Fliegenfischen am Wochenende

Fly Fishing in Europe
(Bozemann Europe FFC, Tight Lines)

OV in 2017 (Spring)

2017-04-05 | Fly Fishing Holland
朝、6:30-9:00のみの参戦。日の出は7:15。

風はなく、鏡面。OVに向かう途中は、
霧が濃く、ちょっと危ない程。

水質は悪くないが、一部風裏になる場所では、
淀み始めていた。鳥が多くいる場所は、きちゃない。

藻は、酷い時ほどではないが、浜側で一部、
数ヶ月経つとヤバそうだな…と思われる場所があり。
引っ張る際には場所を吟味しないと、イラつきそう。
また、湖底には30cm程のカレイが一杯。

でも、肝心の魚っ気、鱒っ気がない。
浅場に付いていない。

なんとか獲ったケースは、小さなモジリを狙い撃ち。
小魚かと思った(昔だと時々見かけた鰯の感じ)にめがけキャスト。
モー浜をチョイチョイとポーズをおいて誘うと
"もわんっ"とアタックしてきた。

一回目は乗らなくて逃すものの、
別のポイントを暫くの間叩き、数十分おいてから、
仕留めると、蛇のようファイト。

ブルックでした。

妙なOV、継続中なり。
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Bye for now...

2016-12-31 | PW

2000年からの欧州生活も、のべ13年
本日、2016年12月31日で終了です。

これにて、欧州フライフィッシング生活も終了。
満喫できました。ありがとうございました。

過去記事には、PWを入れさせていただきました。
ご了承ください。ちなみに、PWはコムさんと同じです。

尚、個別にお問い合わせがある場合は、
troutbum_in_europe@goo.jp まで、
メール頂ければ、当方の知りうる範囲内で
欧州フライフィッシング事情をシェアさせていただきます。

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Bahamas (Crooked Island) '16 - 総括 -

2016-12-24 | Fly Fishing Bahamas
一難去って、また一難。
Bahamasairのせいで乗り遅れ。
24日現在、ナッソーに足留めされてます…。

25日朝、クリスマスのUnitedの最新情報。
飛行機の到着が遅れ、出発時間が30分遅れ。

ただでさえ、NYで1時間しかないBRU(ブラッセル)への
乗り継ぎ時間が40分弱になってしまうよう。

NYにまた、泊まらねば行けないのか?
ドキドキです。

続き...
空港に早めに到着。オリジナル14時13分の2時間前。
念のためにフライトをフランクフルト経由に
変えることも窓口で相談するも、30分あれば大丈夫
とのことゆえ、それを信じ、出国審査を通過。


…が、増えとる!
79分遅れ。またもや、NYで乗り継ぎ便をミスる!

Unitedの職員を探すも、まだ早過ぎて
ゲートのカウンターが開いていない…。
だが、オリジナルのオリジナル便である
NY-FRA-BRUであれば、19:45発だったはず。

フライト変更をし、NYでの更なる1泊を避けたい。


...が、またもや増えとる。
99分遅れ。これでフランクフルト経由にしても
ギリギリのタイミング。

ゲートが開いたら、ストロングネゴが必要だ。
エネルギーを貯めるべく、気持ちを落ち着ける。


終わった。114分遅れ。
もう、成り行きに任せよう…

ここまでフライトに翻弄させられたのは
この時以来だ。

現在、25日(日)13時。

ついに、133分遅れ。

…で、NYに着き再びネゴ。
深夜便でロンドン行きが決定。

…が、この便もメンテナンスで遅れるとアナウンス。
ヒースローでブラッセル便に乗り継ぎできるか心配です。

更に、25日(日)21時。世間ではクリスマス。
…なのに、C112からC95へゲートが変更。

皆で大移動してますが、荷物の入れ替えとかあるから
もっと遅れるな…。

散々なクリスマスイブ/クリスマスが続いています(笑)。

NYからロンドン行き、40分遅れも
26日10時、ヒースロー空港到着。

新しくなったクィーンズターミナル(ターミナル2)
スターアライアンス専用のターミナル
どうでもいいけど、大き過ぎる。
セキュリティチェックも考えるとヤバい。

何とか、Boarding Timeギリギリにゲートに到着。

何とかブラッセルに帰れそうです。

明日から2日間は、ドイツ。
で、5日後には日本へ本帰国。

最後の最後でドタバタしちゃいました。

…と、全てが終わったと思ったら

ロストバゲージ!

