続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「メイジーの瞳」(2012米/ギャガ)

“愛が何か見えていたのは、メイジーの瞳だけだった…「綴り字のシーズン」のスコット・マクギー&デビッド・シーゲル監督が、離婚する両親に翻弄される少女の日常を描いたヒューマンドラマ”

身勝手な大人たちの間を行ったり来たりしながら文句も言わず精一杯にその場その場を生きるメイジーのけなげさ、演じる子役少女の自然な可愛らしさに、胸が締め付けられる思いで、血の繋がりと気持ちの繋がりに揺れる彼女目線ですっかり引き込まれてしまった。

自分がメイジーだったら勝手な親たちより一緒にいたくなると思う素敵なベビーシッターのマーゴ役と母の若い恋人を演じたジョアンナ・バンダーハムとアレクサンダー・スカルスガルドの二人がうっとりするくらいの相性のよさで、素敵なラブストーリーにもなっているところもよかった!

《ロック歌手の母と美術商の父の間に生まれた少女メイジー。日頃から喧嘩してばかりの両親はついに離婚を決め、メイジーはそれぞれの家を行ったり来たりすることに。ところが、忙しい父はベビーシッターのマーゴに、母は新恋人リンカーンにメイジーを預けるようになり…》

原作は「ある貴婦人の肖像」「鳩の翼」などで知られるヘンリー・ジェームズの小説。

2012年・第25回東京国際映画祭コンペティション部門では、「メイジーの知ったこと」のタイトルで上映された。

◆CAST

ジュリアン・ムーア、アレクサンダー・スカルスガルド、オナタ・アプリール、ジョアンナ・バンダーハム、スティーブ・クーガン

原題:What Maisie Knew

99分

TOHOシネマズシャンテ3 17:35~観客15人程/192席






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