*今回はちょっと上級者向けの記事になります。
色々馴染まない用語も飛び出すと思うので、適時質問や他の方のブログで調べることをおすすめします。
・認識力について
上達するコツを調べていると必ず目にする「認識力」。
解説とか鍛え方とかは自分が記事にしてもパクりにしかならないので、ここの話は雑談程度の気持ちで。
認識力とは「譜面を正確に判断する力」であり、「譜面をいかにサボって見れる力」だと思います。
「正確に判断する力」とは文字通りの意味です。間違った認識や見えたけど認識が追いつかなければミスに繋がります。
「サボって見る力」は、いかに同時押しを同時押しとして見ないか、に限ると思います。
最初の頃は「あんな2つ押し3つ押しの連続なんてわかんないよ!」って方が大半だと思います。
しかし弐寺を続けるうちに見える、押せるようになります。実際上達している人はそうなっているでしょう。
では何が上達したのか。~レベル9くらいまでは9割方「正確に判断する力」が伸びたんだと思います。
伸びた、というより早くなったが適切かもしれません。どちらにせよ上達にはかわりありません。
じゃあレベル10以上をメインにしている方で「認識力が上達した」とはどういう意味合いになるのか。
レベル10、11中位くらいまでは5:5で「正確に判断する力」と「サボって見れる力」が伸びていると思います。
レベル11上位、12辺になるとほとんど「サボって見れる力」の上達でしょう。
・認識をサボる
「仕事に慣れてサボるようになった」逆説。「仕事に慣れてサボれる時間ができた」。
まぁ、このように最終的には「その物量に慣れれば押せるようになるよ!」ってことなんですけどね。
では弐寺でサボるべきは何か。それが譜面認識です。
例えば2+3+5+7の同時押しが降って来たとしましょう。
それを「[2]と[3]と[5]と[7]」と4つの鍵盤として見る場合は4つ見るだけの時間を費やします。
では「[23]と[57]」という2つの塊として見れる場合は?もっと言えば「[2357]」という1つの塊として見れる場合は?
これが所謂慣れというもので、4つ押すという結果は一緒でも過程で使う時間が全く違ってきます。
乱打の場合も同様です。「[2]次に[3]次に[5]次に[7]」より「[2][3][5][7]次に」と1つ1つ確認せずまとめて見ることで認識をサボるのです。
・もう一つのサボる
こちらは悪いサボるです。正規譜面があまりおすすめされていない理由です。
それは、譜面に慣れてしまって見て→認識して→押し方を考えて→押すのうち、見て→認識して→押し考えての3工程を
この曲はこうだったなと今までの記憶の認識を思い出し→押すという全く認識していない押し方をしてしまうことです。
これが所謂癖と呼ばれるもので、「確かこうだった」と押してしまうので間違った覚え方をしていると同じミスを繰り返してしまいます。
・(やっと)ランダムについて
最初雑談とか言ってたけど、やっぱり認識力については書きたい事だったから長くなっちゃったね。仕方ない…ね?
本題、ランダムについてですが、短期上達を目指すなら必須です。断言します。
しかし、あまり早い時期から常備させると成長の妨げになります。こっちは多分です。
・何故ランダムで成長するのか
ここは上で書いた認識力に繋がります。
正規譜面はある程度綺麗な形になるよう(見えやすいよう)作られています。(推測ですが)
例えばやたら白鍵だけの同時押しだったり逆に青鍵だけだったり。
本来3つ、4つの同時押しはそれぞれ35通りのパターンがあるはずが、レベル10以下の正規譜面だけだとそのうち10通りほどしか出てこないでしょう。
ランダムはそれを解消できるオプションなので、上級者がみんな口を酸っぱくして「ランダム使え」と言うわけです。
・じゃあ最初からランダム使えばいいの?
