スタジオひろ日記

街の写真館「スタジオひろ」の業務日記

日本語はムツカシイ

2006年04月30日 | Weblog
ある日の店頭での会話
お店には写真だけではなくTシャツやマグカップやキーホルダーが展示してある。
それらはみなネガや写真、画像データから作れるアイテムである。その展示の中には時計もある。なかなかいい置時計で子供の写真などで作っておじいちゃんおばあちゃんにプレゼントすると喜ばれると思う。

その時計をめぐっての会話だ。
お客様が「最近はいろんなものにプリントできるのね」と言った後に「写真から時計ができるんですか!」と言った。陰で聞いていた私はん?と思ったが別のスタッフが今はなんでも出来るんですと答えて和んでいた。

写真から時計が出来るんじゃなくて時計に写真がプリントできるのでは?
と思う。日本語はムツカシイ

ストロボ撮影

2006年04月29日 | Weblog
今日も出張撮影
先日も書きましたが今日もストロボで少し悩みました。今日はバックが普通の壁だったので普通に発光させて撮せばいいんだけど、それはそれでOKやからそれ以外にちょっと違った撮しかたをしてみようと思いました。
シャッター速度が1/60、ISO400というのは譲れない条件なのであとは絞りとストロボの発光量を変化させて雰囲気のある写真を写したい。
今日はデジカメも持って行ってたので絞りを変えたり発光量を変えたりバウンスにしてみたり、舞台の照明を少し触って変えてみたりいろいろ試し撮りをし、いい露出が決まったらフィルムで撮影
結局、絞りを少し開けてストロボの発光量を1/2程弱めることにした。
帰って早速現像してネガを確認。うーん上手く写っているけどコレと言って劇的に変化はしていなかった。
やっぱりバックがホリゾンの方がいいなぁ。写真って奥が深いとあらためて思う次第であります。

黄金週間

2006年04月28日 | Weblog
あすからゴールデンウィークです。お天気も良さそうなのでみなさん行楽に出掛けるにはバッチグーですね。
そしてたくさん写真を撮ってくださいね。家族や恋人、きれいな風景、新緑・・・沢山被写体はあります。
お出かけ前にカメラのチェックも忘れずに。現地でフィルムがない、電池がない、カメラが動かないってとても残念ですから。お時間があればご来店していただければ当店でチェックします。

ゴールデンウィーク中もスタジオひろは通常通り朝9時から夜8時まで営業しています。
みなさまのご来店をお待ちしています。よいゴールデンウィークをお過ごしください。

日々勉強

2006年04月27日 | Weblog
デジタル画像の扱いの難しさ、みなさんご存じでしょうか?
デジカメは当初普及を狙ってか「簡単」という言葉がよく使われ一般には簡単に撮影できしかも撮ってすぐに確認が出来る便利モノとして認識され普及したようです。
一般に撮影された写真を家でプリントしたり当店に持ってきていただいたり、ある程度みなさんもデジカメプリントをすでに見ていると思います。
当店はデジカメプリントショップですので家庭用プリンターよりも品質良く仕上げてお客様の手にお渡ししているつもりです。

さて、何が難しいかと言いますといわゆるレタッチ作業です。それもスタジオ撮影されたデータです。
スタジオでは一般よりも限定された光源で撮影されるので色の破綻はほとんどありません。ホワイトバランスも一定値を保ちます。一般の撮影よりもイイ条件で撮影出来ているのです。
しかし、デジカメはダイナミックレンジも狭くハイライトも弱いのでそこが難しいのですね。
色の破綻もしないハイライトも大丈夫という絶妙のバランスを探していきながらレタッチするのです。
お客様に「スタジオひろで撮ってよかった」と思っていただくため日々勉強しながらがんばっています。

レクサスLS

2006年04月26日 | Weblog
今日も車の話なんですがね、レクサスからLSという大きな車が披露されましたね。セルシオの後継車のようです。
鳴り物入りで日本に導入されたレクサスも苦戦しているようでLSの登場で巻き返しが出来るのでしょうか?
って1000万くらいするんですって?だいたいこんな大きな車はいらないんじゃ?って思っちゃいます。売れるのかな?ある程度売れるんでしょうね。

例えばニコン。デジカメで苦戦して銀塩を縮小までしてデジカメに力を注いでいますよね。そのニコンが35mmフルサイズのデジカメを投入すればキヤノンからシェアを奪い返せるのでしょうか?
ニコンの場合はキヤノンという他社との戦いですがレクサスの場合はメルセデスやBMWと違ってトヨタとシェアを争っているというか食い合っているようなイメージです。LSが売れればクラウンが売れないような・・・
高級車を選ぶ人、メルセデスやBMWを選ぶ人って少しレクサスと違うような気がします。
ライカやツァイスを好む人ってニコンやキヤノンはサブで持ってもメイン機にしないような感じ。<プロはまた意味が違いますけどね。

