「その」いくつまで行くのか不安を抱えつつ、最初の一歩で「その2」。
昔、「非情の海」ニコラス モンサラット、にぐっと来て、買いに行ったこのキット。当然、大きいし造り方判らん、こんなの作る自信無いで長らく戸棚に眠っていたが、その間度胸も付いたし新技術も出た(瞬間とかの諸材料)ので寝かしておいたのは正解だった、かな。
船体はウェスターンアプローチに塗った。キットは純正英国製コルベットが基本で、米国仕様も選べるはずだ。内、英国のブルーベルはどうも迷彩パターンが判らない。US Navyは射程外、消去法でカナダのスノーベリーとなった。カナダ仕様コルベットは掃海設備が標準となり船尾が少し違うのだがK166は英国仕様なのだ。
この辺でやっておかねばいけないのが製作・保管用の台に固定する為の仕込み。戦車を気合入れて作られる方がやってるように船底にナットを固定しておく。私はケミカルウッドに3mmのインサートを組み込んだ物を作ってもらいエポキシでしっかり止めた。船の場合底が平らでないので片当りしないような工夫が必要だ。
甲板の木張りは鉄道模型に使う筋付薄板が買ってあったので利用した。接着はタミヤのクラフトボンドを使ったがこれは使える。糸を引かないし片側が木ならプラへの接着は能書き通りできる。キャノピーも試してみたがしっかり止まるのでお勧めの新接着剤。縁は角材をジェリー瞬間で止めた。船首の曲がっている部分は濡らした角材をだましだまし曲げておいて端から止めていく。この位の縮尺だと木製の所に木を使うと効果的だ。
甲板を固定すると次は上に乗る箱物、艦橋とか船室ね。全部板組だぞ。その前に甲板と船体の隙間をなんとかしなければいけない。尚ネットで紹介されている作品に、「二冬掛かった。」とのせりふが有った。