このオネーサンも金もってなさそうな俺と
無駄に4時間話して、ムチムチしながらも
「さっさと帰れコノヤロー!」と思ってるかもしれない。


「あっ、約束の時間だ!」とか
「あっ、実家に帰らなきゃ!」
「うんこもれそう!」とか言って逃げてくれば良かったんだ。


いくら説得されても、4万なんて絵を買えるはずもなく、
青春の4時間をあんなことに使ってしまったのは、
非常に勿体なかったと感じている。


だけど、だけどね、
絵についていた名前はすごく良かった。


「恋に落ちて三日目」



良い!
良いよ!


これは、数年前にK川から聞いた話です。
一部、脚色してありますので、悪しからず。


良い名前だな~。

どんな絵なのかは、見てないので全く分かりませんが、
ネーミングは100点をあげたい。


今日のBGM
Sherbet Snow and the Airplane