10/6に地球へ準大接近する火星を20cmドブソニアン望遠鏡で撮影しました。
10月1日中秋の名月の夜、快晴。動画カメラはASI290MCカメラとNEXIMAGE5カメラの2個を使って火星の写りを比較も行いました。
火星が東の空から昇てくるのが早くなり、21時過ぎから自宅で撮影できるようになりました。
火星は赤っぽく夜空でひと際目立ちます。光度-2.5等です。
火星撮影の条件出しは完了しています。ASI290MCカメラのキャプチャエリアは544×548が最適です。拡大率を上げる480×274も次に適しています。
撮影はこの2種類のキャプチャエリアで行いました。撮影の最後にNEXIMAGE5カメラで撮影しました。
撮影中に寒さを感じ上着を着ました。秋の季節を肌で感じます。
撮影した写真3コマを添付します。
火星の写真右下にオリンポス山(オレンジ色の塊)が写っています。
南極冠は氷が解けて小さくなっています。南極冠の写真左に離れ小島のミッチェル山が判ります。
写真の写りはやはりASI290MCカメラの方がNEXIMAGE5カメラよりも良いです。像の解像度が違います。
①火星(キャプチャエリア544×548)
2020年10月1日21時11分~15分
露出3.3ms×300/1000フレーム×6コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN250 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温21℃ ※キャプチャエリア544×548、下が北
②火星(キャプチャエリア480×274)
2020年10月1日21時16分~21分
露出3.3ms×300/1000フレーム×6コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
他データは①と同じ ※キャプチャエリア480×274
③火星(NEXIMAGE5カメラ)
2020年10月1日21時51分~54分
露出1/94秒×200/500フレーム×6コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
NEXIMAGE5 GAIN15 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング縦横比修正済 自宅 下が北