星屑の日誌2

SSとか書くブログ。たぶん。

Thisコミュニケーション第15話感想

2021-06-04 14:00:03 | Thisコミュニケーション
ジャンプSQで連載中のThisコミことThisコミュニケーション。
自分の中で盛り上がってきたので今月から感想書くことにした。

ではまず、「アレ」について分かること

・完成には大量の電力が必要。(巨大な砦の出し入れの電力を賄う電力塔が復仇しても3日分の発電量必須)
・インフラ用の電力では無理。(電力塔修理中でも焼肉用のホットプレートは問題なく使えているため、インフラ電力は別系統)
・「必ず使うことになる」 → 平時の戦力の底上げなら「完成しだい投入」と言う。言わなかった以上は「有事」の切札的存在。
・クッソ短気なデルウハ殿が急かしていないところから、「有事」は今すぐではない。
・しかしこの先どこかで必ず来ると断定できる現象。
・所長とデルウハ殿のやり取りから、過去に1回以上の検討があったのは確定。
・これにより人外吉永襲来は「有事」から除外。デルウハ殿は再会後すぐ気絶し約15時間眠っていたため、検討する時間がない。

そもそもである。
デルウハ殿は何をきっかけに「有事」への備えを思い立ったのか?
この数日間の出来事を日ごとにまとめると

「ビバーク」

「160km特訓・ハントレスの反乱・薬物中毒前半」

「薬物中毒後半・吉永によるハントレスへの密告・いちこ殺害」

「首チョンパ・血液サラサラ・吉永に砲弾・死体食って巨大化するイペの襲撃」(吉永復活から15時間あとが今回ラストだが日付は不明)

これらの現象のうち「何か大きな有事」の兆候とみれる物は、ない。
強いていうならビバーグの時のトゲ付きがそうだが、こちらへの対処は完了済み。
従って、「有事」とは、ここ数日の出来事のうち、「現状のまま再発されると大変な事態」と考えるのが妥当。
つまり、「ハントレスの反乱」「死体食って巨大化するイペの襲撃」のどちらかかまたは両方。
前者は2日以上経過しているためため発案から最終段階に漕ぎつけるのは……
首チョンパを速攻接合できる研究所だし、無理はない。(『この話は構成ではない』)

超絶厄介だった薬物中毒ワンオペ砲撃野戦はハントレスの反乱の再発防止に務めれば自動的に再発ナシ。
元を正せばあの6対1が原因だからね。

後者……「死体食って巨大化するイペの襲撃」再発時の対処も課題ではあるが、
ここまでの描写的に、「所長と相談できるタイミングは『ほとんど』なかった」。
なにしろ存在発覚後すぐ大バトルに発展した。先月分に到っては一瞬足りと他所事のヒマがない。
今月は? 戦闘終了と同時の連絡については不可能。前述のとおり吉永のせいで15時間気絶していたのだから。

つまり「先月の戦闘中」と「今月のうち吉永登場後」は所長に指示する時間がなかったという事になるのだけれど……

あくまで「所長と相談できるタイミングは『ほとんど』なかった」だけに過ぎない。
そう。
今月には1シーンだけ、所長とゆっくり無線通信できる機会があった。

739ページ目1コマ目(いちこ・いつか・むつの足。「生きててくれよぉ~っ!」)すぐ下の、大きな余白。
ただの場面転換にも見える。
だが、ダイ大の騎士シグマの「女神によろしく」と爆発・死亡の間にあった「何かの省略の、余白」にも、見える。

デルウハ殿が無線で所長に人付きへの対処を指示したとすればこのタイミングだと思う。
ちなみにデルウハ殿の無線の所持状況だが、血液サラサラ後に吉永へ砲弾ブチかました時は持っていた。イペ3匹砲撃時にも。
先月の戦闘では見えなかったが、砦に置いて去った描写もない。
所長側も無線は持っている。ビバーク回後編の雪崩のあとや、吉永に後ろから殴られた時とか、持っている。

その無線と通信したように見えてしまう理由はあと2つあり、1つは余白すぐ下の「後は~」。

オスカー始末→「後は」ハントレスの生存確認だな 

という流れと見るのが正常だけれど、この作品はちょくちょく時系列倒錯を挟んでくる。
なので実際の流れは、

オスカー始末→所長への連絡をする→「後は」ハントレスの生存確認だな、

であり、このうち所長への連絡だけを次回以降の回想に挟んでくるのではないか?


