スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

世界のしくみを解き明かしてきたものは「要領」ではない

2014年02月01日 | 社会
今の世の中には、「ライフハック」とか「就活で勝つ方法」とか、要するに仕事をするうえで上司に気に入られようとか、組織の中でうまく立ちまわって組織を利用してのし上がろうとか、つまりは「コミュ力」とか「空気を読む力」を重視して、組織に適応せよとか、そんなような主張があふれています。

これは、逆から見ると、採用選考の場というのは、上と反対の、つまりは「要領の悪い、上から言われたことを素直にできない人間」を選別してふるい落とす場でもあると言えます。

組織に順応した要領のいい人たちというものは、自分たちの常識から外れた「変わった人」や、「要領の悪い人」を見つけると、「変わり者」「空気が読めない」「コミュ障」などのレッテルを貼ったりして、沈黙を強いたり、組織からの排除を目論みがちです。いわゆる「同調圧力」というやつです。

なるほど確かに、普通の凡庸な組織や企業では、そういう「空気の読めない」「要領の悪い」人たちの多くは、最初から採用されないか、単なる「変人」とか「仕事のできない人」という評価のまま一生を終わるのかもしれません。

だけどさ、

この世界の謎を解き明かしてきたのは、そんな固定概念に囚われた人間たちからの、「変わってる」「要領が悪い」「協調性がない」「お前の意見は間違ってる」「頭がおかしい」「異端」「狂ってる」「脳が腐っている」「他の子供に迷惑だから学校に来ないでくれ」などという声をものともせずに、自分の興味や自らの信念に従って、自分が信じたものを曲げずに学問や研究に打ち込んできた人たち、そういう人たちだったのではないのですか?
違いますか?


…でもまあ、そういう人たちと一緒に働くのはストレスが溜まりそうだから俺も遠慮したいけどね。



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