続・とりあえずの映画鑑賞メモ

プール(2009/スールキートス)

“理由なんて、愛ひとつで十分だ…人気漫画家・桜沢エリカが映画化を前提に書き下ろした原作コミックを、「2番目の彼女」の大森美香監督、「かもめ食堂」の小林聡美主演で映画化”

《タイ・チェンマイのゲストハウスを舞台に、母に会うため日本からやって来た女子大生がそこで過ごす6日間の物語を、母と娘の確執と和解を軸に描き出す》

今日は火曜日なので大和経由で大森でお姑さまの様子見してから有楽町に向かいました

このところ急に気温も下がって、今日なんかは電車やバスなど、一部では暖房がかかってたりして、気分的に“プール”な感じでもないんだけどな~、なんて思っていたのは最初だけで、女子大生役の伽奈が出てきた途端に彼女から目が離せなくなってしまいました、ドキドキ

一見男の子みたいで、いっそ、男の子の格好で出てきて最後に女の子だとわかる設定だとよかったのに、なんて、そしたら別の映画になっちゃいますけどね(笑)

で、彼女の魅力に引っ張られたこともありますが、最後まで飽きずに観られました、小林聡美が歌う場面も良かったです、ギターの弾き語りがなんとも自然でいいんですよね

タイの風景も心地よくて、美味しそうな食べ物に音楽に、映画的な魅力たっぷりの作品でしたが、テーマ的には微妙だったかも

実は、以前にこの母親と同じようなことを友人に言ってしまい絶交状態になったことがあるので、以来、気をつけてるんですよね、私もどちらかというと、好きなこと、やりたいことがあればわがままを通してもやるべきという考え方なので母の気持ちもわかるけど、“あなたもいつかわかる時がくる”くらいな台詞の方がよかったかも、なんか、正面きって主張されると反発したくなるところもあったりして

というか、スローライフな雰囲気の割にはハイテク導入の暮らしぶりで、どうやって生計立ててるんだろう、もしかして母の実家が資産家で、その資産目当てに結婚した旦那と別れて、子供が高校に入ったのを見届けてタイで自分を見直そうとしてたとか…それなら納得できるかも、って、考えすぎ?“理由なんて、愛ひとつで十分だ”って?、ハイっ

シネスイッチ銀座1 19:15~観客50人程/273席
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