国境なき、 きままなフライフィッシング

フライフィッシングを中心とした趣味の部屋

最終章?

2013-08-04 13:16:04 | ゴギの部屋


8月3日(土)曇り時々晴れ

お別れにS井君と吉和村、小川川のゴギに逢いに行ってきた。

S井君曰く、最近のここは型も良くなり入れ喰い状態とのことだったので、癒されるつもりだったのだが・・・。
渓は増水気味、ポイントがつぶれ、魚も上を見ていなかったようで渋い渋い。

それでもここは小川川、ぽつぽつなんとか拾い釣って、ぼちぼち楽しめた。


アマゴとか


ゴギとか


竿を曲げるサイズとか



九州、中国西部、海に山にとフィールドをひろげ、試行錯誤を繰り返しながら釣りを楽しんできたが、厳しい釣りの方が多かったような・・・。

でも、釣りキチの同僚のおかげで新魚種もかなり追加できたし、フライってなんと「釣れない釣り?」も実感して粘りの根性も養えたし、まずまず楽しめたのではと。

寂しい気持ちをいだきつつ、釣りのページは最後の悪あがきをしなければたぶん最終章。

さぁ、最後に百名山を一つやっつけて、また旅に出なければ・・・。


2012-07-28 23:17:47 | ゴギの部屋


7月28日(土)曇り時々晴れ

梅雨も明けて、ムッシムシ、あっ熱~!!
たまらず、涼を求めて久々フルメンバーで吉和村へ。

前回と違い天気も上々、増水が落ち着いたというよりちょっと減水気味。
釣りやすくなっているが、魚は少しナーバス。
反応いま一、良く見切る。

久々ここでフライをとっかえひっかえさせられたが先行者さえいなければ、


青虫フライを咥えたやつとか


アント咥えたやつとか


居付きの証、鮮やかなオレンジ



などなど、楽しませてくれる渓であることは間違いない。

でも、人が一度でも上がると時間をおいてもほとんど反応しなくなる。
夏の減水は魚を気難しくするようだ。







癒しの渓

2012-07-16 23:08:14 | ゴギの部屋


7月16日(月) 雨

九州地方の豪雨の影響で定例の遠征中止。
今年は熊本の五家荘を計画していたのだが残念。

ということで、日曜日の午後同僚と近場の干潟にトップのチヌをやりに行く。
ウェーディング中にS井隊員からTEL。
3連休に釣りに行けなかったことが諦めきれないようだ。
広島は吉和村の小川川の水位が明日は良くなるそう。
天気も曇りだし、ということで久々渓流に出掛けてみた。
トップチヌは1回のバイトのみだったこともあり・・・。

そして、本日の釣行。
門司港からも2時間、ほとんど高速と気楽なアプローチなのだ。

予想とは裏腹に、天気は雨、水は多めと少々テンション下がる


雨に咽ぶ渓

雨の影響で水温が下がったのか、気持ち活性が低いような気もするがいつも通りに魚は出る。
今回は、いままで釣ったことが無い6区から入る。
ポイント、ナチュラルドリフトさえ気をつければ、魚は出る。
いたって簡単、気楽。
いつもの癒しの渓。


良型のアマゴ

8区辺りからゴギしか出なくなる。



増水でナチュラルドリフトキープが難しいS井隊員は少々苦労している。
先週は一人釣行で爆釣したのに今日はちょっと様子が違う。
そろそろ細かなテクニック的なこともレクチャーとアドバイスしながら快調に釣り上がる。

 
帰りがけの中流帯で出た良型ゴギ

終わってみれば、使用フライはイエローハンピーと途中で飽きて替えたテレストリアル系のパラシュートの2本のみ。
色々試せばいいものを無精をしてしまった。
それほど体力も使わず気楽にたらふく釣って、1日楽しんだ連休の最終日。

やっぱりここは約束の渓。

















ゴギ納め

2011-08-27 23:42:19 | ゴギの部屋


8月27日(土)

