続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「エヴァの告白」(2013米=仏/ギャガ)

“祈りは叶わず希望はつぶされ愛に裏切られただ生きようとした。それが罪ですか?…マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナーらが豪華共演を果たした人間ドラマで、より良い人生を求めてアメリカに移住してきた女性が、さまざまな出来事に振り回されながらもたくましく生き抜く姿を映し出す”


これは、邦題や予告編からヒロインの壮絶な人生の話と思っていたので、意外にたやすく救いの手がさしのべられる展開で、入口と出口が違っていたような気もしたけど原題がわかって納得!

1920年代のニューヨークの再現風景や暮らしぶりなども見ごたえ充分、ヒロインのエヴァ役のマリオン・コティヤールの綺麗さが今まではよくわからなかったけど、今回初めて綺麗だと思った。

ブルーノ役のホアキン・フェニックスがすっかり貫禄ついていてビックリだったけど、ますますいい味を出していて、ある意味、この映画の第二の主人公ともいえるというか、「ブルーノの告白」ともいえるかも!

《1921年、エヴァ(マリオン・コティヤール)と妹マグダ(アンジェラ・サラフィアン)は戦争の影響で情勢が不安定な祖国ポーランドを離れ、ニューヨークに到着する。だが、入国審査で医師に肺病と診断されたマグダは隔離され、二人は離れ離れに。入国を拒否されたエヴァは、ブルーノ(ホアキン・フェニックス)という見知らぬ男性のおかげで強制送還を免れるが…》

監督は『アンダーカヴァー』でホアキンと組んだジェームズ・グレイ。
社会の裏側で、決して諦めることなく前進するヒロインのりんとした強さが胸を打つ。


原題:THE IMMIGRANT

118分

TOHOシネマズシャンテ2 19:20~観客30人程/204席





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