まー高級車は私には縁のない車なのですがね。
他業種の動きを見ていると我々の業界の動きも違った見方が出来るかな?なんて考えながら見ています。

写真館のブログなのに

2006年04月25日 | Weblog
スタジオひろのブログって写真のUPがないよね。今更だけど。汗
初期の頃は少しだけ載せたんだけどねぇ。風景やらスナップなんぞをUPするのはまーいいと思うんだけどそれって写真館のブログじゃなくてもいいでしょ。
スタジオひろらしい写真をUPしたいんだけど、今の時代難しくって顔が出たらマズイとか個人情報保護法とかでなんか難しくってどう対応すればいいのかよくわかってないの。Web上で個人を特定できるような写真のUPってやはり本人の承諾がなけりゃダメだし。
ほんとはたくさんいろんな楽しい写真をUPしたいんだけど今のところ文章だけになりますがご了承くださいネ。
たまには風景とか個人が特定できないようなスナップ、承諾済スナップなんかはUPしたいと思います。

注)当店ではお客様の個人情報を第3者に流用、漏洩する事は決してありません。

いったいどうなるの?

2006年04月24日 | Weblog
マミヤのカメラ部門営業譲渡発表
コニカミノルタ、ニコン、コンタックス、コダック・・・いったいカメラはどこに行くのでしょうか?SONY、松下の参入、このまま家電になっちゃうの?
フィルムカメラって1部マニアの為の製品になっちゃうのかな?ってもうなってる?写るんです等が無くなって写るんですデジが出れば本当にフィルムって特殊なものなるでしょうね。35mmも今の2Bや4×5、8×10みたいになるのかな?なんだか切ないなぁ。
ネガで撮した写真って物凄くきれいなんだけどなぁ。
でもデジカメの普及や携帯電話にカメラが付いて、かつてないほどの人が写真を撮っているのは事実ですね。カメラ人口は考えられないくらい急激に増えましたね、
これが写真文化に繋がればいいけどなぁ。スタジオひろもがんばって写真文化の素晴らしさを広めなければ。

ミウラです

2006年04月23日 | Weblog
お店の前で信号待ちする車列に目をやるとそこにはなんとランボルギーニ・ミウラが止まっているではありませんか!
オイラはボイラ、ミウラのボイラではありませんよ。念の為。
ランボルギーニ・ミウラというイタリア製のスーパーカーです。
子供のころに憧れたランボルギーニやフェラーリ、ポルシェが甦りますねぇ。
現行モデルには無いなんとも形容しにくい美しさがかつてのスーパーカーは持っていたような気がします。
カウンタックや512BB、930なんて美しかったなぁ。
ホンダNSXが出てからでしょうか、フェラーリもポルシェも少し変わったような気がします。NSXも出たときは色々ジャーナリストに叩かれていましたがカッコよかったと思いますけどねぇ。
最近まで新車で買えたんですってね、長く作ってたホンダも凄いですね。

いつかスーパーカーに乗れるようにがんばって働きましょう。
あれ今日は車ネタで終わってしまいましたね。たまにはいいかな?

うーむ悩むなぁ

2006年04月22日 | Weblog
今日は出張撮影
いつも決まった撮しかたがあるのですが今日はなんとなくいつもの取り方以外にストロボ発光しないで撮しました。
舞台の撮影なのですがバックに綺麗なホリゾンも入っているしたまにはストロボ無しもいいかなぁって軽い感じで撮しました。
フィルムの感度がISO400だからあまり絞れないのでピントに注意。
普段は1/60、F8前後で撮しますがストロボ発光しないならF4.0か場合によってはF2.8で撮します。少しオーバー目に撮してプリントで焼き込むのが基本です。
プリントまで自分でやるからストロボ使わなくてもOKなんだけどプリントが外注ならよっぽど信頼してるラボじゃないと怖いですね。

さて戻ってきて現像してプリントして「おーきれいなー」と感動したんだけど・・・
お客さんってこういう写真を望んでいるのかな?それよりもストロボばっちりたいてしっかり写っている方がいいのかな?
と突然悩んでしまいました。受け取ったお客様が写真を好きな方ならストロボ無しは喜んでもらえると思うんですけどね。
さてどっちを納品するかな?

おそろしい

2006年04月21日 | Weblog
先日修理に出したレンズを引き取りにキヤノンに行って来ました。
無事受け取り、SSの横にあるギャラリーを覗くとキレイな写真が並んでいました。キレイなのは当たり前なのですが、使用機材を見てビックリ。
いや、デジカメでの撮影に今更驚くことはないのですが驚いたのはそのプリント。
今度キヤノンから発売されるインクジェットプリンタらしいのですがそりゃもうキレイだわ。ペーパーも半光沢のプロペーパーみたいなものが使われていました。
多分展示するまでにものすごく時間をかけてレタッチ作業があったり色校正があるんだろうけどその仕上がりにキレイさには銀塩派のわれわれも驚きです。
あれで長期保存が銀塩並になれば町の写真屋さんは相当困るでしょう。恐ろしい。
まー驚いてばかりもいれませんので我々もがんばっていろいろ勉強しましょう。