思い出いっぱい『整理箱』

いろんなことがありました。
あの日のこと、あの頃のこと。《エトセトラ》ですね。
思い出すまま書き出してみました。

社長失格の幸福論

2007-08-28 18:07:19 | ■Weblog
社長失格の幸福論
板倉 雄一郎
英治出版

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ハイパーネット社倒産の「その後」をつづった著者の自伝的1冊。話題を呼んだ『社長失格』執筆以降の葛藤の日々と再起への歩みを、ベンチャー経営論や人生論などを交えて描き出している。
会社倒産と自己破産の後、著者は表舞台から退いて実家に身を寄せ、2匹の犬と近くの川を散歩する平穏な毎日を送っていたという。そこで自身を顧みて、次のような考えに到達したという。「すべてを受け入れることが、すべての始まりである」「何もかも失ってしまえば、おだやかな心をもつことができる」「人は所有を追い求めて選択の幅を失い、所有することによって自由を失う」。本書には、こうした著者の達観したメッセージが多数盛り込まれている。
■ 著者はしかし、そう簡単にすべてに折り合いをつけることができたわけではない。講演活動やマスメディアの取材などで周囲が賑やかになるなかで、「社長失格」のレッテルに束縛を感じたり、自分は何に役立つ人間かに悩んだり、お金や女性との交際の問題で悶々としたりなど、依然として揺れる心の内を明かしている。このみずからを語る率直さには引き込まれるはずだ。
■ 当時はネットバブルが訪れたころで、そのブームへの客観的な評価や、自身がもつビジネスモデル特許のその後、光通信などの新進企業の下での再起など、読みごたえのあるエピソードも多い。なかでも意思決定やリスクのとらえ方に関する考察は大きな示唆を与えてくれる。頂点を極めた人間が挫折を経て老獪ともいえる強さを得たという、スポーツ界などでよく語られるケースを著者にも重ねてしまうが、本書にはそうした奥深さがある。(棚上 勉)
■内容(「BOOK」データベースより)
三七億円の自己破産から五年。静かな、そして慌ただしい日々のなかから、板倉雄一郎はその経験をいかに思索していったか?停滞感が忍び寄る時代に、自分らしい生き方、幸福とは何かを問う、自伝的幸福論。