VAIO NOTE Z1引退

Windows XPのサポート期限が間近に迫ったため、これまで長きに渡って我が家のサブマシンを務めてきたVAIO Z1/Pをついに引退させることにした。


お疲れ様でした。


このZ1/Pは2003年春発売のモデルだから、かれこれ10年以上も昔のマシンということになる。
この10年余りの間、SONYでVAIOのくせに故障らしい故障もなく、艱難辛苦を共にしてくれた。

折しも、SONYのVAIO撤退が決まった年に、この名機が退役の日を迎えるというのも感慨深いものがある。

私のZ1は以前に書いた通り、内蔵ドライブをSSDに換装してある。しかし、取り付けたSSDは初期の廉価モデルであったため、近頃はプチフリ現象が酷く、再度のドライブ交換を行うことにした。とはいえ、旧モデルのために今さらIDEのSSDを新規に購入するような余力はないので、デッドストックのハードディスクで間に合わせることにした。ハードディスクとは言っても、5400回転の120GBのモデルであり、またIDEインターフェースのボトルネックのせいで、カタログスペック上の速度はSSDとさほど変わらないはずである。

久々の換装作業はこの機種の分解にすっかり慣れてしまったこともあってあっさり終了。
（Z1の分解手順についてはこちらを参照。）

今回は最後の換装ということで、リカバリからやり直すことにした。
ところがリカバリー直後のXP SP1の状態ではWindows Updateのサポートが終了しているため、ブラウザからWindows Updateのサイトに接続できなくなっている。そのため、MSのサイトからSP3のアップデータを直接落としてくる必要がある。
また、SP3よりも前のバージョンでは、無線LANのセキュリティがWEPにしか対応していないなど、時代の流れを感じた。

今回はリカバリーから始めてWindows Updateに続いて各種ソフトのインストールまで、頻繁に再起動を要求されることもあってざっと一日がかりだった。

XPもラストということで、今後検証用等のスタンドアロンマシンとしてドライブの換装やリカバリを考えている人は、早めの準備をしたほうがいいかもしれない。




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