夏のピーク時使用電力量を下げられないかと夜間電力をバッテリーに
充電し、それを昼間に正弦波インバーターを介して使用するシミュレーションを
して見た。
まずSHARPの発電量シミュレーション
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=3&ved=0CJ4BEIwQMAI&url=http%3A%2F%2Fwww.sharp.co.jp%2Fsunvista%2Finquire%2Fsimulation%2Fcompare%2F&ei=UOhvT5G5IuLnmAX0wsH7BQ&usg=AFQjCNEyHcEcX2Zh56ceQJC44NlRk5ac9g&sig2=FI7ae8ghF5K8jgos_HcULA
で住所地に最寄りの地点を選択→屋根の形を選択→試算するシステムを
3.4kw型を選択→設置する屋根の方位を選択→このブログの565.で
貼った画像の中の2月分の電気代12,091円を入力→2月を選択→
試算するをクリックすると出て来たのが、貼り付けた画像右側の試算結果
で有る。
1年間の消費電力量が推定、5,380kwhで、1年間の消費電力料金が
131,555円となった。
5,380kwhと言う数値は、日本の標準的な家庭の消費電力量にも近い。
そして上側の表の8月分の使用電力量予想の516kwhを31日で割って出た数値
16,645whを1日の使用電力量とする。
それを画像左上の夏季の1日の電力需要のそれぞれの折れ線に当て嵌めて
午前7時から午後11時までの16時間の電力量、午後11時から午前7時までの
8時間の夜間電力量を積算してみると、赤線の全需要を当て嵌めた場合の
16時間使用電力量は、75.6パーセントになり、青線の家庭を当て嵌めた場合の
8時間使用電力量は、74.1パーセントになった。
家庭を当て嵌めた場合は全需要に較べて、仕事を家庭外でする大人や
学校へ行く学生の比率が高くなる為に16時間の電力量の比率がもっと
低くなると思ったが、それ程変わらなかった。
画像左側下の四国電力の料金体系の1つの時間帯別電灯(得トクナイト)に
当て嵌めて見ると、1年間の推定消費電力量の5,380kwhに8.69円を
掛けた値、46,752円に基本料金の1,155円を足した47,907円が
1年間の消費電力料金になる。
131,555円から47,907円を引いた83,648円が、得トクナイトに料金プランを
変更して、それ以外の割高な時間帯に購買電力を使わない場合に浮いた
1年間の消費電力料金になる。
使用する電力を全て夜間料金が当て嵌まる午後11時から午前7時までの
8時間の間に、午前7時から午後11時までの16時間に使用する電力量を、
バッテリーに充電するとすると16,645whの75.6パーセントは、12,583.6wh。
G&YuのSMF31MS-850 (20時間率が115Ah)
http://shop.onegain.co.jp/shopdetail/009002000011/order/
は、12Vだから115Ah掛ける12Vは、1,380VAh。
DC-AC正弦波インバーターの変換効率を90パーセントとすると
1,380VAh掛ける0.9は1,242VAh。
充電しなければいけない電力量の12,583.6whを1,242VAhで割ると
およそ10台になる。
全放電してから充電すると早く寿命が来るらしいので、50パーセント
になる時点で充電する事にすると倍の20台が必要な計算になるが、
1日の使用電力量として計算に用いた16,645whは、8月の平均値なので
ピーク値はもっと大きいので、それに備える為の猶予量と考える。
G&YuのSMF31MS-850の2個セットが35,600円なので、掛ける10セットで
356,000円。
COTEK正弦波インバーター (DC-ACインバーター) 3000W SK3000-112 (12V)
http://shop.onegain.co.jp/shopdetail/002002000021/order/
1台で3,000wを直流から交流に変換するので、100Vの電気機器を
30A分使える。
起動時のサージ電力は、倍の6,000Wなので余裕が有って安心で有る。
単身世帯や1部屋しかエアコンを使わない夫婦2人の世帯、或いはそれに
プラス幼少児の世帯は、これが1台でバッテリーも10台でいけると思うが、
今回のシミュレーションでは、6,000Wまで電力が使用出来る様に2台必要と
すると1台が135,975円なので、271,950円。
それに全自動バッテリーチャージャー AFC-30
http://shop.onegain.co.jp/shopdetail/004004000001/order/
が、43,680円。
夜間の8時間中に12,583.6whを充電しようとするとこれが何台必要
なのかは分からなかったので取り敢えず1台。
以上、バッテリーが20台で356,000円で、正弦波インバーターが2台で271,950円、
充電器が取り敢えず1台で43,680円、その他、小物も必要な物も
有ると思うが無視して合計金額が671,630円になる。
得トクナイトに料金プランを変更して浮く1年間の消費電力料金83,648円で
割ると約8年間で設備費の元が取れる事になる。
夏のピーク時の発電量が現在の原発が可動していない状態では足らない
として発電効率が低い為に休止した古い火力発電所をたしか
百億円ぐらいだったか多額の費用を掛けて整備して再稼動させようと
していると昨年にTVで見た。
四国の世帯数は、150万世帯ぐらいなので、その1/5は30万世帯。
30万世帯が昼間を含む16時間帯の電力をすっぽりと使用しなく
なったとしたら発電効率の悪い古い火力発電所を再稼動させなくても
良くなるのでは無いだろうか。
仮にに古い火力発電所の整備費用の百億円を30万口で割った
3万3千円余りと国、県、市町村で10万円を補助するとして
加算すると6年少々の償却期間になる。
バッテリーの更新期間もそれぐらい持たないだろうか。
バッテリーが日本のメーカーの製品で適当なのは無いかと捜して見たが
何倍も金額がする様なので外国メーカーのG&Yu製を記した。
電気関係に素人なので適当に書いたので私の知らない問題が、
多分有ると思う。
詳しい方はここに問題が有ると指摘して頂きたい。
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