ここはあくまで私見+偏見で染まります。ソースやら体験談なんてのもありません。
「私まだ初段だけどランダム使ったほうが早く上手く慣れる?」
敢えて言います。否です。
ランダムは同時押しや乱打のパターンを増やして、正規譜面にない組み合わせの練習に使えます。
しかし、正規譜面をまともに押せないうち=まだその物量に慣れてない間は正規譜面をおすすめします。
また慣れの話に戻るのですが、3つ押しは35通りあり、そのうち10通り正規譜面で練習できるとします。
それならならこの10通りをまずマスター(慣れ)し、その後ランダムで残りの25通りを練習したほうが効率がいいというのが持論です。
何を覚えるにしても少しずつ段階を踏んだほうが間違えて覚えにくいのと一緒ですね。
じゃあ11や12に特攻するときも正規がいいの?いいえ、そんなことはないです。
4つの同時押しが見切れる(EDENとか5.1.1とか)ならもうランダム常備でいいです。
何故か。それは弐寺の譜面はほぼ4つ以下の同時押しで構成されているからです。
・ランダムとブロック認識
なんかもう記事2つ分以上書いてる気がするけど、大事なことなので継続していきましょう。
まず[14][3][16][35][1]…のような譜面ですが、これを1・3トリルとゴミとして認識するのが縦認識と呼ばれるものです。[13131…]+[ゴミ]な感じですね。
これを1ラインずつ[14][3][16]ときっちり認識していくのが横認識。どのゴミがトリルのどの部分とひっついているのかはっきり認識しているならこっちです。
さてブロック認識ですが、上の場合だと[14][3]次に[16][35]次に…とある程度のラインを塊として認識して譜面を捌く認識方法です。
画像がないと分かりづらいですね…このあたりの例はかみゆーさんの記事を見てもらえばわかると思います。
弐寺は4つ以下の同時押しで構成されています。4つ以下の同時押しが見切れるなら、あとはこのブロック認識を鍛えるのが上達の近道になります。
しかしこの上達がなかなか難しいもので、正規譜面ばかりでやっているとすぐに癖がついてしまいます。
これはどれだけのパターンがあれば考えればすぐなのですが、例えば4つ押しの次に2つ押しの場合、正規譜面は1通りずつしかないのが、ランダムをかければ4つ押しが35通り、2つ押しが21通りあります。
どちらが先に悪いサボり方をするのかは一目瞭然ですね。ランダムを使った方はほぼサボれなくなると言って過言じゃないです。
・結局いつからランダム使えばいいんだよ!
自分がおすすめするランダムを使いはじめるタイミングはレベル10が大体クリアでき、半分くらいは難安定できているくらいから、です。
段位で言うと8段合格から上達して、9段狙い始めようかなーっていうタイミングだと思います。
このくらいだと正規譜面の同時押しはほぼ処理でき単鍵の乱打も問題なし、後は認識のパターンを増やせば勝手に伸びていく時期だと思うからです。
ただし、このレベルからランダムを始めるなら正規譜面で叩くという癖がついていて、ランダム独特のバラバラな譜面が全く押せないということが危惧されます。
これは最初1~2クレのウォームアップを5~7のN譜面に当て、それにランダムをかける、3クレ目からも8、9の同時押し譜面で慣れるしかないです。
しかしずっと低難易度をやっているのは精神的に苦しいでしょうし、何より物量耐性が落ちる可能性が高いので、1週間ほどは常備ではなく、気分転換で使う感じがいいでしょう。
ランダムでも8、9のBPが安定してきたら10の同時押し曲(クロスロードとか)にランダムをかけてみましょう。
ここまでBPが安定してきたらもう常備しても大丈夫です。正規譜面に比べてBPは安定しないでしょうが、練習になる譜面に巡りあえているということです。
ランダムが当たって押しやすい譜面がきたら感謝しましょう。最小BPを目指して。
ランダムが外れてとても押しにくい譜面が来たら喜びましょう。苦手発見、克服のチャンスが巡ってきたと。
今回の記事は特に書きたかったことで、書いていくうちにどんどん長くなってしまいました。
しかもほとんどが他の方が既に書いていることで、あんまり目新しいことがないという…
まぁ、自分で再認識する、という意味合いもあるのでそこは勘弁して下さい。
ちなみに自分がランダムを本格的に使い始めたのはLincleの復帰後10段取ってからでした。