まだまだ、苦難は続くようです。


さて、本題の総括です。

◾️Crooked & Acklins Trophy Lodge
Herleと共同オーナーのJean Paulが所有。

2人ずつ泊まれるツインルームが5つ、
10人のフライフィッシャーを迎えることができる。

お湯も問題なく使え、クーラーも完備。
WiFiもレストランでサクサク通じる。

既に、17年3-5月のベストシーズンは予約で一杯とのこと。


◾️Jean Paul
Nassauの空港からJean Paulと一緒になった。
フランス語を母国語とするジュネーヴ近郊に住むスイス人。
本業は投資銀行/コンサルティング業務らしい。

ソルトフィッシングに魅せられてしまった気のいい親父。
友人のHerleと他2人でLodgeを経営し始めた。

「今週はMikeだけだから、ロッジを好きに使っていいよ」
「釣り場も今回は貸切」と言ってくるし
ドライバー兼ガイドのElvisとは
「誰が飯作ってくれることになってる?」
「お前の従姉妹、予定は?」
とか、着いてから車の中で調整していた。

クリスマス前の週末ということもあるんだろうが
全てがAbout。郷に入りては郷に従うのがベストと判断。

話によると、今回はロッジをクローズするために現地入り。

次は来年2月に再びオープンするとのこと。


◾️食事
結局、今回の釣行中はJean Paulがコック役となり、
初日は、ランチにツナサンド
ディナーに魚に人参、バターライス。
2日目は、ランチボックスにパスタサラダ
ディナーに鶏モモ肉にマッシュポテトとサラダ。
...を作ってくれたが、この辺り、微妙な評価が必要。
オマール海老やステーキも出してくれた。


◾️Boat
ロッジから30分程、凸凹道を西に走った
Turtle Sound というマングローブでできた
チャネル内に作った船着場にある。

Suzuki製の90hpエンジンを積み
フラットなデッキ面はフライフィッシング仕様(Bossman製)。

Elvisを専属ガイドとして抱えつつ、
客が多いときは、ボートを所有する
独立系ガイドに声をかけるそうな。


◾️釣行先としてのバハマ
合宿が成立すると思う。
英語圏であることからガイドとのコミニュケーションができ
フラットでウェーディングできるので2人同時に釣行可能。
ストックも多いので初心者もBoneの釣りが勉強できる。

移動ついても、水と土曜日にナッソーからフライトがあるので
3日間か6日間の釣行パッケージを組むことができる。
日本からのフライトはデルタ航空がベスト。
アトランタ経由で、その日のうちにナッソーに入り
朝の便でCrooked島へ移動可能。

但し、木曜から月曜日まで休みを取る必要あり。
GWを絡めての釣行がやっとのところか…

【クリスマスイブに一人、Nassauで中華を食べる図】

以上が師匠とのソルト合宿下見となります。
Bozemannの皆さん、数年後どうでしょう(笑)?


でも、フライトがぐちゃぐちゃ過ぎますので
かなり余裕がないと無理ですね。


終...
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Bahamas (Crooked Island) '16 - Day 6 -

2016-12-23 | Fly Fishing Bahamas
◾️6日目(最終日)
最後に願いが通じたのか、9割方"晴れ"た。

Crooked島最東端のシャローからスタート。

ボトムは海老/蟹/貝の作る穴ボコにTurtle Grass。
踝ちょっと上の水深なので、ティペット/キャストとも
今まで以上のSensitiveさが求められる。

海面のざわつき(Nervous Water)、テイリング、フラッシュ
ボトムにできる影(ポイントにより、見方/見え方に特徴あり)を
視界で捉えながら、頭の中で瞬時に情報処理。

しかし、ずうっ〜と海面を眺めていると
気が狂いそうになってくる。
期待感が全ての影を魚にする。
フラッシュが魚の反射に見えてくる。

後からElvisに聞いたアドバイス。
ウェーディングの際には、立ち止まることも非常に大事。
魚からも見えている。ウェーディングの音を聞いている。
見やすいボトム/水深を求め、動き過ぎたようだ。

潮の流れ/ポイントの構造から、差してくる方向も
ほぼ一定(らしい)なので魚を見つけた際には、
ちょっと待つこと、自制心を持つことも重要。

※Go Pro動画挿入予定

最後に、今回使用したタックルについて。
#12 Vision SW 9ft, Sage 3600D
#10 Vision SW 9ft, Vision XLA
#8 Orvis Frequent Flyer 9ft, Ross Canyon