理由2つ目は、地図くれたオスカーに対するデルウハ殿の、斧の持ち方。

(1)736ページ3コマ目(「もう言い残すことはないな?」)

→ 左手で柄の下端を持ち、右手を斧部分すぐ下に添える。

(2)737ページ2コマ目(オスカーの胴体に斧)

→ 左手を、斧部分すぐ下に添える。

(3)742ページ全体(「────…よ…」)

→ 左手の位置が(3)より上。拳約1個ぶん下の柄部分に右手。

ちなみに(1)と(2)の間には山のコマ。(2)と(3)の間には途中、『余白』。

作画ミスでなければ……
(2)と(3)の斧の持ち方が変わっているのは何故?

推理小説原作の漫画なら、『余白』中、利き腕の右腕で無線を操る間、斧にかかる力の減衰(=中枢神経破壊の減弱)を懸念し、
左手を斧側へ上げて強く押し込んでいた……という描かれ方をするが、果たして。

更に気になるのは、(1)と(2)でも持ち方が異なっている点。
(1)は先月ラストと同じ構え。つまり「水平」斬りを彷彿とさせる構え。
直後に「山のコマ」。このコマの間だけ、デルウハ殿の動きはフレームアウトしていて、視点が戻ると、

「袈裟斬りに近い形でオスカーの胸に斧を押し込み」
「どういう訳か持ち方が変わっている」

作画ミスでなければ、ここでも省略があったように見える。
例えば、「水平斬りを『何か』に喰らわせ」、切除し、回収し、そのあと斧の持ち方を変え、胴体へ……とかの。

オスカーの中枢神経のコピーは胸にある。しかし先月。目玉は独立して動いていたし、思考すらも行っていた。
ならばオスカーの本体……目玉なのでは? お手紙カオだらけイペでいう「カオ」なのでは?
胸にある中枢神経コピーの器官は、「オスカーを食べ、オスカーを模しているイペリットの急所」であって、
「オスカー本体の急所」ではないのでは?
だから(1)と(2)の間に目玉だけを水平斬りし回収、さらに『余白』の間、所長へ「これ使って人付きへの対処を練るぞ」と連絡したのでは?

オスカー本体はイペリットからの精神汚染さえ克服できれば、無数の死骸を操れる「対人付き、交換比最強の切り札」ではある。
しかもオスカーはイペリットから切り離されている。
細胞レベルの混濁という疑念もなくはないが、しかしオスカーはイペリットと同化中ですら本来の人格を強く強く押し出していた。
だったら神経的な接続さえ断たれれば人間の側に戻れるのでは?」
イペリットからの人間殺害衝動から解放されるのではないか?

もちろん、デルウハ殿は今のオスカーが「イペリットによって認知を歪められているのではないか?」と疑念全開だったから
研究所に連れて帰るような愚は、普通だったら犯さない。あの場でソッコー始末するのが最善。

でも、だとすると疑問が浮かぶ。
始末するつもりなら、「どうして会話をした?」。

今月冒頭デルウハ殿は「お前が死んでない理由を言え!!」と怒鳴ってはいた。
首を飛ばしてもオスカーが死んでいない事に苛立ちを示している……ような反応をした。
でもこれ、おかしいよね。
だって先月冒頭デルウハ殿、言ってるじゃない。

「イペリットは体積の約半分くらいまでバラバラにすると死ぬ。この”人付き”もその部分は変わらないだろう」

と。

つまり。
オスカーが首を飛ばしても死なない事に、苛立つ必要はない。
殺したいなら体積の約半分くらいまでバラバラにすればいいだけなんだから。

なので、オスカーを始末する事だけが目的なら、会話などする必要はない。
斧ふりまわして削ってけばいいだけ。
まして。

「食料欲しさに殺した事をストレートに白状し、殴られる」

必要など、もっとない。

超絶合理主義者だよデルウハ殿? 情がないよ?
それがなんで首チョンパで失血したボロボロの体で殴られてやる必要があるのよ?

