どうも最近主治医との相性が良くない。医師としては優秀だとは思うけど保守的というか、まあ、医療システムの問題でもあるけど、やはり自分は研究者の端くれだから、勉強もしてるし、色々と思うことがあり質問するのだが、個人的には中途半端に聞こえる回答や「今、非現実的なことを話しても意味が無い」の一言で終わってしまう。主治医の言いたいことはわかる。でもなんか腑に落ちないんだよね(別に主治医と喧嘩してませんよ、むしろ淡々と喋るところあたりプロだと思うし)。対面でもコミュニケーションって難しい。また、医療情報について調べすぎるのもあまり感心できないとも言われた。普段、僕がネット上でクローン病情報に関するブログを無機質に書いているのには実は意味があって、インターネットは情報収集には便利だと思うけど、ネット上でのコミュニケーションには限界があると僕は考える。まあ、たわいもない話ならネット上でも可能だとは思うけど。でも例えば、「ありがとう」って言葉だけでもイントネーションや表情でだいぶ意味が変わるでしょ。基本的にコミュニケーションは言葉だけではなく、表情、口調、その人の持つすべてを合わせて完成するものだと僕は思っている。だから、普段僕の書く雑記でも心情の吐露は極力避けて淡々と書く(自分の記事を読み返すと面白みのない記事書いてるなって思うことは多々ある)。掲示板や他人のブログにコメントすることもほとんどない。mixiのクローン病のコミュニティーにも入っているけど、一回ぐらいしか書き込んでいない(しかも、内容の無い話)。いくら同じ病気の人達とだって、実際顔を合わせたこともない人達と非常にデリケートな病気の問題をとことん話し合うことなんてできないでしょ、って自分は考える。でも自分はお喋り好きというか議論好きだから、実際会えばクローン病の話でもその他どんな話もとことん話すけどね。入院中は患者といろんな話をよくしたし。基本的にこのブログは僕自身の勉強帳だったりするので、クローン病関連の海外文献紹介のエントリー記事でも、僕ならこう考えるなとか、僕ならこういう実験系を立てるなとか、研究者の端くれとして色々考えることが多いんだけど、あえてできるだけ書かない。文字に起こすのがのがめんどくさいってのもあるけど、インターネット上では誰が見ているか分からないし、査読もされていなければ医師でもない自分の論説が勝手に出回るのも読者・患者を混乱させる原因になるかもしれないし、実際会って喋らないと分からないことが多すぎるからね。できるだけ正確に、かつ簡潔にクローン病情報の記事(というか英語論文や海外ニュースを日本語に翻訳した要約文だね)を書いているつもりなんだけど、原文が読めない人はこんな話もあるんだくらいに思ってください。実際、科学論文も仮説の段階の記事が多いので。知りすぎることは良くないんでしょうかね。で、ずいぶん考えたんだけど、これからクローン病情報の記事は投稿しないでいこうかなって。まあ、記事は書かなくても自分の性格からして一人でクローン病関連の情報収集はしてしまうでしょうけど。でも、アクセスログやたまにもらうコメントやメール(なぜかもらうメールはクローン病患者では無い人だったりする、まあ、年に1、2通ですけど)を見る限り、一応一定数の読者はいるようなので、止めるべきか続けるべきか読者の意見を聞きたいです。ホームの欄から意見を頂けると幸いです。匿名、フリーメールで結構です。かつ、頂いたメールの守秘義務は守りますのでご安心を。
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