久しぶりのエアフィックスの赤箱。復活した頃は出来も良くなったし、デカール上質、値段も破格で贔屓にしていたエアフィックス。しばらくご無沙汰している内にどんどん値段が上がり、よほどの事がないと買う気にならなくなった。テンペストは前から作りたかったのだが、エデュアルドを奢るほど入れ込んでないし、でこれ。
72の単発機としては昔の倍位の値段になったが、中身も進化していた。何しろ、箱が重い。(分割細かく部品が多い。)気にしていたキャノピーはヘビーな窓枠では無かったが、今度は枠のモールドがはっきりしなくて苦笑した。ちょっとヘビーなスジボリは相変わらず。組精度はタミヤと良い勝負で胴体、翼をバラバラで塗ってから組んでも問題なかった。おかげで、マスキング、吹き付けが楽に出来たように感じる。
主翼前縁の黄色帯、スカイバンド、インベイジョン ストライプスまでデカールになっているが、貼る自信が無かったので脚カバーのそれ以外は塗った。デカールが寸法取りに便利だった。勿論、デカールは上質。
薄翼になり胴体が伸びたせいも有り、6頭立ての大八車のようなタイフーン君よりずーっと恰好が良い。模型の方も作り易くて出来栄えも良い好キットだった。この飛行機が好きならお勧めだが、最近手に入り難いのが玉に瑕。