新星空の友

木星の大赤斑移動と土星を撮影しました

 20cmドブソニアン望遠鏡で木星の大赤斑移動と土星を撮影しました。
 10月28日快晴。木星の大赤斑移動の観察・撮影に再挑戦しました。
 前回(10/26)はシーイング不良でうまくいきませんでしたので、今回は木星のシーイングをしっかり確認しました。
 今回は大赤斑がパソコンモニターにまあまあハッキリと写っています。大気の流れは認められますが、これならば撮影して良しと判断して撮影しました。
 まず1回目の撮影で20ショット実施しました。5分以内の撮影完了を目指しました。木星の自転速度が速いですから、10分も掛かっていたら木星像が伸びてしまいます。
 2回目の撮影の合間に土星へ望遠鏡を向けて土星を撮影しました。こちらも20ショット撮影しました。
 30分後の大赤斑移動確認を撮影するため、再び望遠鏡を木星へ向けて21ショット撮影しました。
 今回は木星本体と大赤斑がまあまあきれいに写ったようです。
 翌日(10/29)、ソフト現像処理して写真制作しました。

 撮影した写真4コマ(土星との視直径比較用の10/26火星写真含む)を添付します。

 写真①、②を見ますと、大赤斑の移動(木星の30分間の自転)がよく判ります。
 今回は木星の縞模様もきれいに写りました。
 土星と火星の写真を見ますと、火星が小さいことが判ります。
 (土星と火星の写真は同じ拡大率)


①木星と大赤斑

2022年10月28日19時49分~54分
露出5.3ms×250/500フレーム×20コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ9(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温15℃ ※キャプチャエリア544×548

②木星の大赤斑移動(30分後)

2022年10月28日20時20分~24分
露出5.3ms×250/500フレーム×21コマ
他データは①と同じ

③土星

2022年10月28日20時03分~09分
露出23ms×250/500フレーム×20コマ
他データは①と同じ

④10/26の火星(土星との視直径比較用)

2022年10月26日23時58分~59分



名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「天文」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事