DDの時だったかな?9段取れたけど10段無理って時にランダム使ってみようとやったら、DOLLで1+2が頻発して難で落ちたのがトラウマでしたね。
そのまま譜面研究だけでGOLD、DJTと10段になったものの、行きつけのゲーセンが潰れてしまい休止、会社の先輩がやっていると聞きLincle復帰でした。
いやぁまさかAAが弱いと言われてる何て思いもしませんでしたね…っと失礼しました。思い出話は雑記にでもします。では最後まで読んでいただきありがとうございました。
2013-02-15 10:19:13 - 2013-02-15 13:57:38
色々馴染まない用語も飛び出すと思うので、適時質問や他の方のブログで調べることをおすすめします。
・認識力について
上達するコツを調べていると必ず目にする「認識力」。
解説とか鍛え方とかは自分が記事にしてもパクりにしかならないので、ここの話は雑談程度の気持ちで。
認識力とは「譜面を正確に判断する力」であり、「譜面をいかにサボって見れる力」だと思います。
「正確に判断する力」とは文字通りの意味です。間違った認識や見えたけど認識が追いつかなければミスに繋がります。
「サボって見る力」は、いかに同時押しを同時押しとして見ないか、に限ると思います。
最初の頃は「あんな2つ押し3つ押しの連続なんてわかんないよ!」って方が大半だと思います。
しかし弐寺を続けるうちに見える、押せるようになります。実際上達している人はそうなっているでしょう。
では何が上達したのか。~レベル9くらいまでは9割方「正確に判断する力」が伸びたんだと思います。
伸びた、というより早くなったが適切かもしれません。どちらにせよ上達にはかわりありません。
じゃあレベル10以上をメインにしている方で「認識力が上達した」とはどういう意味合いになるのか。
レベル10、11中位くらいまでは5:5で「正確に判断する力」と「サボって見れる力」が伸びていると思います。
レベル11上位、12辺になるとほとんど「サボって見れる力」の上達でしょう。
・認識をサボる
「仕事に慣れてサボるようになった」逆説。「仕事に慣れてサボれる時間ができた」。
まぁ、このように最終的には「その物量に慣れれば押せるようになるよ!」ってことなんですけどね。
では弐寺でサボるべきは何か。それが譜面認識です。
例えば2+3+5+7の同時押しが降って来たとしましょう。
それを「[2]と[3]と[5]と[7]」と4つの鍵盤として見る場合は4つ見るだけの時間を費やします。
では「[23]と[57]」という2つの塊として見れる場合は?もっと言えば「[2357]」という1つの塊として見れる場合は?
これが所謂慣れというもので、4つ押すという結果は一緒でも過程で使う時間が全く違ってきます。
乱打の場合も同様です。「[2]次に[3]次に[5]次に[7]」より「[2][3][5][7]次に」と1つ1つ確認せずまとめて見ることで認識をサボるのです。
・もう一つのサボる
こちらは悪いサボるです。正規譜面があまりおすすめされていない理由です。
それは、譜面に慣れてしまって見て→認識して→押し方を考えて→押すのうち、見て→認識して→押し考えての3工程を
この曲はこうだったなと今までの記憶の認識を思い出し→押すという全く認識していない押し方をしてしまうことです。
これが所謂癖と呼ばれるもので、「確かこうだった」と押してしまうので間違った覚え方をしていると同じミスを繰り返してしまいます。
・(やっと)ランダムについて
最初雑談とか言ってたけど、やっぱり認識力については書きたい事だったから長くなっちゃったね。仕方ない…ね?
本題、ランダムについてですが、短期上達を目指すなら必須です。断言します。
しかし、あまり早い時期から常備させると成長の妨げになります。こっちは多分です。
・何故ランダムで成長するのか
ここは上で書いた認識力に繋がります。
正規譜面はある程度綺麗な形になるよう(見えやすいよう)作られています。(推測ですが)
例えばやたら白鍵だけの同時押しだったり逆に青鍵だけだったり。
本来3つ、4つの同時押しはそれぞれ35通りのパターンがあるはずが、レベル10以下の正規譜面だけだとそのうち10通りほどしか出てこないでしょう。
ランダムはそれを解消できるオプションなので、上級者がみんな口を酸っぱくして「ランダム使え」と言うわけです。
・じゃあ最初からランダム使えばいいの?
