パルテノン神殿の再興

2021年05月24日 | 歴史編
ペルシャ戦争終了後
自信を持ちたアテネ人
テミストクレス亡きあと次世代の
カリアスの平和と共にペリクレス
パルテノン神殿の再興決断す
アテネの平和の時代なり
ペルシア戦争で焼かれて以来
残念なままの神殿を
他の神殿の群を抜く
アテネの誇りとすべきなり
そう考えたペリクレス
第一級の彫刻家 フィディアスに
総監督を命じたり
フィデアス 大いに感じ入り
ライフワークに足る仕事
総監督だけでなく
メインの部分の彫刻は
自ら熱心に手掛けるなり
熱の入れよう分かるなり

ペリクレスしばしば現地を訪れて
フィデアスと意見交換したらしき
されどもストラテゴス筆頭の
彼は政治軍事外交に
日々を捧げる運命なり
フィデアス生涯かけてパルテノン
神殿完成させた後 
2年後生涯終えるなり
パルテノン神殿素晴らしき
アクロポリスの丘の上
一大舞台の芸術なり
アテナ信仰の深い伝統と相俟って
アテネ市民の誇りとなりて
2500年後現代も同じレベルの建造物
造り上げること難かりき

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