#12には、借り物フローティングライン。60lbリーダーのワイヤーティペット。
バラクーダ用にセットし、数回キャストしたが
速引きに限界あり。ベイトフィッシュと同じ速度は無理です…
結局バラクーダは、#8に喰ってきたのでファイトはしたが
案の定、数十秒後にラインブレイク。

#10には、Rio Outbound Intermediate。40lbリーダーに20lbティペット。
Permit用に組んだものの、Sensitiveな彼らを考慮すると
Floatingラインがいいらしい。
今回、2回キャストできたがフライには気がついてもらえなかった。
フライはxxxxがいいとのこと。

#8には、Floating。
ポリリーダーに18lbのティペット。
ラインブレイク防止とマングローブ対策から
強めのタックル設定。ただ、超シャローでは変更要。

Boneに大活躍してくれたフライ。
ダイイチ2546の#4/6に巻いたフライ。

このフライだけで2桁は釣っているので、
こんなにもボッロボロになってしまった。
最終日、シャロースポットで他のフライも試して見たが
少なくとも4度ほど見切られた印象だった。
が、これは一発で仕事をしてくれた。
フッキングも完璧だった。

Elvis曰く、「フライのサイズ/ボリュームよりも、
チェーンボールのバランス/ウェイト」に
注意を払った方がいいとのこと。

ボリュームで差が出るのでは?との印象が未だにあるが
これは、次回の確認事項に取っておこう。



続) 総括...
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Bahamas (Crooked Island) '16 - Day 5 -

2016-12-22 | Fly Fishing Bahamas
◾️5日目
本日のMissionは、師匠とニコぱち。
何故か師匠は昔から"ニコぱち"に拘りがあるようだ。
ただ一方、過去の屈辱が蘇る…。

朝起きると風が無い。吹いていない。
しかも、雲も少ない。

遂に、Big Dayがやってきた。

海も凪いでいるので、Elvisも船を遠くまで走らせる。

着いた場所は、Permitポイント。
待ちに待った課題がやってきた。

※Go Pro動画挿入予定
(本当に凄いところでした…)

※Permit編挿入予定

…が、10時を過ぎると大きな雲に覆われ始めた。

雨も降ってくる。

しかし、雲空の下でも、Elvisは見つける。


晴れ間を探して、船を大きく走らせ
一瞬、陽が差した際に、しっかりと指示をくれる。


朝の期待感とは正反対の厳しい日となってしまい
師匠お気に入りのニコぱちはできなかったが
晴れ間が殆どない中、一生懸命頑張ってくれた
Elvisに感謝したいと思う。



続) Day6...
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Bahamas (Crooked Island) '16 - Day 4 -

2016-12-21 | Fly Fishing Bahamas
◾️4日目
日本から師匠がやってきた。
本当に来てくれた。ビックリ、でも嬉しい。

7:15分に空港に迎えに行き、即釣りに出かける。
でも、フライボックスを忘れたようでした…(笑)

行き先は"Thompson Flat"。
潮通しが良く、魚影が濃い広大なフラット。
風で海面が荒れていても、白い砂地なので
何とかBoneを確認できるポイント。


今日は、Elvisは師匠についてもらい
3日間の総括として"自己完結"を目指す。

魚は何とか見えるようになっているのだが
雲が多い。"違和感"を視界に捉えても
陽を遮られてしまい、Boneを見失ってしまう。

ならばと、シャロー中のシャローを目指し
ブッシュ(流木/流枝)が打ち上げられている
場所を手がかりにウェーディング。
超浅場で、ボトムも白砂中心なので(ウィードが少ない)
風が海面を乱そうとも、何とか勝負ができそうだ。

1 o'clock 15m
"違和感"を一瞬感じた。

が、雲が陽を遮る。

数秒後、陽が再び差してきた。
Bone。しかも、4-5尾のスクール。
獲れるパターン。風も順風。

Go Proを起動。

ラインを確認。
十分に出し、処理も問題ない。

キャスト!
※Go Pro動画挿入予定
リトリープの速度に 注意しながら、Boneの動向を確認する。

追ってくる。追ってくる。

Set!
and then let him go!!


Mission Completed!!!


