家族のための<認知症>入門 (PHP新書)中島 健二PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
■Amazonからの引用です。
■出版社/著者からの内容紹介
物忘れが激しくなり、「財布や貯金通帳が盗まれた」と騒ぎだす。外出すると自分の家が分からなくなる。さらに夜間に徘徊をくり返す、トイレに行っても後始末ができない……。
アルツハイマー病をはじめとする認知症の患者とどう向き合うか。本書では、診察室を訪れた家族と患者の事例をもとに、認知症の診断、治療、介護の実践法を専門医がやさしく解説。いわゆる「痴呆」とは誰にも起こりうる病気であり、決して他人事としてとらえてはいけない。また、「認知症」を身内の恥ととらえる家族もいるが、そのような態度も好ましくない。著者は、患者の自尊心に配慮した暮らし方のヒントを紹介する。「理屈で説得しない」「指示はゆっくりと」「照明は明るく」「食事や入浴の留意点」「介護サービスの上手な利用法」等々。
介護のつらさを抱え込む家族や介護従事者たちを救済する一冊である。