★夫婦珍道徒然日記★

2ヶ月の準備期間で日本を脱出し、漂着した楽園ニュージーランド。その後の人生を語ります。

誕生日イブで思うこと

2005-11-14 15:44:34 | 旅日記


今日は11月14日。このまま交通事故でもなければ
明日愛でたく私の誕生日を迎えることになります。今朝
食事時に嫁さんのカウントダウンでようやく目が覚めました。

“あと15時間で40歳!”・・・・・横で嫁さんが無邪気に
元気よく叫びました。

重たく響くと歳ですよねぇ。仮に80まで生きるとすれば、
もう人生の折り返し地点まで来たことになります。

早かったなあ。。。。でも40にしては全く精神的に
成長していないと嫁さんに言われ、自分でも“幼いおっさん”
になってしまったと反省しています。情けないといいますか、
何といいますか・・・

まさか職無しのまま誕生日を迎えるとは・・・・全くもって
予想だにしなかったことでありました。普通に人生を歩めば、
会社の課長くらいのポジションにはいたんでしょう。いつ
かしら歯車が狂ってしまい、人よりも余分に遠回りの人生を
フラフラとここまで歩んで来てしまいました。

最近は自分に与えられた“運命”を楽しむことを覚えました。
名誉欲・金銭欲・体裁で無理をしたり邪悪な感情を抱いたり
すれば、私の場合かならず“振り出し”に戻されてしまうよ
うなのです。お天道様は全くのお見通しであります。

まだまだ素直でない頑固おやじの面を持つ私ですが・・・
焦らず自分の気持ちに逆らわない自然体が自分に合っていること
を、よ~~く学ばさせてもらった30代でありました。

歳代わりは、物思いに耽けりがちなのですが、今不思議と幸せな
気分であります。私にとって過去いずれの年代よりも楽しみで、
これから先一体どんな10年になるのかなあと・・・・想像力は
たくましく膨らみます。

振り返れば、私の30代は衝撃的な出会いで始まりました。
30歳の誕生日の当日、四国の高松、桂浜まで遊びに行ったとき
のこと。

私は高知が“坂本龍馬”の出生地であること、そして高知の猟師町
の女性は滅法お酒に強いということ意外に全く予備知識なくこの地
を訪れました。

桂浜にある例の坂本竜馬のお顔を人目拝見しようと彼の銅像の前に
立ち、立派なお顔を眺めていたところ、“ハッと”としてしまいま
した。

そこに説明されてある彼の誕生日がまさに私と同じ日。また彼は
33歳のこれまた誕生日の日に京都・近江屋にて襲撃され暗殺さ
れていました。

”まさか自分の誕生日の日に遭遇するとは!!!!・・・”

それ以降“自分も歴史上に名を残すかもしれない”・・・と訳の
分からぬ勘違いし自惚れた時期でもありました。

ビクビクしながら迎えた33歳の誕生日・・・不安はもろくも
吹っ飛び、見事!何もおこりませんでした。当たり前です。

ようやくトラウマから解放され、それ以降現在まで波乱万丈な
人生を迎えます。36歳で嫁さんと愛でたく結婚、そしてその
直後にニュージーランドに移住を決意、そしてまた日本に帰国・・・・

「海運を盛んにし、西洋文明を取り入れ、富国強兵を実現せねば
ならない」と説いた坂本龍馬には勿論到底及びませんでしたが、
海外への志・ニュージーランドと日本人のとの架け橋の役割を果
したいという気持は、今から考えると偶然にも似ていたかもしれ
ません。

“あぶら”がのってきた40代。いろんな困難がこれからも待ち
受けているでしょう。でも後悔の残らぬよう一生懸命邁進してい
こうと決意も新たにしたところであります。


一層のこと「平成の海援隊」でも作りましょうかねぇ、将来。

スイマセン、今日はニュージーランド滞在記と全く関係ない話でした。
ブログタイトルそろそろ変えようかな?

ではまた次回まで。



ニュージーランド滞在中の写真集http://www.k2.dion.ne.jp/~nzwander

英語の発音とリスニングUDA式30音トレーニング(DVD)



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1 コメント

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 (雪風)
2005-11-14 22:47:14
40歳おめでと~~~~~~っ!!!!



いいおっさんだね。俺はまだまだ39歳です。笑



そう言えばもしかしたら22日に大阪に仕事で行きます。予定が近々調整出来るので、もし時間があらばご連絡します。



お会い出来ましても、プレゼントは無いと思いますので、あしからず。。。。



                  雪風39歳拝
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