よってあの会話は懐柔目当てとみた。『事実』をオスカーがいいように解釈する物言いだったし。
で、敢えて殴らせた。
オスカーは女性だが、友情などの男臭い繋がりに憧れを持つ傾向にある。
デルウハ殿ならそこは把握している筈。
だったら繋がりに満足できる回答をし続けたのち、敢えて、絶対許せない部分(食料欲しさに殺された)
へ怒りの拳が出るよう仕向け、気持ちをスカっとさせ、『男と男の友情』が芽生えたと錯覚させコントロールする
のは、彼になら容易い。

最初から回収目当て。だから懐柔の会話をした。

回収して、どうしてもイペ側の精神が抜けきらないなら始末。
人間の側に戻るなら懐柔して「人類の為に」とでも吹聴して、イペ操れる能力いいように使う。
てな算段かも知れないね。
繰り返しになるけれど、イペと一体化している時でさえオスカー本来の人格は失われていなかったのだから、
デルウハ殿にしてみれば勝率かなり高めの賭けだと思う。

しかもオスカー、心服させておけばハントレス6人が反乱起こしてもどうにかできるし。


余白の間に連絡が行われていれば、オスカーが『最終段階』に到るまでわずか15時間という計算になる。


ハード面の改造ならば少なすぎる時間。
しかしソフト面でのテストなら?

イペから切り離されたオスカーの目玉が、イペリットからの精神汚染から抜け切っているかどうかのテストぐらいなら
15時間で、どうにかできるのでは?


莫大な電力3日使って何を作るかは不明だけど。オスカーのニューボディ? でも人体って電力で作れるもんなんだろうか?
ハントレス化は……五体満足での供出が前提っぽいしなあ。
オスカーがクローンボディで追加戦士枠のハントレスに! ってのは見たくはあるけど。

ロボットボディ製造なら厖大電力も納得だけれど、やれば、世界観的にはどうなのよと私はツッコむ。
(ンなもん作れるなら量産型戦闘兵でハントレス支援せえやとなるし。だいいち伏線もねえ)

ただしThisコミは半分ギャグ漫画。面白ければ何でもアリの滅茶苦茶なのだ。

>このクソ野郎めがぁ───ッ!!!

ごもっともでw
こういう爆笑シーンがあるから「アレ」について分かること

・完成には大量の電力が必要。(巨大な砦の出し入れの電力を賄う電力塔が復仇しても3日分の発電量必須)
・インフラ用の電力では無理。(電力塔修理中でも焼肉用のホットプレートは問題なく使えているため、インフラ電力は別系統)
・「必ず使うことになる」 → 平時の戦力の底上げなら「完成しだい投入」と言う。言わなかった以上は「有事」の切札的存在。
・クッソ短気なデルウハ殿が急かしていないところから、「有事」は今すぐではない。
・しかしこの先どこかで必ず来ると断定できる現象。
・所長とデルウハ殿のやり取りから、過去に1回以上の検討があったのは確定。
・これにより人外吉永襲来は「有事」から除外。デルウハ殿は再会後すぐ気絶し約15時間眠っていたため、検討する時間がない。

そもそもである。
デルウハ殿は何をきっかけに「有事」への備えを思い立ったのか?
この数日間の出来事を日ごとにまとめると

「ビバーク」

「160km特訓・ハントレスの反乱・薬物中毒前半」

「薬物中毒後半・吉永によるハントレスへの密告・いちこ殺害」

「首チョンパ・血液サラサラ・吉永に砲弾・死体食って巨大化するイペの襲撃」(吉永復活から15時間あとが今回ラストだが日付は不明)

これらの現象のうち「何か大きな有事」の兆候とみれる物は、ない。
強いていうならビバーグの時のトゲ付きがそうだが、こちらへの対処は完了済み。
従って、「有事」とは、ここ数日の出来事のうち、「現状のまま再発されると大変な事態」と考えるのが妥当。
つまり、「ハントレスの反乱」「死体食って巨大化するイペの襲撃」のどちらかかまたは両方。
前者は2日以上経過しているためため発案から最終段階に漕ぎつけるのは……
首チョンパを速攻接合できる研究所だし、無理はない。(『この話は構成ではない』)

