Step Sports Club(ステップ スポーツ クラブ)の歩み

ステップスポーツクラブです!幼児体育・サッカー等を通して子ども達に運動の楽しさをお伝えしみんなで共有してゆくページです。

各体育教室にて調整力テスト(運動能力測定)測定中です!

2016年02月05日 | 日記
 1月の後半から正課保育園・課外体育教室のお友達を対象に運動能力テスト第二回目を行なっています。
昨年6月に第一回の測定を行いそこで出た結果からこれからどの分野を引き延ばしてあげたらよいのか。というものを出し指導にあたり今回の測定で
どれだけ発達・成長しているのかを測定しグラフに出してこれからの成長に役立てる目安を作ってゆきます。
年中クラスは3種目(手たたき飛び降り、平均台渡り、ジグザグジャンプ)です。
年長小学生クラスは5種目(ジグザグ走、棒上片足立ち、反復横とび、跳び越し潜り、25M走)です。

どれも意味があって平衡性や巧緻性、敏捷性や柔軟性などこの時期に必要とされ伸びてゆくものなんですねぇ。
 スキャモンの発育曲線て知ってますか?生まれてから成人になるまでに身体の各構造が年齢ごとに発達してゆく様子を曲線で表したものなのですが。
 幼児期には大脳からの指令を各筋肉に伝える組織、神経系が特に発育していきます。
これは3才頃から始まり9才くらいでこの神経回路というものが出来上がってしまいます(俗に言うプレゴールデンエイジという時期)。(本によって多少誤差はありますが・・だいたいこのくらいです。)
その後の期間(9~12才位)をゴールデンエイジといいます。プレゴールデンエイジの時期の基礎を応用し思い通りに体を動かし技術やセンスを突然得ることができたりする時期。これを「即座の習得」と言われている期間です。この時期は一生に一度しか訪れません。これらの時期にどのような運動習慣を送り身に着けるかで生涯スポーツの基盤が出来上がるといっても過言ではないと思っています。

そこで体育教室で子ども達の成長の様子を測定し父兄にも理解していただき、私も測定することで次への指導に役立てていこうというわけです。

 子ども達はというと、その日によって幼い子は気分が乗らなかったり落ち着かなかったり体調がすぐれなかったりと様々ですが、導入の部分で楽しく出来るように、また懸命にこなせるようにお手本をします。それでも駄目なときは駄目。無理に頑張らせても良いものとはいえませんので、あくまで目安として考え捉えていきます。その子が頑張れるよう試行錯誤しその子に合った言葉掛けをしてゆきます。

 小学生ともなるとお友達、仲間を意識していつも以上の力が出たりしてびっくりすることもあります。逆を返せばいつもそのくらいの気構えでやればもっと伸びるのにと思ってしまいますが!!
 これはその子をそこまで引き上げていこうとする技術の無さなんですね!私もまだまだです。もっと頑張らないと!!
子どもたちの心の変化というものはその子が別人に思えてしまうほど大きな要素を含んでいます。

測定結果は別用紙にグラフ(プロフィールカード)として表し普段の教室での様子・変化・成長・期待をコメントして父兄の方へお渡しします。
これは他の子と比べるものでは決してありません。その子がどれだけ成長しているか、頑張っているのか、心の変化、期待値を見定め応援してゆく材料になればと思っております。

 子どもの成長はあっという間!一瞬一瞬を大事に、ましてや週1回の60分指導なので1分1秒も無駄にしたくないですね。年度の変わり目を目前により一層気を引き締めて子どもたちと対峙したいと思います。