ここはあくまで私見+偏見で染まります。ソースやら体験談なんてのもありません。
「私まだ初段だけどランダム使ったほうが早く上手く慣れる?」
敢えて言います。否です。
ランダムは同時押しや乱打のパターンを増やして、正規譜面にない組み合わせの練習に使えます。
しかし、正規譜面をまともに押せないうち=まだその物量に慣れてない間は正規譜面をおすすめします。
また慣れの話に戻るのですが、3つ押しは35通りあり、そのうち10通り正規譜面で練習できるとします。
それならならこの10通りをまずマスター(慣れ)し、その後ランダムで残りの25通りを練習したほうが効率がいいというのが持論です。
何を覚えるにしても少しずつ段階を踏んだほうが間違えて覚えにくいのと一緒ですね。
じゃあ11や12に特攻するときも正規がいいの?いいえ、そんなことはないです。
4つの同時押しが見切れる(EDENとか5.1.1とか)ならもうランダム常備でいいです。
何故か。それは弐寺の譜面はほぼ4つ以下の同時押しで構成されているからです。
・ランダムとブロック認識
なんかもう記事2つ分以上書いてる気がするけど、大事なことなので継続していきましょう。
まず[14][3][16][35][1]…のような譜面ですが、これを1・3トリルとゴミとして認識するのが縦認識と呼ばれるものです。[13131…]+[ゴミ]な感じですね。
これを1ラインずつ[14][3][16]ときっちり認識していくのが横認識。どのゴミがトリルのどの部分とひっついているのかはっきり認識しているならこっちです。
さてブロック認識ですが、上の場合だと[14][3]次に[16][35]次に…とある程度のラインを塊として認識して譜面を捌く認識方法です。
画像がないと分かりづらいですね…このあたりの例はかみゆーさんの記事を見てもらえばわかると思います。
弐寺は4つ以下の同時押しで構成されています。4つ以下の同時押しが見切れるなら、あとはこのブロック認識を鍛えるのが上達の近道になります。
しかしこの上達がなかなか難しいもので、正規譜面ばかりでやっているとすぐに癖がついてしまいます。
これはどれだけのパターンがあれば考えればすぐなのですが、例えば4つ押しの次に2つ押しの場合、正規譜面は1通りずつしかないのが、ランダムをかければ4つ押しが35通り、2つ押しが21通りあります。
どちらが先に悪いサボり方をするのかは一目瞭然ですね。ランダムを使った方はほぼサボれなくなると言って過言じゃないです。
・結局いつからランダム使えばいいんだよ!
自分がおすすめするランダムを使いはじめるタイミングはレベル10が大体クリアでき、半分くらいは難安定できているくらいから、です。
段位で言うと8段合格から上達して、9段狙い始めようかなーっていうタイミングだと思います。
このくらいだと正規譜面の同時押しはほぼ処理でき単鍵の乱打も問題なし、後は認識のパターンを増やせば勝手に伸びていく時期だと思うからです。
ただし、このレベルからランダムを始めるなら正規譜面で叩くという癖がついていて、ランダム独特のバラバラな譜面が全く押せないということが危惧されます。
これは最初1~2クレのウォームアップを5~7のN譜面に当て、それにランダムをかける、3クレ目からも8、9の同時押し譜面で慣れるしかないです。
しかしずっと低難易度をやっているのは精神的に苦しいでしょうし、何より物量耐性が落ちる可能性が高いので、1週間ほどは常備ではなく、気分転換で使う感じがいいでしょう。
ランダムでも8、9のBPが安定してきたら10の同時押し曲(クロスロードとか)にランダムをかけてみましょう。
ここまでBPが安定してきたらもう常備しても大丈夫です。正規譜面に比べてBPは安定しないでしょうが、練習になる譜面に巡りあえているということです。
ランダムが当たって押しやすい譜面がきたら感謝しましょう。最小BPを目指して。
ランダムが外れてとても押しにくい譜面が来たら喜びましょう。苦手発見、克服のチャンスが巡ってきたと。
今回の記事は特に書きたかったことで、書いていくうちにどんどん長くなってしまいました。
しかもほとんどが他の方が既に書いていることで、あんまり目新しいことがないという…
まぁ、自分で再認識する、という意味合いもあるのでそこは勘弁して下さい。
ちなみに自分がランダムを本格的に使い始めたのはLincleの復帰後10段取ってからでした。
DDの時だったかな?9段取れたけど10段無理って時にランダム使ってみようとやったら、DOLLで1+2が頻発して難で落ちたのがトラウマでしたね。
そのまま譜面研究だけでGOLD、DJTと10段になったものの、行きつけのゲーセンが潰れてしまい休止、会社の先輩がやっていると聞きLincle復帰でした。
いやぁまさかAAが弱いと言われてる何て思いもしませんでしたね…っと失礼しました。思い出話は雑記にでもします。では最後まで読んでいただきありがとうございました。
2013-02-15 10:19:13 - 2013-02-15 13:57:38