超絶厄介だった薬物中毒ワンオペ砲撃野戦はハントレスの反乱の再発防止に務めれば自動的に再発ナシ。
元を正せばあの6対1が原因だからね。

後者……「死体食って巨大化するイペの襲撃」再発時の対処も課題ではあるが、
ここまでの描写的に、「所長と相談できるタイミングは『ほとんど』なかった」。
なにしろ存在発覚後すぐ大バトルに発展した。先月分に到っては一瞬足りと他所事のヒマがない。
今月は? 戦闘終了と同時の連絡については不可能。前述のとおり吉永のせいで15時間気絶していたのだから。

つまり「先月の戦闘中」と「今月のうち吉永登場後」は所長に指示する時間がなかったという事になるのだけれど……

あくまで「所長と相談できるタイミングは『ほとんど』なかった」だけに過ぎない。
そう。
今月には1シーンだけ、所長とゆっくり無線通信できる機会があった。

739ページ目1コマ目(いちこ・いつか・むつの足。「生きててくれよぉ~っ!」)すぐ下の、大きな余白。
ただの場面転換にも見える。
だが、ダイ大の騎士シグマの「女神によろしく」と爆発・死亡の間にあった「何かの省略の、余白」にも、見える。

デルウハ殿が無線で所長に人付きへの対処を指示したとすればこのタイミングだと思う。
ちなみにデルウハ殿の無線の所持状況だが、血液サラサラ後に吉永へ砲弾ブチかました時は持っていた。イペ3匹砲撃時にも。
先月の戦闘では見えなかったが、砦に置いて去った描写もない。
所長側も無線は持っている。ビバーク回後編の雪崩のあとや、吉永に後ろから殴られた時とか、持っている。

その無線と通信したように見えてしまう理由はあと2つあり、1つは余白すぐ下の「後は~」。

オスカー始末→「後は」ハントレスの生存確認だな 

という流れと見るのが正常だけれど、この作品はちょくちょく時系列倒錯を挟んでくる。
なので実際の流れは、

オスカー始末→所長への連絡をする→「後は」ハントレスの生存確認だな、

であり、このうち所長への連絡だけを次回以降の回想に挟んでくるのではないか?


理由2つ目は、地図くれたオスカーに対するデルウハ殿の、斧の持ち方。

(1)736ページ3コマ目(「もう言い残すことはないな?」)

→ 左手で柄の下端を持ち、右手を斧部分すぐ下に添える。

(2)737ページ2コマ目(オスカーの胴体に斧)

→ 左手を、斧部分すぐ下に添える。

(3)742ページ全体(「────…よ…」)

→ 左手の位置が(3)より上。拳約1個ぶん下の柄部分に右手。

ちなみに(1)と(2)の間には山のコマ。(2)と(3)の間には途中、『余白』。

作画ミスでなければ……
(2)と(3)の斧の持ち方が変わっているのは何故?

推理小説原作の漫画なら、『余白』中、利き腕の右腕で無線を操る間、斧にかかる力の減衰(=中枢神経破壊の減弱)を懸念し、
左手を斧側へ上げて強く押し込んでいた……という描かれ方をするが、果たして。

更に気になるのは、(1)と(2)でも持ち方が異なっている点。
(1)は先月ラストと同じ構え。つまり「水平」斬りを彷彿とさせる構え。
直後に「山のコマ」。このコマの間だけ、デルウハ殿の動きはフレームアウトしていて、視点が戻ると、

「袈裟斬りに近い形でオスカーの胸に斧を押し込み」
「どういう訳か持ち方が変わっている」

作画ミスでなければ、ここでも省略があったように見える。
例えば、「水平斬りを『何か』に喰らわせ」、切除し、回収し、そのあと斧の持ち方を変え、胴体へ……とかの。

オスカーの中枢神経のコピーは胸にある。しかし先月。目玉は独立して動いていたし、思考すらも行っていた。
ならばオスカーの本体……目玉なのでは? お手紙カオだらけイペでいう「カオ」なのでは?
胸にある中枢神経コピーの器官は、「オスカーを食べ、オスカーを模しているイペリットの急所」であって、
「オスカー本体の急所」ではないのでは?
だから(1)と(2)の間に目玉だけを水平斬りし回収、さらに『余白』の間、所長へ「これ使って人付きへの対処を練るぞ」と連絡したのでは?

