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エビータとマドンナ

2007-11-23 06:19:27 | 映画評
エビータ

1996年、アンドリュー・ロイド・ウェバーの
ヒット・ミュージカルの映画化として、「エビータ」が
監督、アラン・パーカー、主演、マドンナで公開される。

その製作には、困難があり、
当初は、ハリウッドの大監督のオリバー・ストーンが、
製作、監督を担当する予定もあり、
社会派的な作品が製作される予定でもあったらしい。

しかし、かつて「ミッドナイト・エクスプレス」で、
オリバー・ストーンを従えた、アラン・パーカーが監督を
担当することにより、セリフをすべてなくし、
セリフをすべて歌にするという画期的なミュージカル作品
として製作が始まる。

そして、製作の過程でも、
スキャンダラスなシンガー、マドンナが、
アルゼンチンでは、いまだ人気の衰えない、歴史上の人物、
アルゼンチンの聖母と称されるエビータを演じることに、
アルゼンチン国民から冒涜行為と、猛反発がなされるという
困難も味わうことになる。

が、マドンナは、この困難な状況の中にも、
セリフなしの全編を歌と音楽という困難な撮影を、
シンガーである本領を発揮し、
アカデミー賞、主題歌賞を獲得することとなる、
「You Must Love Me」
映画最大の場面での、
「Don't Cry For Me Argentina」を堂々と歌い上げ、
見事な好演を見せ、
ゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞。

こちらで、マドンナ、
「Don't Cry For Me Argentina」が聴けます。


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