続・とりあえずの映画鑑賞メモ

からっ風野郎(1960/大映東京)

“主演に三島由紀夫を起用して話題を呼んだ増村保造監督作品”

《非情なヤクザの世界に身を投じた一人の若者をダイナミックに描く》

2本目のこちらはタイトルは知っていたものの観たのは初めてで、銃弾を浴びてエスカレータに倒れるラストシーンなど、三島由紀夫の本格的な主演にいまさらながら驚きました、船越英二、川崎敬三、根上淳など男優陣の顔ぶれも豪華で志村喬の迫力あるヤクザの親分ぶりや、神山繁の喘息持ちの殺し屋も印象的でした。

三島由紀夫といえば、“あの事件”の時、私は高校生で、ニュースを知ってショックで授業を抜け出したのを覚えてますが、当時は雲の上のような存在だったのに(って今もですが)、こうやってチンピラを演じている彼をスクリーンで観ているのが不思議というか、コンプレックスの裏返しが独裁者を作ると思っている自分的には彼もまたきわどいところで“昇華”することができたのかも、なんて、生意気にも思ったりして…おっと、話が逸れてしまいそうになるのでとりあえず送信

レイトで展開中の《奇想天外シネマテーク8 SF・ファンタジー編》も気になるところ、「コント55号 宇宙大冒険」とか「怪電波の戦慄 第二篇 透明人間篇」などタイトルだけでも面白そう

あと、「密約 外務省機密漏洩事件」も上映中です。
よくわからない話ですが、せっかくの機会なので勉強になるし観ておきたいかも

銀座シネパトス3 15:45~観客30人程/72席

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