時々、気分転換にこういうのが作りたくなるようで、発作的に買ってしまった、カストロール セリカ モンテカルロ ラリー ウイナー。さすがにきな臭いのばかりは飽きてくるのかもしれない。
もっとも、以前から気にはなっていたのは確か。このセリカは恰好良いし、カストロール カラーも洒落ている。これ、人気者らしく、ハセガワ、アオシマも発売していて、どれにしようか迷うのだがモンテカルロはタミヤしか売ってなかった。よせば良いのに、各社比較なんぞを読んでしまったが、タミヤは、同社初代48スピットファイアのように、ちょっと味付け濃すぎのフォルムとの事。でも、模型的に恰好良い姿だと思う。
1993年のキットなのだが、さすがのタミヤ、組み立てに全く不満は無かった。ただ、前のウインカーが透明部品では無いのが不思議ではある。
自動車の模型はどれもそうなのだが、難しかったのが窓枠のマスキング。ハセガワの黒いクレープ紙テープでやって見たが、素材のせいか際がすっきりせず思惑通りには出来なかった。もう少し窓枠のモールドがきつければ、ナイフで切り出したかもしれない。そう言えば、最近のキットは窓枠が別部品だそうで、これは、すっきり仕上がるのだろうなー。
ボディーは白サフェで塗って、半光沢の缶スプレーで少し艶出しておいてからデカールを貼った。半艶の方がずらしやすく位置決めし易く感じる。尚、デカールはちょっと固めで凸凹に馴染ませるのに苦労した。エアブラシは窓枠のスターブライトシルバー、バックライトのマスキングが入ったテールランプのクリアレッドと最後のクリアだけ。後は缶、白サフェ、半艶、艶消しクリア、銀に黒とマスキング目止め用にプライマー。
箱絵のようにナイトステージ用のライトポッドも付けられるが、せっかくの流面形が台無しになるのでパス。
カストロールカラーの軽やかさが良いね。