四国大学学修支援センターのスタッフ日記

徳島県にある私立四国大学学修支援センターに関する新着情報の他、スタッフの日常などを幅広く配信しています。

学びは富である

2018年10月28日 10時00分00秒 | スタッフ日記

こんにちは、休日の僕です。

秋の夜長いかがお過ごしでしょうか?

最近は、ようやく?自分の勉強に時間を割けるようになってきたかな?と思いますが、年末に向けてやはり忙しい状況は変わらないようです。
今年は出張やら、初めて野試験監督が多いので、休みらしき休みが無いです。

が、まぁWork as Lifeの精神で頑張りたいです。
一度やらかしているので、また疲れないようにほどほどにガスを抜きつつ、です。

さて、皆さんは「進路指導」「キャリア教育」という言葉を知っていますか?

進路指導というと、この先の進路選択や就職に的を絞って、成果を上げようという指導のことを意味します。
対策講座やマナー講座等はこちらの色が濃くなるでしょうか。

キャリア教育といった場合には、それまでのキャリア(経験)から、現在や将来を見据えることなどを主眼として行われる教育を意味します。
進路選択や就職だけに狙いを絞ったものに限らないのが特徴です。

ただし、日本においてはこの両者はそう違い無いといわれていることが課題だとも言われています。
つまり、ほぼ同じと考える人が多いのです。

確かに、進学や就職が全てみたいな価値観は否定できませんよね。
私自身サラリーをもらって仕事をしている身分なので、否定はできません。


最近は、個別指導を受けている学生さんのキャリア指導を行う機会が増えてきました。

進学を進めたり、数年後の自分を想像し、社会に出てからはどういった勉強をすれば良いか等を指導しています。
Life-long Educationや、リカレント教育に通じるものではありますが、学び自体が富であると私は考えているので学び続けられるような力を意識しています。

時給1,000円で勉強しないか?というと、喜ぶ学生は多いのですが、なかなかこれがイメージできないのでモチベーションが続かないのでしょうね。
1000円とは言いません、もっとかな?実際に勉強をすることはお金をもらうことに他ならないことを理解してもらいたい今日この頃です。

学生さんが、運転免許を取ったよ!みたいな話を良くするので、それを例に挙げます。

話を簡単にするために、費用は30万円で運転免許を取得したとします。
必要な時間は、最短で60時間(講義+実技)だそうです。

言い換えれば「1時間あたり5,000円を払って免許を買った(=勉強した)」ことに他なりません。
あれ?支払った?そうです、この時点では支払って勉強したことになります。

さて、運転免許を取得したら…

通勤・通学、旅行、買い物等いろんなことができるようになります。

これらに車を利用できることで、時間、お金この両方がお得になります。
たとえば、全部タクシーを使ったとすればお金がかかりますし、バスや自転車・徒歩の場合は多くの時間を費やすことになります。

これで分かったかと思いますが、この話は30万円で60時間勉強したことで、死ぬまでの人生においてこれだけ得をすることができますよということになります。
単純に1日の移動費や移動時間を計算してみてください、それが死ぬまでお得になるんです。

教習所での1時間の勉強がそのまま、未来のお金になっていることに気付いたでしょうか?

これは、他の勉強でも同じことがいえます。

管栄の学生さんには、料理や栄養管理が得意になったら将来の病気や健康、食費に費やすお金が少なくなるので、そのままそれが将来のお金になるのだと指導しています。
まぁお金がすべてとは言いませんが、お金があっても使う使わないは自由です。
問題なのは、使いたいのに使うお金がない場合です。
お金を持ってて悪いことはないです、いらないならいつでも私がもらいます!

就職やキャリアアップ等において、勉強は割と儲かるんです。
私ももっと勉強ができればお医者さんになりたかったんですけどねぇ…

さて、長文を書いたのでお仕事に戻ろうと思いますよってに。