続)Day 5...
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Bahamas (Crooked Island) '16 - 特記 -

2016-12-20 | Fly Fishing Bahamas
さて、途中ですが"バハマ"について。

◾️ハリケーン
2015年にカテゴリー4のハリケーン(ホアキン)が襲い
壊滅的なダメージを負ったとのこと。
泊まったロッジ(Crooked & Acklins Trophy Lodge)も
屋根を吹き飛ばされ部屋が全て水浸し。
道路も寸断。

今年、2016年もハイチで多くの死者を出した
巨大ハリケーン(マテゥ)に襲われたが、
これは横をそれて行ったそう。

兎も角、9/10月の釣行はカリブ海はNG。
釣りにベストな時期は3/4/5月で、
この時期になるとターポンも入ってくるらしい。


◾️Bonefish
驚きは、バハマの入国/出国手続き申請書。
渡航理由に、観光/ビジネス/ウエディングなどに加えて
「(Bone)Fly Fishing 」という欄がある。
地図を見ても、Bonefishに纏わる地名が多い。

更には、バハマの10セントコイン。

Bonefishが描かれている
外枠もウネウネしていてユニークな形で
釣り友達へのお土産に最適かと…。


◾️Nassau
行きと帰りに宿泊が安全かと。
行きはSandy Port Beach Hotel。

帰りはOcean West Boutique Hotel。

秀逸は後者。
空港にも近く、美味いレストランも近い。
また、サービスが素晴らしい。
レストランまで送り迎えもしてくれた。

クリスマスイブは一人で中華。
Golden House、かなり美味い店だった。



◾️Bahanasair
700の島から成るバハマを結ぶ貴重な足、いや翼なのだが
飛行機/飛行機会社とは思えないAboutぶり。

人数に合わせ、ギリギリまで機材や時間
変更をしている様子。
8:30のフライトが、平気で10:40に変わっているし
空港では突然、10時過ぎに
「オーイ、これ乗って」と呼ばれる始末。

機内に入ると
「バランス考えて座ってください。5列目から前は座らないで」

…と初めて聞くコメント。
チケットには"3A"と書いてあったが
『さぁて、どこに座ろうか…』と自分で決める必要がある
大変Fancyな航空会社です。

経由地の順番も変わったようで、Acklin島に寄るはずが
先にCrooked島に着いた。「はい、降りてね〜」
CAの声に誘導され、空港に降り立つと小屋があった。

更に!
何と、帰りのナッソー便が変更。
おかげで帰国便に間に合わず。
Unitedとのフライト変更交渉中

結果、(800)の予約センターにはCrookedからアクセスできず。
遠隔操作で変更終了。

変更にかかった費用/ナッソーでのホテル代
行き帰りのタクシー代をRefundするよう
Bahamasairとネゴった結果、全てをゲット。
駐在13年の成果でしょうか、ネゴに強くなりました…。

ホテルも自分で取ったOcean West Boutique Hotel
RefundしてもらうようManagerに交渉。
ちなみにこういう場合、Meliaに泊まらせるようです。


◾️空港
これが空港らしい…

『思えば遠くに来たもんだ』と思わせてくれます。

チェックインカウンター。
バネばかりで重量をラフに測ってくれます。

ちょっとオーバーしてましたがお咎めなし!


◾️Crooked島
約200人の島民が住む島。
隣のAcklins島と双子関係にある。
…が、今は100人程度しか住んでいない。
ハリケーンの被害の後、ナッソーへ行ったっきりの家族も多いそう。



◾️虫対策
今回は冬なので、蚊はいるものの動きは鈍く問題なし。
但し、小さな虫(Sand Fly)が刺してくるので痒み止め要。
ベストシーズンの際には、蚊取り線香が必需品かと。
ディート(Deet)高濃度な虫除けも要るかもしれない。

◾️車/道路事情
元々はイギリスの統治下だったこともあり
車は右ハンドル。なので、日本の中古車だらけ。
船着場までの足も日産エルグランド。

ナンバープレートともCrooked Islandで登録されており300番台まで⁈

道路環境は悪い。悪路。

至る所に大きな穴が空いている。
ハリケーンで4mも海面が上昇したらしく
砂地が剥き出しだったところが削れてしまった様子。

◾️ガススタンド。

タンクから直に給油する。
支払いはスーパーで。


◾️スーパー
西端の目抜き通り⁈にある一番大きいスーパー。
一応、何でも揃いそう。

ロッジの近くにも、ちょっと小ぶりな食料品店あり。


◾️警察
空港前に位置し、バハマ国旗を掲げている。

のんびり島の安全を守ってくれている…と思う。


続)Day 4...
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Bahamas (Crooked Island) '16 - Day 3 -

