Mr・サンスター研究所

 TOYBIZ社製6インチフィギアをマーヴル、ロードオブ・ザ・リング、レジェンダリーを余すことなく紹介するブログです。

シリーズ解説四 レジェンダリーコミックブックヒーローズ

2009-09-05 22:03:41 | 日記

今夜はレジェンダリーコミックブックヒーローズについて解説します。

レジェンダリーコミックブックヒローズ(アメトイ店では長いのでレジェンダリーヒローズと省略)はマーヴルから撤退したTOYBIZがプロレスフィギアなとを発売する際に持ちていたMARVELTOYSというレーベルに変更して販売・展開したアメリカンコミックフルアクションフィギアシリーズです

フィギア化するのはスポーンを除くイメージコミック、ダークホース、2000AD,TOP COW,AAA POP,DF,12-GAUGEの計七社からで、コミックフィギアの版権数としては最多ではないのでしょうか。2007年春のアメリカトイフェアにてノーマルシリーズ1,2とツインオパックの試作モデルが発表になり、マーヴルからの撤退で、TOYBIZフィギアも消滅か思っていたファンにとっては、正に朗報以外のなにものでもなくそれ故に世界中で注目され、発売前にe-bayに偽者が出回り、初入荷したデンマークのウォルマートでは店頭に並ぶ前に情報がリークされるといった異常自体が起こりました






こちらがノーマルのパッケージです。ノーマルはマーヴルレジェンドの後期と同じくビルドフィギア仕様になっています。タイトルが上になり、下にキャラクターのイラストと名前が入っているなど、レジェンドやクラシックとの差別化を図っています。裏面にはキャラクターの解説とシリーズの全キャラが載っているだけでバイタルデータは載っておらず、バリアント画像も載っていません。またスーパーボーザルシールは貼られてなくて、代わりにビルドフィギアの解説が書かれているシールが貼られています。ちなみにスーパーボーザブルシールが貼られているのはコナンVSウラールのパッケージのみとなっています。



ノーマルシリーズにて発売されたフィギア達、どのキャラもTOYBIZの技術がいかんなく発揮されたハイクオリティフィギアになっています。もちろんバリアントも健在です。ただし、造詣まで変っているのはスーパーパトリオットただ一体だけでした。



ビルドフィギアのピットです。TOYBIZのビルドフィギアだけあって、造詣は細かく可動も文句無しです。ジャイアントビルドとの比較すると大きさ的には負けていますが、ボリュームに関してはこちらの方が上ですね。また、大きさもノーマルキャラと比較するとかなりの大きさであることがお分かりいただけると思います。




続いてはツインパックです。パッケージのデザインはノーマルとほぼ一緒ですが、二体分のだけあって、ボリュームもけっこうあります。また真ん中の名称がキャラではなくコミックタイトルになっているのも特徴です。裏面にはノーマルの全キャラが載っています。


ツインパックにて発売されたキャラ達、発売前はウッチブレイドとダークネスも予定されていましたが、ノーマルでアソートされていたキャラ同士だったせいか、ボツになりました。

以上、レジェンダリーコミックブックヒーローズの解説をざっざと簡単に書きました。2007年の夏のコミコンにてシリーズ3の試作モデルが発表され、シリーズ4のラインナップが発表になり、これからというところで、工場にて亜鉛などの不純物が発見されシリーズは一端中止になり、翌2008年には正式シリーズの中止が決定しました。マーヴル以外のコミックキャラがTOYBIZクオリティでフィギア化されるという意味では非常に意義のあるシリーズだっただけに中止と聞いた時には愕然となり、これによって、事実上TOYBIZフィギアが消滅、アメトイにとっては一つの時代が終ったという気持ちになりました。最後はレジェンダリーのメジャーキャラ集合でお別れです。それにしても版権が違うだけあって、同じメーカーのフィギアとは思えませんね。


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