今回はアボミネーションを紹介します。
発売種:ハルククラシックシリーズ1 マーヴルレジェンドシリーズ13 可動箇所:クラシック40ポイント、レジェンド28ポイント
キャラ設定:本名/エミル・ブロンスキー スパイであったブロンスキーはガンマ線放射装置で自殺しようとしたブルースを止めようとして誤ってガンマ線を浴び、全身が鱗で覆われた巨人になってしまう。だが、ハルクと違い人間としての意識を保っている。
素体はオリジナルで、ハルクより一回り小さいせいかこちじんまりとした感じですね。
造詣は一見シンプルに見えますが、表面にはアボミネーションの特徴であるザラザラ肌がモールドでしっかりと再現されています。もう一つの特徴であるブツブツもかなりキモい感じに表現されています。ペイントは本体は成型色で、ブツブツと手足の爪が塗装されています。
顔は歯をきっと剥き出しにした怒り顔になっています。
可動数は多く足の指も二本可動しますが、可動範囲が狭いので、思ったほど大胆なポーズが取らせられないのが残念です。
こちらが付属のロケットです。三パーツを組み合わせて完成させるもので、両腕を振る腕振りアクションで壊す仕組みのようです。実は本体よりもこちらのロケットの方が気になっていたのですが、こんな単純なものとは思いませんでした。
こちらがレジェンド版で、素体はオリジナルで体格はクラシック版を大きく上回っています。
造詣は体の皺がクラシック版よりもくっきりとしたモールドで表現されていて、ブツブツは全身に分散され、集中しているのは頭と背中だけになっています。ペイントは単色ということもあってか、ほぼ全身行き渡っていますが、クラシック版との一番の違いはパンツを履いていることですね。怪物キャラでも隠すものは必要ってことでしょうか(同シリーズのブラックハートは履いていないのに)?
顔はクラシック版よりもさらに歯を剥き出しにしたより凶暴性を増した出来栄えで、爬虫類を思わせる縦長の瞳もいい感じです。
可動数は少ないですが、可動範囲そのものは広いので、キック&パンチなどのアクションポーズもバッチリ決まります。
バリアントのダメージVerです。潰れた顔面から飛び出した血が痛々しいですが、変身状態の血の色って黄色なんですね。
クラシック版との比較です。大きさ的には二回りくらい違いますね。
ハルクとの対決画像です。クラシック版ではあっさりやられてしまいそうですが、レジェンド版だと体格が大きいので対戦相手に相応しいですね。
ハルクより一回り小さくて可動数の多いクラシック版、ハルクより一回り大きくて可動数の少ないレジェンド版、どちらがいいかといえば僕としては大きさをハルクくらいにして可動数の丁度いいフィギアを造って欲しいと思いますね。
アボミネーションでした。各フィギアの出来はアンバランスですが、ハルクヴィランの中では唯一クラシック&レジェンドの両方で発売されたことを考えれば幸運といえますね。ラストは小さいクラシック版から巨大なレジェンド版にパワーアップするといった感じの画像でお別れです。