2016-12-20 | Fly Fishing Bahamas
◾️3日目
午後から雨予報。
昨日と同じく、6:30出発。

状況がマシなうちにサクッと楽しみ
明日、日本から合流してくるBozemannを
ゆっくり待つ作戦。

…が、ポイントに着くと雨。予報は全く当てにならず。
レインジャケットを着てBoneを狙うとは思ってもみなかった。

まるで、厳しい環境で結果が出せるのか試されているよう。
「準備は怠っていないな?」
「学んだことは実践できているか?」
「雑になってしまっていることはないか?」
「まだ、甘い部分は指摘してやろう。」
と、中間試験を受けさせられている感じ。

…と、いきなり、やってしまう。
ウェーディングを開始し、約5m。

「Mike, 1 o'clock 5m」

『Sorry, Elvis』
ラインを出していなかった。

呑気に『雨かぁ。嫌だなぁ。』
『Elvis、本当にこんな状況で見つけられんのか?』
と考えながら、ロッドを右肩に担いで歩いていただけだった。

イメージは"One Two"。
ラインを出して準備し、近場はバックキャスト一発で
フォルスキャストを決めないと…

しかし、この毎日吹き荒れる強風。
何とかしてもらえないものか…

"360° 対 120°"
"シャローウォーターでの移動速度"

Boneは、360°何処へでも泳いで行けるが
こっちはどうあがいても120°レンジでの
キャスティングが精一杯。

しかも、彼らはスイスイ泳いで行くが、こっちはズリズリ。
スプークさせたくないし、エイが恐い。

キャストで、その不利を補おうとするが、
そもそものキャスティングスキルの無さに加え
強風で煽られるので着水ポイントが定まらない。

…で、色々やってしまう。

ラインを出し過ぎた。出し損ねた。
数回キャストを強いられ、気付かれた。
リトリープが速すぎた。
ピックアップが早すぎた。
Setが甘かった。

フッキングの掛かりを確実にしたかったので
Daiichiのフックで巻いた"トッキントッキン"の
Home Madeクレイジーチャーリーを使っていたが
最初のチャンスで見切られたりもした。

Elvisがフライをチェック。
どうもチェーンボールアイのバランスが悪かったようだ。

修正してもらうと、しっかりと追ってくる。喰ってくる。

"雑"だったということか。

流石にElvisより先に魚を見つけることはできなかったが
魚はしっかりと見える。見えるようになっている。

どう彼らの進行線とキャスト線を合わせるか?
平行に近い線までキャストできる場所へ
Boneの動きに合わせウェーディングで回り込めるか?
無理な場合は、キャストディタンスを調整し
リーダー/ティペットの長さも考慮して
Boneとフライを"点"で合わせ、平行線を作るか?
そして、最後まで諦めず誘うか?


これをやることができれば、獲れる。

最悪と思える状況でも、Elvisは見つける。
本物中の本物ガイド。

彼が見つけたBoneに対し、
約7割、何とかキャストし
約8割、フライに気付かせ
約9割、ランディング。

まぁ、及第点ではないだろうか…。



続)特記...
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Bahamas (Crooked Island) '16 - Day 2 -