オスカー本体はイペリットからの精神汚染さえ克服できれば、無数の死骸を操れる「対人付き、交換比最強の切り札」ではある。
しかもオスカーはイペリットから切り離されている。
細胞レベルの混濁という疑念もなくはないが、しかしオスカーはイペリットと同化中ですら本来の人格を強く強く押し出していた。
だったら神経的な接続さえ断たれれば人間の側に戻れるのでは?」
イペリットからの人間殺害衝動から解放されるのではないか?

もちろん、デルウハ殿は今のオスカーが「イペリットによって認知を歪められているのではないか?」と疑念全開だったから
研究所に連れて帰るような愚は、普通だったら犯さない。あの場でソッコー始末するのが最善。

でも、だとすると疑問が浮かぶ。
始末するつもりなら、「どうして会話をした?」。

今月冒頭デルウハ殿は「お前が死んでない理由を言え!!」と怒鳴ってはいた。
首を飛ばしてもオスカーが死んでいない事に苛立ちを示している……ような反応をした。
でもこれ、おかしいよね。
だって先月冒頭デルウハ殿、言ってるじゃない。

「イペリットは体積の約半分くらいまでバラバラにすると死ぬ。この”人付き”もその部分は変わらないだろう」

と。

つまり。
オスカーが首を飛ばしても死なない事に、苛立つ必要はない。
殺したいなら体積の約半分くらいまでバラバラにすればいいだけなんだから。

なので、オスカーを始末する事だけが目的なら、会話などする必要はない。
斧ふりまわして削ってけばいいだけ。
まして。

「食料欲しさに殺した事をストレートに白状し、殴られる」

必要など、もっとない。

超絶合理主義者だよデルウハ殿? 情がないよ?
それがなんで首チョンパで失血したボロボロの体で殴られてやる必要があるのよ?

よってあの会話は懐柔目当てとみた。『事実』をオスカーがいいように解釈する物言いだったし。
で、敢えて殴らせた。
オスカーは女性だが、友情などの男臭い繋がりに憧れを持つ傾向にある。
デルウハ殿ならそこは把握している筈。
だったら繋がりに満足できる回答をし続けたのち、敢えて、絶対許せない部分(食料欲しさに殺された)
へ怒りの拳が出るよう仕向け、気持ちをスカっとさせ、『男と男の友情』が芽生えたと錯覚させコントロールする
のは、彼になら容易い。

最初から回収目当て。だから懐柔の会話をした。

回収して、どうしてもイペ側の精神が抜けきらないなら始末。
人間の側に戻るなら懐柔して「人類の為に」とでも吹聴して、イペ操れる能力いいように使う。
てな算段かも知れないね。
繰り返しになるけれど、イペと一体化している時でさえオスカー本来の人格は失われていなかったのだから、
デルウハ殿にしてみれば勝率かなり高めの賭けだと思う。

しかもオスカー、心服させておけばハントレス6人が反乱起こしてもどうにかできるし。


余白の間に連絡が行われていれば、オスカーが『最終段階』に到るまでわずか15時間という計算になる。


ハード面の改造ならば少なすぎる時間。
しかしソフト面でのテストなら?

イペから切り離されたオスカーの目玉が、イペリットからの精神汚染から抜け切っているかどうかのテストぐらいなら
15時間で、どうにかできるのでは?


莫大な電力3日使って何を作るかは不明だけど。オスカーのニューボディ? でも人体って電力で作れるもんなんだろうか?
ハントレス化は……五体満足での供出が前提っぽいしなあ。
オスカーがクローンボディで追加戦士枠のハントレスに! ってのは見たくはあるけど。

ロボットボディ製造なら厖大電力も納得だけれど、やれば、世界観的にはどうなのよと私はツッコむ。
(ンなもん作れるなら量産型戦闘兵でハントレス支援せえやとなるし。だいいち伏線もねえ)

ただしThisコミは半分ギャグ漫画。面白ければ何でもアリの滅茶苦茶なのだ。

>このクソ野郎めがぁ───ッ!!!

ごもっともでw
こういう爆笑シーンがあるからThisコミはやめられない。

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