/////On tHe MoVieW/////

越えられなければ、くぐればいいのさ

人は死ぬ時に何を思うのだろう。

2005年09月20日 | BOOK/MOVIE
あのね。

誰でも、例外無く生まれた時から死に向かっている訳ですよね。
植物でも星でも同じように。

でもね、普段生活している分には、
ほとんど死というものを意識しません。

どこかの国でたくさんの人が死んだ。
飛行機が墜落した。
ジョンレノンが死んだ。

と聞いてもあまりピンとこない。
リアルにとらえられない。

そりゃあ、子供の頃、
死んだら人はどうなるん?
と考えたことはあります。

その時出した答えも今も認識は変わらないです。
それを考えるとやっぱり怖い。

死んだらそれで終わりです。
THE ENDです。

去年、僕は自分が皮膚ガンなのではないかと病院に行った。


幸いにもガンではなかったが、
医者にも検査結果が出るまでなんとも言えないと回答され、

「見たことはないけど、こういうタイプのガンもあるんだよねえ」

と普通に目の前で話されて、少しへこんだ。


その時考えたことは、
とりあえず会社辞めて、
今までお世話になった人に挨拶に行って、
どっか遠くに行こうかな。

これですぜ。


今思えば、やっぱりあの状況になっても、
自分が死ぬかもしれないということにリアリティを感じてはいなかった。

やっぱり死を意識する時ってのは、
その時だけなのかもしれない。

元気だからなおさら、
感じられなかったのだろうけども。

これってみんなそうなのかねえ。
病院で働いている人にとっては、死は日常なのだろうけどね。


今日読んだ本「moment」は、なかなか良かった。

主人公が、

「死ぬってどういう感じなんでしょうね」と医師にたずねるシーンがある。

医師は、「目をつぶってごらん」と主人公の両目を手で覆う。

その10秒間のことを医師は、こう説明した。

「今の10秒間、君は生きていた。
 けれど、いつからか、その10秒間、
 君は死に近づいたと感じるようになる。
 そうなったら、もう誰にも死は止められない。
 君をからめとり、その世界に引きずり込むまでね」

こ、こわい。
まんじゅうこわい。



穴があったら入りたい。【結婚式2次会にて】

2005年09月18日 | ETC
結婚おめでとう!

F本!さすがにキレイでした。


いやね。

気になっていた服装ですが、
結婚式の2次会は、やはり予想通りみなさんフォーマルでした。
でもね、一緒に行ったのが、某問題児ミュージシャンのT内だったので、
まだ、個人としての浮きっぷりは緩和された・・・。

かなぁ。

彼は、ピンクの半袖シャツに、黄色いネクタイを
高校生のように巻いて現れました。

ネクタイをしていないが、
ジャケットを着ている僕の方がまだましだったかな。

でも、二人ならんでいるので、意味ないね。
セットだからね。

明らかに僕たち浮いてました。
でも、もうどうしようもないから気にしない。

会場の前の方には、大阪府職員の上司の方々がズラリ。
今までの2次会とはひと味違います。

友達ばっかりかと思ったんですが、
仕事関係の上司の方々多数。。。

会の方は、司会の方がかなり緊張していたようで、
しどろもどろで面白かった。。。

「ケーキが傷むので、ケーキ入刀を先にすませてしまいます」
済ませてしまうってあんた!

その表現、まったく感動的じゃないよ。


一番良かったのが、最後に言った言葉

「新郎新婦、体重!」

だいぶ緊張されてますね。
つうかこの発言は、最後の最後!

「退場!」→「体重!」

こんないいまつがいあります?

いい加減、雰囲気に慣れようよ。

狙ってないところがすごいです。



まあまあ、会は進みまして。。。


ビンゴゲームのときに悲劇は起きたのでした。


それは、変わったビンゴゲームでした。
人名ビンゴゲームとでもいいましょうか。


●最初に撮ったチェキに自分の名前とコメントを書きました。
→それは回収。

●4×4の空白のマス目が書かれた用紙とボールペンが配られました。
→個人個人で出席者の名前を聞いて回って、16人分の名前を書き込む。

●最初に回収したチェキ(名前入り)をくじのようにして新婦がひく。

読み上げられた名前が、
通常のビンゴの数字の代わりになるという変わったビンゴ。

2次会ならではの出会いも生まれるんじゃねえ?
という画期的な企画でした。
(そんなのいままでなかったけど、あったんかねえ。)


まあ、そんな出会いなんてあるはずもなく(やりようだとは思うけど)
周りの人の名前を機械的に聞いて書き込んだっていうのが現実さ。
なんとか主に女の子の名前を16人分書き込みました。(やるだけやってみた)

かくして、人名ビンゴゲームは始まりました。

プレゼントは結構豪華だったので、
名前が読み上げられるたびにみんな一喜一憂。


途中、
問題児、ピンクシャツのT内がビンゴに飽きたようで
ビンゴシート2枚分確認しながらのビンゴでした。


そしていち早く、リーチがかかる僕。。。


やばい。


くるかも・・・


あたったら何かコメントしないとなーーー。
そんな心配をしながら、、、、


緊張の瞬間が続いたんです。。。


そして、それから何回かくじをひいた新婦(旧姓 F本)は、
その名前を読み上げたのでした。

     「オ●ル●コさん」(いちおう伏せてみる)



おおおおおおおおおおお!!!!!!!!


キターーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!



僕は、信じられないという感じで立ち上がり、
にこやかにそして、高らかに右手を上げ、


「ビンゴ!」


と叫びながら、前へ歩き出した。



みんなが僕を見ている。


1等のアイポッドは、まだ残っていたので、

「あいつ!いいなあ」
「私服かよ!」

なんて思われてたんだろうなあ。
注目の的だ。(自意識過剰?)