2016-12-19 | Fly Fishing Bahamas
自分への備忘録から…。

今日、学んだこと。
1) Nervous Water
2) Set, and Let him go!
3) Tension

曇っていても、風で水面が荒れていても
"Nervous Water"を見つけば勝負はできる。
流体力学に反するものに注意すべしということ。

Stripで気を引いた後(フライの位置と速さに注意)、
Setさせたら、Let him goでいい。
Hookedを気にし過ぎ、Lineを保持し過ぎた。

Tensionは言わずもがな。遊び過ぎ。

兎も角、Setした後の確率を上げることが大切。
今日は7割弱。この3つを注意すればもっと獲れる。


◾️2日目
「午後になると風が一段と強くなり、雲も出てくるので
早めに出発しては?」とJean Paul。
アドバイスに従い、6:30に出発。

1時間弱ボートを走らせ、着いた先は広大なフラット。
※写真1
ウェーディングでBoneを狙う。

フラットに降りるや否や、
「Mike, 11 o'clock」とElvis。
黒い影が手の届きそうな場所まで来て"Set"完了。

…が、アホだった。アホ過ぎた。
Hookingを完璧にしようとして思いっきり綱引きをしてしまった。
18LBがブレイク。
逃がした魚は、またもや大きかった。

悔しがっているのも束の間、
今度は「Nervous Water is coming」とElvis。

『はぁ?何が来てるって??何処さ???』
半信半疑で指差す方向を見ると
強風で荒れた水面に異質なザワつきが見え
陽が差すと黒い影も見えた。

キャスト。
"グググっ"
しっかりとSetをし、その後は走らせた。
Tensionもしっかりと保持すると
※写真2
ウェーディングで仕留めるBoneは格別。

強風には悩まされたが、晴れ間も多く
20回程、Boneに遭遇し、
15回程、Flyを気付かせ、
10回程、Fightした。

朝早かったので、早めに上がったが
このコンディションで、この釣果。

Crooked Islandのポテンシャルの高さを感じた2日目となった。


続)Day3...


P.S. バラクーダも狙ったんですが、喰わせきれず。
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Bahamas (Crooked Island) '16 - Day 1 -

2016-12-18 | Fly Fishing Bahamas
まず、最初に感想から…。

『厳しかった。マジで。』
『でも、勉強になったし、過去の経験で何とか凌げた。』
…といったところ。


さて、Bonefishの釣り。
大敵なものは、曇り空と強風。

曇り空では、サイトで魚が見つけられない。
時折、顔を出す太陽を頼りにBoneを探したが
圧倒的にチャンスが少なかった。

更に、厄介なのが強風。
海面で白兎が跳ねている日が続き
浅場は砂が舞いあげられMuddyな色になっている。

Muddyでない場所でも海面が波立っており
荒れた水面から魚を見つけるのは至難の技。

数少ない晴れ間に、何とか魚を見つけられても
強風が邪魔をし、思うようにキャストができない。
風を避けるべく、マングローブ際でポーリングしてもらっても
今度はバックキャストが気になってしまう。

熟練のガイドですら、この状況下では 風と潮に翻弄され、
ボートを毎回キャストしやすい場所には保てない。


◾️1日目
朝8時にロッジを出発。

北西に30分程走って、Turtle Soundという
マングローブに囲まれたチャネルへ向かう。

ここに停泊させているボートで6日間お世話になる。

初日のコンディションは最悪ではないものの


こういう感じ。

少ないチャンスをミスなく活かせるかどうかが鍵。

30分程すると晴れ間が出て来た。

「Mike, 4 o'clock 5m!」
突然、ガイドのElvisが叫ぶ。

『4時方向? それって、後ろじゃね?』
しかも、逆風。
で、5mって、近過ぎだろ‼︎

何とか。キャスト。
すぐにスラックを取り、フライにアクションを入れると
フライラインの先で、何かが平行になった。

…が、すぐに見切られた。

20分後、2尾目を発見。
10-12LB程の大物。

これまた、逆風。
苦しみながら何度かキャストすると
フライに気が付いた大きな影が向かって来た。

…が、これにも2-3回のアクション後、
すぐ見切られた。

フライを交換。
天候/風/潮に加え、フライにも気をつけねば ならないとは、
1尾獲るのに相当苦労しそうだ。

フライを変えると即、"ゴンっ"ときた。
リールを逆転させてくれるBoneの感触を久々に楽しみ
このBoneには申し訳なかったが見え方を確認すべく、
近場で右左と走ってもらった。

『なるほど、こういう風に見えるんだ…』


場所を大きく変える。
今度はマングローブに向かってキャスト。
フッキングした後の処理に苦労しそうなポイント。

何れにせよ、限られたチャンスを逃さないよう
ラインの結び目やラインの位置を何度も確認し
準備万端でElvisからの指示を待つ。

「9 o'clock 10m」

今回は、写真を撮っておきたかったので
かなり慎重にファイト。
サイズも悪くはない。

その後も同じポイントで何度もBoneに遭遇。
この時が、満潮前の金時だったようだ。

ガイドのElvis君。

17年のキャリアを持つ地元ガイド。
少ないチャンスでしっかりと魚を見つける技量と
ポーリングも的確なので、本物と言える。

しかも、ポイントに入る際にどういう意図で
そのポイントに入るのかをシェアしてくれるのが有難い。


続)Day 2...
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Bahamas (Crooked Island) '16 - Day 0 -