9月から禁漁となる吉和村の小川川C&RにS井くんとゴギ納めに行ってきた。
直前にM岡さんも行くと知る。

支度中にM岡さん夫妻到着。
10区行き。

最近の雨で水量豊富で期待十分なるも、ちょっと多いかな?
早速8区、9区を釣る。


ゴギに会うはずがまずはアメゴ


まずまずの型 約束の地なのだ

水はうっすらと濁りが入り、増水気味でつぶれているポイントもぽつぽつあるが、流れが速く食い損なう奴、見切る奴とちょいシブ状態をアントで釣り上がる。


流れの肩、たるみからポツポツ反応してくる


大物は出ないがアベレージ20オーバー








笹濁りの小滝の釜からアメゴ、グッドサイズ

途中M岡さん夫妻とランチをしながら釣り談義。



ランチ後もなかなかシブい状態が続いたが、なんやかんやいいながら結構釣った。
S井くんも自己記録更新の14とのこと。



これで来年春までお別れだ。
ちょっとシブかったとはいえやはりここは期待を裏切らない。
最終戦をたっぷり満喫し、いつもの通り温泉で汗を流してゴギとしばしの別れ。

PS:M岡さんからいただいた泣かせる男の背中写真集、良い雰囲気だ





川辺の仲間たち、こんなのいるんだ?












ゴギ探索

2011-08-06 22:25:35 | ゴギの部屋


8月6日(土)
くもり

今週は大分の梅野川C&Rのヤマメと戯れようと思っていたところ渇水で状況は厳しいとのこと。
ならばと、渇水でもヤマメほど神経質じゃないゴギの探索に再び島根県匹見の山に分け入った。

ある方から教わった以前から気になっていた渓。
紙祖川の支流T谷なのだ。
以前、トライしようと車止めからアクセスの山道入口を覗いたが、狭い上に草ぼうぼうの藪状態、おまけに近所の人の話では山道から行くと渓が深く降りられないのではと言われ気が乗らず他へ回った渓。
ただ、本流の水も少なく、時期も終盤、塩焼き部隊がすでに抜きまくって行った可能性もある。
賭けの要素が強いのも事実。
だけどずっと気になっていた。
痛い目を見るまで諦めるわけにはいかないのだ。


予定通り車止め到着。
山道入口は以前より更に草が生い茂り、相変わらず躊躇させられる。
しかも近くにいたおばさんからここはマムシがいるから気をつけろとのアドバイス(汗)!!!
熊にマムシ(汗)(汗)(汗)!!!
でも、今日は行くと決めてきた怯まずスタート。

山道に突入。
意外と藪状態は入口だけ。


山道を喘ぎながら登る



XX峡と言うだけあって途中立派な滝が連続する。
こんな小さな支流なのに感心させられる。
某氏のアドバイスでは、ここらで入ると滝の連続で苦労の割には報われないとの言葉を思い出し、尚も暑い山道歩きを続行。

眼下にカッコイイ淵が見え我慢できず入渓。


いきなりのゴルジュ、また泳ぎ?

S井君に譲るが反応なし。

ゴルジュの奥にも小さな滝がかかり2段の滝となっているが側壁をヘツリ、腰上まで水に入り意外と簡単に突破。

ゴルジュ上はかなり減水



やってみるしかないのでアントパラシュートを流れに乗せる。


チビの反応。ゴギの生息確認。

ぽつぽつ反応するがやはり激シブ。
同行のS井君も洗礼を浴びている。


遊び心でチェルノブイリアントを投入

杉の倒木が多く、くぐったり、またいだり遡行も難儀させられる
全く反応が無くなる。
なぜ?
やはり山道がすぐ横に来ていた。
おまけに昔の杉の伐採場まで現れた。


ところどころ良い淵が現れ、時折良型が反応する。

あまりの細流と蜘蛛の巣と杉の倒木で同行のS井君は心が折れかけていた。


こんなはずではとその先その先と遡行を続けていると徐々に渓相が良くなり反応するようになる。
ただ、やっぱり如何にもと言うポイントは厳しく1発勝負のポケットから反応が多い。





いつもより厳しいが、そこそこ遊ぶことができたしそろそろ終わりかなと思い始めたころ、すぐ後方でS井君の悲鳴!!!!
淵にでも落ちたかと思って振りかえると、なんと銭型もんもんをまとったマムシがいるではないか!!!
なんとS井君の足元にいたとのこと。
自分が通ってきたまさに線上。
1分前に通ってきたところだ。
ぞ~~~~~~~。
完全に戦意喪失のS井君。
釣りもぎこちなくなり。
あえなく納竿とあいなる。

結果的にはバラシも入れれば二人で20近い感触を味わうことができた。
渇水、シーズン終盤等々考えると、気になっていた渓の探索はまずまずというところか。
遡行も難しくなく、今度状態の良い時に再度入渓したいものだ。


最後はお決まりの温泉。
六日市インター近くのゆららで汗を流して帰った。