めっちゃ緊張。


そしてみなさんの注目を集めた僕は、
カンヌの赤絨毯上を歩く映画スターのように(そんなわけはない)
一応もう一度ビンゴかどうか確かめようと用紙を見ました。



ん?????



ない!!!!!!!




ないないない!!!!!!!!!!!!



ないぞ!!!!!



左上のマスにあるはずの

「オ●ル●コさん」の名前がない!


なぜだ!
さっき確かに左上のマスに○をつけたじゃないか!



考えろ!

考えろ!考えるんだ!マクガイバー!


あれ?


おっかしいなあ。
さっき○つけたんだけどなあ。


歩みを止める僕。(タラーリ・・・)


いくら見てもその場所には、
「オオ●エア●さん」という名前が書かれている。


そして、「あばれはっちゃく」のように閃いたんです。(古っ)


あああああああああ



公私混同!(は?)


いや、自分の都合のいいように
2枚のビンゴ用紙を混同してました。



さっき○つけたのは、
竹内(名前ばらしてみる)のビンゴ用紙だったんですね。



自分の勘違いだと悟った僕、


「あ・・・間違えた!」


とその場すべての人たちに宣言して、
恥ずかしそうに(恋する乙女のように顔を赤らめていたかもしれない)
席に戻りました。



どよめく会場。。。。



あっちこっちから何か話しかけられた(やじ?)けど、
何も聞こえないほど恥ずかしかった。


やれやれ。


汗が、だくだくでた。



でもね、
あれから4時間も経ったし、
今となってはいい思い出。
映像として記録されてなくて良かった!


いいんだ、
結婚式の2次会にちょっとしたハプニング野郎がいてもいいよ。


うんうん。

滞り無く終わる方が味気ない!
そうに違いない。


はい、こんな感じの2次会でした。


P.S.それにしても、新郎新婦の同僚は、イケメン&キレイな子が多かったです。

「もしかして顔で採用しているんですか?」

と今日浮かんだ疑問を残しつつ寝るとしようか。


スーツは、実家。

2005年09月17日 | ETC
今日は、デパ地下時代の子の結婚式2次会に出席するんだけど、
スーツが無いということにさっき気づいた。

こないだ広島で結婚式に出た時に、
そんなに着る機会ないだろうということで、
実家に置いてきたのでした。

つまりですね。

私服で行くということなんです。

カジュアルな2次会であることを祈る。
新郎新婦ともに公務員。

どうなんだろうか?

公務員というのは、一目をしのぶ仮の姿で、
普段ははじけちゃってるんだぜ!

というノリであってくれ。
つうか、それしか持ってないのかよ!


あるけど、、、
着れないのです。。。

はぁ。

着る機会ないもんね。
冠婚葬祭以外でスーツを着る機会がない。

そして、僕はスーツが嫌い。
あのネクタイってやつは、どうしてあんなに窮屈なのか。

なんでも昔々、
クロアチアの兵士が、戦地へ赴くときに
恋人から

「生きて帰ってきて」

とスカーフを首に巻き付けてもらったというのが、
始まりなんだそうな・・・。

余計なマネを。

さて行くかな。

ここまで書いて部屋を出ました。。。

今帰ってきました。

火事ですか? 真夜中3時・・・なんですけど。

2005年09月07日 | ETC
湯船に浸かって「世紀末の詩」を読んでいました。
野島伸司さんの小説・・・昔、竹之内豊と山崎努が出ていたドラマの小説版。

ちょうど、「僕は誰でしょう?」のお話を読み終えようとした時、

不意に、暗闇につつまれた。


かなりひさしぶりの停電を湯船の中で体験・・・
こう真っ暗じゃなんにも見えやしない。

でも、あれだね。
僕の目がおかしくなってんのかもしれないけど、
暗闇の中でうごめく模様のような物が見える。
あれは、みんな見えるものなのだろうか?

まだ誰にも聞いたことがない。

5分くらいだったかな。
どうしようもなく、湯船でじっとしていると、


ジリリリリリリリリ!!!!!


「えっ?」


なに?

なになに?


とパニックになりかけた時、灯りがついた。


ふぅ。


サイレンの音も聞こえてきた。。。


すぐにドアの覗き穴から外を見てみる(裸なので出たくても出れない・・・)

一階下の向かいの住人が出てきているのが見えた。
キョロキョロしている。

その姿を見て、どうやらたいしたことないらしいと判断。
体を拭いて、着るものを着て外に出てみる。


ジリリリリリリリリリ!!!!!


まだ鳴っている。
サイレンの音はしなくなった。
別の場所に行ったか、パトカーのものだったのだろう。

誰も外に出ていないし、煙らしきものも出ていない。
なんなんだ!


今、午前3時半。
これ書いてます。

危機意識が足りないのだろう。
こういう奴は、逃げ遅れて死ぬタイプだ。


ちょうど、今警報機が鳴り止んだ。


寝ようっと。


寝ても大丈夫だよね?

火事じゃないよね?

ああああああ、もう!
気になる!

京都 恵文社

2005年09月05日 | BOOK/MOVIE
かなり長いこと、
京都に住んでいたんですが、
初めて行った本屋さん。

それが、恵文社。

うーん、なかなかナイスですね。
一乗寺という辺鄙な場所にこんな本屋をつくるなんてね。

名前は知っていたけど、
なぜ行かなかったのだろうかと後悔だ。

まあ、近所のヴィレッジバヴァンガード北山店には、
週2回くらい通っていましたが、
ここもよいね。

また、いつか来るよ。
もう、こんなに遠くなってしまったから、なかなか来れませんが。。。

またねえ。
くっそ!

なぜこの近辺には良い本屋が無いんだ!
ぶう!



http://www.keibunsha-books.com/恵文社