2016-12-17 | Fly Fishing Bahamas
のべ13年間の欧州生活の最後に
頑張った自分への御褒美として選んだ
釣行先は、バハマ。クルッキド島。


冬なので、帰任前の休みを使えると言っても、
釣りを楽しめる場所は、かなり限られてしまう。

欧州だと、OVで釣りが解禁になっているが
OVだけで7-10日の休みを過ごすのは勿体ない。
ドナウ イトウと言う選択肢もあるが、
そこまで寒さに耐性が無い。
もう、シビアな釣りは無理。

なので、ちょっと飛ぶことも選択肢に入れ、
三度目のCubaも探ったが
アメリカとの関係が改善された結果、全てが高くなり
かつ、予約が難しくなってきている…。

一方、ロシアの釣友から、トンデモない情報ももらい
詳細を詰めるべくエージェントとメールを交わした。
…が、そこはオイルマネーと英国人の地。
Arabian Permitとオフショアでのパッケージだったが
めっちゃ高くて手が出ない!

調整しているうちに、のんびり暖かい場所でお気楽に
過ごしたい気分が強くなって来たので
ロングフライトになることを覚悟し
メンバーであるスターアライアンスで
フライトがある場所を探ってみた。
過去、お世話になったPlanet Fly Fishingにコンタクトすると
「クルッキド島はどうか?」と…。

数ヶ月間、迷いに迷った挙句、
United航空でBrusselsからNYへ飛び、

NYでNHLを楽しみ、Nassauでリゾート気分を味わった後、
クルッキド島に行くことにした。



(続)Day 1...
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Real last in OV

2016-12-11 | Fly Fishing Holland

これで本当のお別れ。
2003年から13年間、ありがとう。


ここ2年はブラウンばかり。
藻の影響で魚は深場に行ってしまっているらしい。
(地元のフィッシャーマン曰く、ダイバー確認済み)

最後まで、やっぱり厳しいOVでした。
コメント (4)
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Last in OV

2016-12-04 | Fly Fishing Holland


解禁したOVへ久々に行ってみた。

フランクフルトから2名さんが泊まりで
ブラッセル組は日曜朝のみ参戦。

気温は氷点下。しかも、東風。
いいことがあった記憶の無いコンディション。

いつものパターンでスタート。
「1投目で釣れましたぁ〜」とHama-chan。

2名さんは昨日すでに1尾あげていたので
着いて即、プレッシャーをMax。


何とか仕留めた50cmオーバー。

ヤバかった。でも、やっぱり、モー浜に助けられた。



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XXX in Niigata

2016-11-09 | Fly Fishing Japan

師匠と遊ぶ。第2弾。
新潟県荒川でのサーモンフィッシング。

…が


強風、霰(アラレ)の超悪天候。
重役出勤で本日の調査員50名中、49番目と50番目。
10時過ぎから8/10番ポイントで自分達なりに頑張ったが
釣れたのは尺超えのヤマメ。

35cm超えで最長記録更新。
これはこれで嬉しかったりする。

宿に帰って、温泉つかって反省

釣りは残念な結果なるも、美味な夕食で相殺なり。
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Salt Fly Fishing at Nagoya in Nov '16

2016-11-07 | Fly Fishing Japan

我儘に付き合ってもらい、ffnutsさんと名古屋港で遊ぶ。

思ったよりも風が強いので、メッキポイントで
小粋に遊ぶはずが、なかなかのセレクティブな釣りに。
サイズ/ウェイト/キャストポイント/リトリーブ
手を変え品を変え、何とか捕獲。

今まで舐めきっていた自分をまたまた反省。

すっかり陽が上がっていたので、「シーバスは無理かな?」
と思っていたが、NUTS丸。腕をあげていますねぇ。

バース部のオイルフェンスを岩井ミノーで攻めると

水飛沫と共にラインが持っていかれた。

その後は、シンキングラインの引っ張り。
鳥山が時折たつオープンウォーターで、
セイゴ/フッコクラスを追加。

久々のシンキングラインの引っ張りの際
リトリーブの速さでアタリの出方が違うことを体感し
ここでも相当横着になり、釣りを忘れかけている
自分に気付かされた。

釣行後は、朝倉駅周辺で味噌見込みを食し、
セントレアで風呂に浸かり、
秋晴れの日本を満喫させていただきました。

次は、新潟。サーモンです。
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